作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 親日国トルコが日本に原発4基を発注 】

2013-04-04 17:11:00 | 04 時事ニュース

三菱重工とフランスのアレバ社の共同受注であるが、
中国・韓国・カナダとの受注合戦の末の受注成功だから
素直に喜ぼう。

何かアレバ、処理はアレバがやって呉れるだろうといった、
軽い気持では、取り組めない事業だ。

日本国内の原発をゼロにせよとの、意見が多いが、トルコに
原発を輸出しておいて、日本に現業に就いている技術者が
居ないというわけにはいかなくなった。

ミンス時代に受注したベトナム向けについても言える事。

ミンスは後先を考えずに、高価な石油やLNGを買い捲った。
まさに値段はあって無いのと同然だった。
ここにきて、石炭への見直しが急だ。

先の安倍総理の訪モンゴルも、世界最大級と目される同国
炭田からの輸入に布石をうったもの。

なお横浜市で稼働中の、磯子火力発電は、石炭を燃やしても
殆ど煙が出ない、煙突の工夫があるという。

一方で、中国山西省にある、人口300万人のリンファンという市は
石炭を掘り出す国営企業が何社もあり、街は煙で覆われて視界が
きわめて悪い。
こうなる前は、リンファンは「果実と花の美しい街」との評判だったが
いまや亜硫酸ガスを多量に含む大気汚染の街と化した。
僅か20年で、亜硫酸ガスに覆われ、街を流れる川の水量は減少し
汚濁に満ちて、野菜の生産量も三割減ったという。

その中国が旧ソ連製の空母を購入したが、速力は18ノットしか出ない。
勿論中国は18ノットには満足せずに、自国開発の参考にと解体される
そうだが、戦争のための技術開発を、自国民の生活環境の方向に向ける
気にはなれないのだろうか。



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