ボクの父方は五代前に徳島の田舎から淡路島に来た。
徳島の田舎とは、吉野川を行ける所まで遡り、もう
少しで愛媛県との県境まで行く。
深い山に囲まれた谷底みたいな狭い土地。
いったい日照時間は何時間あるんだろう。6時間も
あるだろうかって、そんな所です。
総本家といわれるのが神社をやっている。
やっているがおかしかったら、宮司さんです。
こんな古びた神社見たことがない。
こんなのを神寂びたと言うんだろうか。
訪ねていったとき、ボクが43才で親父が73~4才。
当の宮司さん、長い白髪で皺の中に顔があった。
てっきり親父より10才は上だろうと踏んだ。
聞いて驚いた。なんとボクの一つ上。
相手も驚いた。ボクの年令を聞いて。
ヨボヨボだから飛び上がりはしなかった。
神寂びた神社に垂れ幕が下がっていて、
景行天皇云々の文字が見えた。景行といえば12代。
もうめっちゃ古い。
なんでこんな土地選んだんや。ここじゃ作物も実らん。
何を食って生き延びたのか。
ボクにはえらいDNAが入っている。
パパゲーノ
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