13兆円という、政権交代が成ってこその大型補正予算が
予算案の成立が遅れている事と相俟って、実行困難の声
が出始めている。

安倍政策の三本の矢での、デフレ脱却の時期がズレ込む
事に成りかねず、例えば補正に組まれた、学校の耐震化
事業等が春休みの間の執行が行われない事態を招く。

東北の現地で囁かれていた事も、現実化しつつある。
例えば生コンの生産が追いつかない。
生コンの価格は、すでに仙台で43%も上昇した。

国会では今日も民主が中心になって、補正の額が多すぎて
消化困難だと騒ぐだろう。

国家の弱い部分を強靭化するという、大号令が理解されて
いないのではないか。

予算を組んだから、期限内に消化する。
この間違った発想を今こそ止めろ。予算に期限は無いと思え。

ミンスの退陣が遅くなりすぎた。野田の執着が原因だ。
予算の個々の箇所付けなんか、遅れて当然と開き直れ。

予算は大型で結構。慌てて消化する必要は無い。
充分な計画を立てて、期間内に余れば、次期に繰り越す発想
を持つ絶好のチャンスじゃないか。

民間のエコノミストも、暫くは黙って居れ。
日本経済の大事に、野次馬は邪魔だ。