尼崎市の広大な土地を使ってプラズマ専用の工場を三棟建
てる計画を発表した時は、ライバルのシャープが三重県亀山
で液晶パネルの大型工場建設を発表した時期と相俟って、
日本国内にテレビ用の大型パネル生産基地が留まると
大歓迎されたものであった。
当時からプラズマは電力の使用が高く、液晶やその他の
技術に対抗できるかと危惧されてはいたのだが、今回の
撤回宣言はパナソニックの落日と言って差し支えない、
大きな決断であったのだろう。
ソニーのテレビは実はパネル部分がサムソン製である。
ソニー党としては寂しい限り。
つい先日まで放映されていた「神様の女房」の中での
「松下の名は永遠に残ります」が侘しく聞こえる。
幸之助翁の悔しさが解る。尼崎市の失業者がまた増える
ことになろう。尼崎市長もまた困惑していることだろう。
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