作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

歴史・エッセイ・小説・時事ニュース・・・なんでもござれのブログです。どうぞよろしく。

【 交流戦に見る阪神打線の老朽化 】

2012-05-18 10:44:40 | 02 華麗な生活

阪神タイガース打線の名前と給料は凄い。
対する日本ハム打線は、安藤投手が語ったというが、
稲葉の他は誰もが新顔だ。

老朽化しても、打てれば文句はない。
とにかく打てない。一試合のチーム安打が三本ぐらい、
なんて貧打に好投の投手が報われない試合が続く。

打者それぞれに、欠点がある。打撃コーチは、なぜそれを
指摘して良かった時のフォームを教えてやらない。

問題児は大勢居る。
金本もその一人である。
一試合に一本ぐらいは、鋭い打球を飛ばすが、多くは打ちに
いっているから、身体が泳いで強打が出ない。

新井はボール打ちが多く、カウントを悪くして、当てに行くから
内野ゴロが多発。相手にとって絶好の併殺打を打つ。

マートンも、バットの先をくるくる廻して待つのは、タイミングを
取っているのだと納得できるが、いざ打つときにバットを真上に
上げるから、凡打になりがちである。

あれは、バットを背中に斜めにかつぐ姿勢の時が良かった。
自然とバットの芯で捉え、ダウンスイングになっていた。
今のフォームで、バットの芯には当てるのが難しかろう。

ブラゼルは、打つときの引く時間が長い。
よりコンパクトに身構えて、フォロウを長く取れば、長打が出る。

関本も悪い。打つ前に後ろにバットを引く。
良い時の関本は、ハットを立てていた。それでダウンスイングで球を
捉えていたから、長打が出ていた。

今の阪神で、打線に残したいのは、鳥谷・平野・浅井・林ぐらいのもの。
他の金本・新井・マートン・ブラゼルなどは、みんな代打要員でよい。


今年はチーム改造の年と割り切り、二軍から若手を大勢出せば良い。
温存してきた和田監督が、短命に終るようじゃ、ファンが耐えられない。

代打の桧山が、フォームも変らず、だから良い打球が飛んでいる。

なまじ投手陣が良いだけに、貧打線が悲しい。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

140 ← 応援 クリックお願いします 3hearts


最新の画像もっと見る

コメントを投稿