基地問題は自分が担当すると自ら言った
平野官房長官だったが、鳩山はそれを制し
外務相と防衛相が担うべきと訂正した。
ここに深~い意味がありそうである。
例の箇所付け問題で、鳩山は前原を処罰、
といっても、叱責処分だが、公共事業担当
の件が漏れ出たから、担当大臣の前原の責任
の形にしたんだと、これは青山繁晴氏の言。
本当の犯人は、幹事長室で小沢の旗本を気取る
14名の副幹事長の中の誰か。
だから謝罪するべきは小沢なのである。
それを分かっていて、前原は小沢へのあてつけをやった。
その伝でいけば、基地問題はアメリカとの合意を
要することであるから、当然外務と防衛の担当
するところで、内閣のスポークスマンが出しゃばる
ことではないと、鳩山が珍しく総理発言を平野に
行ったと受け止めるべきだろう。
平野が内閣に入っておるが、小沢に取り込まれた
人間だと分かってのことだったら、鳩山も漸く
小沢とは縁を切りたく思い始めたと判断できる。
小沢は5月訪米を準備中だが、行ったところで、
オバマには会うことも出来ないだろう。
5月といえば、月末までに鳩山自身が結論を出す
ことになっている。そんな時に公人ではない小沢
が勝手な動きをされたら困ることぐらい自明の理なのだが。
小沢は明らかに鳩山を必要としている。
政治とカネの問題をひと括りにしたら、
小沢の恫喝のカネも、鳩山のママからのカネも
一緒になる。鳩山が居座っているからこそ、
小沢の地位も安泰なのだ。
言い換えれば、鳩山が投げ出す時が、小沢の終焉である。
パパゲーノ
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