作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 フォレスタ 】

2011-01-18 09:48:31 | 02 華麗な生活


ご存知の向きもあろうが、月曜日の午後10時
に始まるBS4「日テレ」のフォレスタの日本歌曲
を楽しんでいます。

最初は男性だけのコーラスだったが、何時しか
男女混声となって、今は男性6名女性4名が
明治・大正・昭和の名曲を歌って聞かせてくれる。

暮れにNHKが放映した「坂の上の雲」でも、
広瀬武夫海軍将校が、ロシアの上流階級社会
で同時期の作曲家、滝廉太郎の「荒城の月」を
披露する場面があったが、日露戦争の時期に
早くも滝のような作曲家が日本に生れドイツ
留学中であったことにに感動を覚えます。

昨日のフォレスタでも滝廉太郎の「荒城の月」
が歌われました。戦後の新京で緒方敬介と
言われた先生がご自宅を開放して、学校が
閉鎖された生徒のために私塾を開かれ、
教科書を離れた英才教育を施して下さった。

その中に「日本で生まれたあらゆる歌曲の中
で、滝廉太郎の『荒城の月』こそ、日本を代表
する名曲」と教えられた想い出があります。

戦後二年目の十月に淡路島の南端の町に帰
り付き最初の音楽の時間に、担任の佐野先生
から「何かしている歌を歌え」と言われ、自ら
伴奏して下さった。
ボクは緒方先生の教えに従って「荒城の月」を
歌いました。もう六十年以上も昔のことですが、
歌には思い出が付きまとう。

声帯を二度も壊して、もう歌を忘れたカナリヤ
状態のボクですが、毎週月曜10時を忘れない
ようにしています。



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