何事にも上昇一途は有り得ない。
三月期末の為替と株価を確認した段階で、暫く休戦で
ちょうど良い。
今日の衆院予算委に、日銀の新総裁と新副総裁が
揃って出席したが、前任の白川の自信無さそうな態度
とは打って変った、黒田総裁の自信に満ちた答弁には
政府・日銀が一体化して、デフレ克服に邁進する姿勢
が見て取れて、大いに好感を持った。
日銀総裁の発言には、世界各国が注目している。
そうでなくても、ドイツ・韓国・中国といった面々が、
日本は為替相場を誘導しているとケチを付けるべく、
待機している。
黒田総裁が、長期国債の保存額の限度や、外債等の
リスク資産の購入に、歯切れが悪くなるのは仕方が無い。
ともかく日銀が、本格的にデフレ脱却に動くのは、これから
が本番である。
安倍総理には、是非とも消費税のアップは、当面棚上げ
と明言して欲しい。今消費税を野田内閣の如く、実行に
移すものなら、せっかくの景気快復が白紙に戻り、円は
再び孤高高に成りかねない。
当然株価も今の相場で頭を打つだろう。株価上昇ぐらい
日本人の心を豊かにするものもない。それも国費を全く
使用しないで、気分の高揚が得られるのだ。
最後にTPPについて。アメリカが日本の国政に嘴をはさむ
ようなら、参加は見送ると言ってやれば良い。
最新の画像[もっと見る]
- 【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
- 【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
- 【 ドイツには百万都市が三つしかない 】 12年前
- 【 小説・第二作「はぐれ狼が奔る」が登場 】 17年前
- 【 絶妙の天麩羅「新太呂」】 18年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます