17年前の今朝のことである。
東北との違いは津波に襲われることがなかったこと。
自衛隊への出動要請が大幅に遅れたこと。
県庁は山の手にあって、地盤も固く周辺に火の手も見えな
かったという。
出動準備が整っていた自衛隊への救援を要請するまでも
ないと判断した、バカ知事のために自衛隊にしかない重機の
到着が遅れ、結局6434人もの犠牲者を出したのだった。
同じ時刻に神戸市役所は、大きく崩れていた。
県庁と市役所の連絡たるや、そんな物だった。
日ごろから仲が良かったとは言えまい。
大阪維新の波は神戸まで来て欲しい。
海上都市六甲アイランドは、意外に地盤が堅牢で、
一人のケガ人も出さなかった。
ヒドイ目に遭わしてくれたのは、三菱商事だ。
対岸の液化天然ガスのタンクにヒビ割れが発見されて、
4キロ以上離れろと警察が廻って来て言う。
冗談言うな。4キロ離れたら海の上に漂うことになる。
幸いにして、午後4時ごろに安全確認が出たから我が家に
帰れたが、600段以上の階段登りを必要とした。
同じマンションの最上階に、普段から車椅子生活の人が
居て、その救出に多数が上に向った。
あれから17年が経った。
ボクは12月まで安定していた腎臓が壊れてしまい、いま
透析患者になっている。
これがボクの震災記念物だ。
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