作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 野田の隠蔽体質はまさに旧ソ連共産党 】

2012-01-31 10:18:25 | 02 華麗な生活

野田が国会開会前に格好をつけていた、「不退転の決意で
やり抜く」筈だった、
社会保障と税の一体化が、早くも腰くだけ
で、山口の舌鋒の前に逃げ腰だけが目立つ。

日本の年金制度は崩壊している。いまさら誤魔化しようも
ない事実だ。政権を取って、直ぐに
起用したミスター年金
長妻の案を採用し、社会保険機構を大規模整理しておけば
良かったのに、なまじ年金機構などを作り、そっくり人間ごと
移したから改革とは
縁のないシロアリの巣が厚生労働省の中
に存続してしまった。
長妻という人材を生かして
使えないだけでも、民主党に政権を
担う資格はない。

民主党は「開かれた党」とは、はるかに遠い密室隠蔽体質の
党だ。
幹事長輿石がそれを象徴している。

今ごろ年金資算なぞをやっているようでは、野田の勢いある
言葉とはウラハラに、
何も前進しない。
党内が混乱していて、議事録も表に出せない状況で、
どうやって自民・公明との協議に入れようか。

国民の多数が感じている、年金制度崩壊の事実を、早く公開
して、残金を積み立て分から
返却し、そこで年金機構は解散
するしかない。
高齢者の年金支給は止まってしまうが、現役世代の活力を
生かすのが先決だ。
若者たちも、人生の未来に希望を見出し、新しい日本の推進
力となるだろう。

明治維新で、多くの大名家が領地を召し上げられ、高禄の
上級武士ほどダメージを受けた。
今は民主党という幕府を倒し、幕府が定めた政策にメスを
入れる時だ。

度成長の中で、子ども時代から貧困と我慢を経験せず、
昭和ヒトケタが開拓した
路線を走ってきた世代が、2011年に
個人消費の44%を消費している。
この世代には蓄えがたっぷりあることを証明している。
年金機構が崩壊した今、貰えるべき年金が減っても、何とか
凌げるだろう。

今の世の中、老人層が社会福祉の名の下に、与えられすぎ
ている。
現役世代こそを重視した政策に変えるべきである。

老人層を代表する新党なんか要らない。
現役世代を代表する、既製政党の殻を破る新党の登場こそ
が望まれる。

大阪の橋下と政策が近い「みんなの党」を、シロアリに例えた
野田の発言は、公党に対する失言では済まされない切腹もの
である。


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