世界の主な汎用樹脂には4種類がある。
ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリスチレンの3種類は
熱を加えることで、柔らかになり、様々な形に整形できる。
これらを熱可塑性樹脂と呼ぶ。
これらの樹脂を原料に、専用の加工機を使えば、多くの
用途に樹脂が使われる。
中国経済の失速から、三大汎用樹脂の需要が激減し、
石油化学メーカーの業績が悪くなっている。
これに対し、塩化ビニールは建材としての需要が旺盛で
だから信越化学は業績が好調である。
塩化ビニールは過熱しても、可塑性は無い。
整形するには、可塑剤と呼ぶ別の化学薬品が必要となり、
可塑剤には毒性がある。
その塩化ビニールだけが、汎用樹脂4種の中で、唯一
需要の伸びが期待できると予測されている。
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