作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 伸びきった蕎麦 】

2006-12-31 14:20:09 | 02 華麗な生活


お昼は何がいいかと訊くパパゲーナに「蕎麦」と
答えました。「お蕎麦だったら今夜年越しを食べ
るのに」と言うのに、「どうせ年越しはひと口の
ザルだから、ヒルは熱いヤツ」と答え、買い物
から帰ってきたパパゲーナが、油揚げを刻みネギ
を添えた「汁蕎麦」を作った。

これが駄目も駄目、蕎麦が伸びきっていて、コシ
なんてまるでない。この「茹で蕎麦」を買うのは
初めてじゃない。年に数回は食べている。

「何だこりゃ~、いつもの銘柄と一緒か。手ぇ抜き
やがったな。こいつは茹ですぎなんかじゃないぜ。
材料からごまかしている。蕎麦の香りなんか丸で
無い。こいつはそこらの立ち食いよりもまだ粗悪
品だ。どうせ普段は蕎麦よりうどんの関西人だから
これでいいだろう、分からんと買うとみくびった
んだ。蕎麦なんか入っていない、うどん粉だけって
インチキ品だな」

島の中にパントレーという、高級スーパーを気取っ
た店があり、同じく島内のダイエー、コープが共に
駄目な店だから、島民だまして適当な品を並べて
いる。こんな店が高級を名乗っていいんかいと、
常に腹を立てているんだが、今日の蕎麦には恐れ
いったぜ、まったく。

ついでだから日ごろ言いたかったこと、その一部
なりとぶちまけてやろう。

先ず魚だが、ここパントレーで買った魚が良かった
ためしがない。だから最近は芦屋大丸まで買いに
行かせている。

昼食用の弁当の類が最低だ。惣菜類もことごとく
イケナイ。ローソンにはもちろん、評判の悪い
ファミマにも劣っている。
なんでこんな店、パントレーが高級食品スーパーって
気取って居れるのか不思議でしようがない。

関係者が読んでくれたら、もっけの幸い。
どうぞ反論してくれ。反論できるならのハナシだが。


                 パパゲーノ

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