作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 連日の円安・株高について 】

2013-04-09 14:08:50 | 04 時事ニュース

円安といったところで、まだ99円前後じゃないかと
いう思いが強くなる。

報道の度に、この円安は3年11ヶ月ぶりとの説明が付くから。
と言うことは、すなわちミンスが政権を奪取する前の、麻生内閣
の時点に戻ってきただけじゃないかとの思いになるのだ。

政治・外交・国防・経済の何たるかを、全く理解できずに、数の
チカラだけで政権を奪った、ヤツ等のおかげで、日本だけが
リーマン・ショックの金融混乱から、立ち直る対策を講じることなく
ひとり円の不当な高値に放置され、鳩・管・野田の三代政権は
無知ゆえの無策・無能をさらけ出していた。

政策に無知な者が、政権を取ればどうなるかを、絵に描いたような
地獄図が日本列島の、工場閉鎖・熟練工不在・新規雇用激減の
形で顕著になった。
無知・無能者が、権力を握ること自体が犯罪行為であると、日本人
は漸く目覚めた。

無知・無能の権力者は、福島第一の原発破壊を、言葉もあろうに、
「事故は収束した」と告げて、逃げるように内閣を放り出した。
無責任きわまる徒党であった。

福島第一の現場周辺は、収束という言葉とは程遠く、放射能に汚染
された泥土や瓦礫の量たるや、1500万立米から3100万立米にも
達すると、これは元横浜市長、現在「維新」からの衆院議員、中田宏
議員が国会で明らかにした数値である。

よしんば、受け入れ先が見つかったとしても、10トンダンプ200万輌
を必要とする。少なく見積もって27年間フル操業が必要となる量だ。

中田議員が、言いにくい事だがと断った上で、放射能に汚染された地域
には、もう戻れないと、政府は心を鬼にして本当のことを言うべきだと
述べた。

生まれ育った、しかも先祖を祀る寺社もある故郷を捨てて、見知らぬ地で
生きる苦労は、生半可なことじゃない。
それは満州から、引揚者という名の、垢まみれの姿で淡路島に辿りついた
体験を持つボクには良くわかる。小六から中学にかけて、更には高校も
麦飯を弁当箱に詰めて通った、哀れな貧困者には、絶対に戻りたくない。


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