この年だった。会社の隣にあるホテルに会員制があり、
そこのメンバーの中から、普段仲良くテニスなどをやっている
連中が集まって、阪神タイガースの応援団を作ったのは。
7月13日にホテル内にあるスポーツパブ「アリーナ」に集合。
前日にタイガース打線が火を噴いて、宿敵巨人を粉砕した余韻が
残っている。その中で下柳が、これがあのシモかと思わせる
堂々のピッティング。
方や打線の方は、前日に続いて初回にいきなり5点が入り、
2回にもツーベースの乱れ打ちで、あっという間に7点が入る。
その時点で12-0だから、後は「猛虎進撃・虚人崩壊」劇を見る。
結果は連日の18安打で14点というラグビー並みの試合になった。
ナベツネが新聞紙上で怒り狂って、虚人は解散だと喚いていた。
二日合わせて36安打も打たれ、28点も取られたのだから、狂う
気持ちも分かる。
いや、実に痛快な阪神の一方的勝利だった。
星野が野村の後に来て、金本が入団したのも、この年のこと。
「華麗な生活」目次へ≫ 総目次へ≫
最新の画像[もっと見る]
- 【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
- 【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
- 【 ドイツには百万都市が三つしかない 】 12年前
- 【 小説・第二作「はぐれ狼が奔る」が登場 】 17年前
- 【 絶妙の天麩羅「新太呂」】 18年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます