オーストリアも美味いワインを産出する国の一つである。
ドナウ川の流域が、例にもれずブドウ畑が多く、クレムスという
町が、ワイン作りの中心地えある。
十勝ワインとして、立派に市民権を得た池田町では、
およそ40年程も前から、町の青年をヨーロッパのワイナリーに
派遣して、良いワイン作りを経験させ、帰国後の指導者として育成を
図ってきた。
ボクがウイーンにいた頃も、池田町から二人の青年がクレムスに
滞在していた。頼まれてクレムスのブドウの苗木を、北海道に送る
お手伝いをしたことがある。
日本の「ふるさと作り」には、池田町のような、気の長い努力が要るだろう。
これは、あまり良いハナシではないが、30数年も前のことになる。
オーストリアのワインには、不凍液が混入されていると騒ぎになった。
冬が厳しいヨーロッパでは、自動車のラジエーターに、凍結温度が低い液を
入れる。それがエチレン・グリコールで、毒性は無いとされている。
だがイメージ的に、自動車の不凍液が入っているワインは、評判を落とした。
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