いつの間に困った連中が国際金融マーケットをオモチャに
しだしたんだろう。ヘッジ・ファンドを名乗る金融屋が、狙いを
つけてギリシャを混乱させ、イタリアもやられた。
DGPに対する国債発行残高で見れば、日本はギリシャや
イタリアよりも、はるかに大きな借金国である。
そんな国の国債の利率が、1%程度で収まっているのが奇跡
に思える。
今にもヘッジ・ファンドが、日本の国債に狙いを定めた、
デリバティブ商品を開発し、先物売買で安定している日本の
国債金利を、混乱のルツボに叩きこみかねない。
当然日本国債は暴落し、誰も新規債を買わなくなる。
不退転の決意で「税と社会保障の一体化」を唱えるだけの、
野田政権はネギカモに見えるだろう。
消費税上げは早晩避けられそうもないが、財政再建の切り札
としてこそ使うべきである。
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