作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 東電の放射能検知器の機能不足に呆れる 】

2011-08-03 18:12:16 | 02 華麗な生活

福島第一原発の1号機と2号機の間にあるパイプや、
炉心部のベントの場所から、
ケタ外れの数値が出たが、
10シーベルトまでしか計測出来ないものや、
5シーベルト
が上限の検知器を持って行って、出た数値が最大で後は
計測が出来ない
ものを持参して、しかもその上限自体が
人体を即死に追い込む程の凄い数値であることの
報道が
弱すぎると思うのだが、枝野官房長官の意見を聞きたい
ものだ。

5とか10とか言うから、気を付けないと間違える。
普段言ってきたのはミリ・シーベルト
だから、
5または10というのは、実は5000ミリ・シーベルトを意味し、
10は当然1万
ミリ・シーベルト。
作業員が傍まで行っている写真があったが、あの場に
留まっていたら
彼等の生命は保証されない。

福島の原発事故の凄まじさは、いよいよ高まるばかりだが、

「オレは原子力に強いんだ」と豪語した菅チョクトは、
ベントをやれと命じた事実を
知らぬげに振る舞っている。

日本の「原子力村」なる閉鎖社会のメンバーは、東大の
原子力工学部の卒業生で固められているようだが、その
学部の一期生が、現在70歳で
中に含まれる71歳は、
東大入試に一浪した連中と見る。

さんざ
聞きなれた枝野の言葉。
「直ちに健康被害をもたらすものではない」を、不幸なこと
未だ忘れていないが、現に10000ミリ・シーベルトの
現場が、むき出しに放置されて
いる現実を前に、何かひと言
あって然るべきじゃないのか。

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