【 日銀はなぜデフレ対策に動かない 】

アメリカが景気浮揚を目的に、物価上昇率２％を設定したの
に、日銀の白川はなぜ何もせぬ。

日本の貿易収支は、２０１１年が赤字に転落するだけで終ら
ず、この基調は当分は続く。イラン産の重油が輸入禁止とな
れば、重油の国際価格は２～３割上昇するとＩＭＦも明言した。

物価を緩やかにインフレに導き、株価を上げることで、景況感
が変わるだろう。こんなに長い不景気感が続いてのは、
明らかに日銀の責任である。白川は就任時にも、その適材性
を疑われた男だ。

円高に終止符を打ち、日経平均を小泉時代まで戻せば、個人
消費も増える。野田は阿呆だから知らないだろが、個人消費
は今すでに２５０兆円を大きく割っている。

ところで、聞いても知らないだろうが、消費税の値上げ分の
使途は何かを示せよ。
掌をグーに握ったまま、社会保障と言っているが、掌には指が
五本ついている。パーに開いて、社会保障とまとめて言って
いる使途を、これにこれだけと明確に答えよ。

消費税増税は、それが明らかにされてからの論議で良い。

谷垣も戦う野党の党首としては、気力にも乏しいし論点にも
欠ける。消費税増税が公約違反だけでは戦えない。
自民党が出した１０％に増税案する案に、管がうまく抱きつき
クリンチされている状態だから、共にリングに倒れるだけだ。

普天間や尖閣に絡めた防衛問題でも、新たな論点にして戦う
姿勢を見せてくれ。

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