作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 日米同盟に危機 】

2010-03-05 10:06:49 | 04 時事ニュース

昨年夏の総選挙時に、ボクは難しいと言われた
腰部の手術を決行し、すでに退院こそしては
いたが、到底投票所に行ける状況でなく、
何十年で初めての投票棄権を行った。

もし投票所に行ける健康状態であったなら、
多数の無党派層がそうであったように、おそらく
民主党に一票を投じていたと思う。

首相に麻生太郎を立てるまで、落ち込んだ自民党
はすでに見限っていたし、現に前原代表の時代
に遡って、すべての国政選挙には民主党に投票
していた。

腐敗しきった(腐敗させた張本人が小沢一郎)
自民党に愛想をつかし、受け皿としての民主党
に期待していたのだった。

鳩山が頼りない、フラつくとの世評があるが、
最近その考えに違いが出てきた。
こいつは意外な確信犯じゃないか。

本人が言うように、良い家に育ち、カネに
苦労せず、祖父以来の家業である、国会議員
を職業としてきた。だが、祖父・父・弟と違い、
こいつは根っからの社会主義信奉者
だったのじゃないか。

友愛とか、命を守るとか言っておけば、正面から
反対する者は少ない。言葉自体は美しいから。
抽象論で、政治特に外交はできない。

その外交面で、ブレると言われつつ、鳩山は
意識的にアメリカを怒らせようとしているかに
見える。

オバマがまだ滞日中に、シンガポールへ飛び、
一日でオバマとの合意内容と異なる発言を
行った。
その事実で、アメリカは鳩山に疑いを持ったろう。

そして、あの小沢訪中団である。新人を含む
140人。
それだけの民主党議員を引率して、胡錦濤皇帝に
媚びた姿を、世界中が見ていた。

日本の新政権は、新米から親中に大きく舵を
取ったのかと、思わなかった国は無かっただろう。
小沢はあの異例な叩頭外交で、アメリカの
言いなりにならんぞと、威嚇したのだ。

クリントン以下の外交担当が怒り心頭に
発するのを計算済みの行動であったと思うし、
時を合わせて党で第三位ぐらいの地位にある
山岡が、問題発言。

例の日中米は正三角形の形が望ましい。

中国と米国との距離は等しくあるべきと
言ったのだ。
戦後長きにわたって、米軍は何かと問題を
起こしつつも日本を核の傘下に入れて、日本を
保護して来た国である。

日教組と呼応して、児童教育から日本人を変える
方向に政権党自らが、そのプランを推進すると
言ったに等しい。
クリントンが激怒して当然である。

小沢・山岡・石井などの問題の男どもは、すべて
鳩山の部下である(少なくも形式では)。
あいつらの言動のすべてを、鳩山は知って
やらせたことになるのじゃないか。

良い育ちのお坊っちゃまは見せかけの姿。
その実態は、確信犯的社会主義者であり、
日本を反米国家に導き、中国皇帝の臣下として、
小沢が言ったとおり、野戦の指揮官として、
まだ民主党政策に反対する残党処理に移ろうと、
そう考えていると見たら、すべてのオカシナ
ことの、計画性が浮き出てくる。

鳩山は久しぶりに基地問題に触れた。
もう3月だから、何かを決める時が来ている。

折りしも社民党の中に亀裂が入っている。
ここらも鳩山は計算済みなんだろう。
恐い鳩である。鳩は平和のシンボルじゃない。

                          パパゲーノ

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