作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

歴史・エッセイ・小説・時事ニュース・・・なんでもござれのブログです。どうぞよろしく。

【 副島隆彦の本に騙されるな 】

2014-04-03 15:06:35 | 04 時事ニュース

今週火曜日(4月1日)の日経紙3面に新刊本の広告が出た。

その中に副島氏の「靖国問題と中国包囲網」という著作も出て
いたから、最寄りの書店で買い求め一読した感想を書く。

ヒドイ男がいるものだ。がズバリ感想だ。
こんな思想が流布したら、それこそ習近平の思惑どおりになる。
日本人の魂を抜こうとする、悪者が流す毒が詰まった悪書だ。

先ず靖国参拝に絡めて、安倍晋三首相をこきおろしている。
まさに日経の論説委員と同じ口調である。

アメリカが怒っているらしい。なんでもサンフランシスコの講和条約
に違反しているそうだが、51年の全権署名の当時、ボクは高二で
淡路島に居たが全権大使の一人星島二郎氏が条約の内容説明
を行ってそれを熱心に聞いたが、靖国云々は一切触れていなかった
と記憶する。

副島氏が著書の四分の一を割いてまで、安倍首相が孤立している
と書く心理がボクには分らない。

中国の大気汚染にも触れてはいるが、かつて石炭で汚れたロンドン
と同じレベルだと、何故かシナを擁護する。これも日経の影響か。
自動車の廃気口からと、工場からのPM2.5を含むバイ煙が石炭で
の過去のロンドンと同一の訳が無いのに。

財政問題を揺るがすシャドウバンキングや、理財商品もすでに問題は
回避されたと単純化して書く。こんないい加減な本が読めるか。


043


最新の画像もっと見る

コメントを投稿