アルセロール・ミタルという鉄鋼メーカーがヨーロッパにある。
粗鋼生産量が1億1千万トンは、新日鉄を抜いて世界最大で
ある。
従業員が17万9千人にのぼる。
そんな巨大企業が、すでにベルギーの高炉二基を止め、
更なる整理に入った模様。
ヨーロッパに漂う黒い雲が、南欧から北上してきたと言って
差し支えない。
粗鋼生産量は、経済状態が平穏な状況下で、人口辺り
1万トンが適正といわれてきた。
ベネルックス三カ国の総人口は、およそ二千万人といった
ところだろう。
アルセロールとミタルの合併は、明らかな失敗であった。
日本の鉄は品質がすぐれている。自動車の復活があれば、
鉄鋼も復活する。
ひき比べて韓国勢に大敗したのが電気機器メーカー群。
大手八社を合わせて、韓国のサムスンに及ばない。
折りしもアメリカで大規模な見本市が開催中。
ドイツ人の記者が感想を述べていた。
韓国のイノベーションに対し日本は遅れている。
デザインについても新鮮味が無いと。
パナソニックもソニーも、創業者の理念を失っている。
最新の画像[もっと見る]
-
【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
-
【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
-
【 ドイツには百万都市が三つしかない 】 12年前
-
【 小説・第二作「はぐれ狼が奔る」が登場 】 17年前
-
【 絶妙の天麩羅「新太呂」】 18年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます