【 奈良のお水取り 】

今週末は横浜で、６０年代にハンブルグ店で
働いた仲間の懇親会に出席するから、その代わり
にと思って隣のホテルに行こうとし、あまりの風の
寒さに驚き引き返してきた。

ホテルのプールで水中ウォークを一時間ほど
やって来ようかと考えたのだが、この寒さじゃ
風邪をひく事になる可能性がかなり高い。

昨日まで神戸はかなりの暖かさに恵まれたの
だが、奈良の東大寺二月堂では、すでに
１２６０年もの歴史を持つ「お水取り」の行事が
始まっていて、それがクライマックスに達するのは
１２日以降ではあるが、今年は早くもその影響が
出てきたらしい。

何故かは知らぬが、若狭（福井県）からの
水を汲む行事があるといい、この行事の
進行と共に、関西では一度暖かくなった気候が、
また冬に逆戻りをすると伝えられている。

無宗教のボクから見たら、奈良の坊さんが
いらん事をするから寒くなるんや、
ってことになる。

横浜での集会に去年は欠席をした。腰痛が
激化して新幹線での日帰りは考えられなかった。
新神戸にも新横浜にも、新幹線のぞみ号が
停まる列車があるから、以前に比べると
ずいぶんと便利になったもの。

６０年代の日本人は欧州各地で尊敬の的でも
あった。どこの空港でもパスポートはフリーパス
扱いであった。団体旅行はもっと後のこと。
遠くて高価な場所だった。

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