特に韓国の繁栄には、完全に急ブレーキがかかり、
ウオン安という追い風も失った感じ。
GDPの七割までが、財閥10社で寡占という異常な国だけに、
いったん失速したら、元の軌道に戻すことは、ほぼ不可能と見る。
中国の共産党幹部の腐敗状態は、もはや論外というべきで、
あれだけ国民の信望が厚かった温家宝ですら、親族合わせて
27億ドルもの、汚職が報じられても、特に処罰を受けたとは聞こえない。
大気汚染と飲料水の水源汚濁で、果たして都市生活が可能で
あり続けるのか、それさえ疑問な国に、今後も発表されるGDPの伸びが
継続できるのか。答えは明らかにノーであろう。
東アジアの二つの国の繁栄は、ただ日本の「失われた20年」を前提の
一時的なものと見て良いのではないか。
変って登場してきたのが、ASEAN10ヶ国で、人口はEUの5億を凌ぐ
6億人に達し、タイを除く他の9ヶ国のすべてが、欧米の植民地からの
独立を勝ち得た歴史を持つ。
まだ大気も水質も汚染されては居らず、人間らしい暮らしが出来る点が
大きい。今後日本の重要なパートナーと成るだろう。
対中韓で失われ行く、日本の輸出は、すでにASEANがカバーするまでに
成長している。すべてが親日国であるのが、何よりの好感度につながる。
いつまでも反日を掲げる、中韓に望みをかけている必要はない。
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