谷垣総裁が、いい加減出来が悪いのに、幹事長が石原とあっては、
自民党執行部としての重みが全く無いことになる。
大島副総裁も、なるべくなら顔を見たくないタイプで、党の人気を
高める仁ではない。
明日には、問題の三党合意の、インチキ法案が採決の運びとなったが、
自民の執行部が描く、民主揺さぶりの手法はみんな報道されており、
谷垣・石原の構想通りに事が運ぶとは思えない。
採決に賛成する代わりに、解散を約束せよと、野田に迫るらしいが、
いま解散したら、民主の現代議士は、殆どが二度と国会に戻っては来ない。
そんなことが明白なのに、三党合意の大義に従って、倒閣はやめるとは、
全く戦略どころか、戦術にも欠ける幹事長だ。
八十歳にもなるオヤジの方は、心身ともに至って元気だが、息子は駄目。
谷垣も野田の手の内が読めぬようでは、九月の任期切れで、総裁の地位も
失ってタダの人に逆戻りのコース。
小泉進次郎君たち青年部の提案通り、三党合意を蹴飛ばして、小沢たちが
提出する内閣不信任案に乗る方が、どう考えてもベターな選択だ。
問題は、違憲状態の議員定数の改正を、未だに行っていないこと。
このままじゃ、あの輿石の作戦勝ちとなり、来年も野田内閣継続となり、
日本国の再生なんて、夢のまた夢で終わることになる。
野田が、政治生命を賭けてでもと言った、「社会保障費」は全部、まだ姿もない
「国民会議」なるマボロシに棚上げされたまんまだ。
増税だけに狂奔する、野田の真の姿が見えないのか。
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