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Powder Blue Sky

興味を惹かれること様々。心ときめくこと様々。マイペースで残す雑記ブログ。

Accidental Superstar+Academy Award(ベネディクト・カンバーバッチ)

2014-03-09 13:53:11 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)



New York Times Style Magazineに載った『Accidental Superstar』というタイトルの記事。
こちらのブログに載っていたものを読んでテキトー要約つけてみました。








ベネディクト・カンバーバッチは一人で長い話を延々としている最中だった。最近彼は多くの映画に出演しているから、それがどの映画であったかは、それはこちらに置いておいて、とにかく最新映画のプロモーションをしているのだった。彼の話は超特急だ。だからふと中断すると、まるで列車が緊急停止したように感じる。
『なぜみんなは僕の意見を知りたがるのでしょう?僕は自分の意見など読みたいとは思わないのですけど。』と彼は尋ねる。




彼には全く理解出来ないと言う。近頃世間にはカンバーバッチが話をしているのを聞くのが好きでたまらない、と言う人々が沢山いる、ということを - カンバーバッチがそこに『いる』のを見るのが大好きで、彼を見ることさえ出来れば彼が何をしててもいい、と思う人々が沢山いるというのが、なぜなのか分からない。どういう訳か、長いキャリアはかなり興味深い役柄で彩られているが、全般的にメガスターの役を演じている訳ではない。(最新ではBBC『シャーロック』、STiDでは悪役カーン、ジュリアン・アサンジを演じた『The Fifth Estate』そして『ホビット』のスマウグの声。)カンバーバッチはみんなが秘密に恋している俳優から、ハリウッドでもっとも話題に上がっている俳優へと進化したのだ。







彼の有名人ぶりは思わぬところに現れ明らかになっている。カンバーバッチが『Late Nght With Jimmy Fallon』というTV番組に出演した時、ファロンはその年で最多の人達がカンバーバッチを見ようと列を作っているのに気付いた。また伝えられたところでは、彼は2013年一年間で70万回ツイートされたし、昨年秋には『Time』国際版のカバーを飾った。彼は大作映画のロマンティックな主役を演じてきた訳ではないし、自分のルックスを『氷河時代のSid』みたいだと自らを表す。

『僕にはいつも、少し弱々しくて、とても儚くて、扱いに困るインテリとか、身体的にも矛盾を抱えた悪い恋人役といった配役が回ってくるようです。』



彼が魅力的なことは明らかにあらわれているが、ここが魅力、と言い当てるのは難しい。
まず名前がヘンだ。背が高く痩せている。長くて細い顔やモジャモジャの変な髪、そして明るくて離れ気味、アーモンドのような形をしたブルーの瞳が、まるで別の世紀からやってきた人間のようにみせる。だからスクリーン上では知的であったり、情熱的であったり、変人であったり、あるいは狂人であったり、をその役に応じて演じることが出来る。
『シャーロック』では、並はずれたI.Q.と救いがたいE.Q.持ち主で、しかもスーパーセクシーな人物を演じている。彼の仕草などがカワウソと似ているなと感じたなら、それはあなた一人だけではないはずだ。










去年11月、カムデンのパブでコーヒーを前に彼の前に座った時、彼は電子監視システムについて議論を始めた。政府について、お気に入りの映画について、彼のキャリアについて、『シャーロック』ファン達の猛烈さについて、さらにコーヒーが彼に与える影響について(コーヒーは彼をもっと早口にさせている)。彼はずっと続いた仕事がちょうど一段落したところだった。
その後の2か月間に、彼の出演昨が3本封切られることになっていた。『ホビット』『12 Years a Slave』『August: Osage County』の3本だ。



自分が表紙になった『Time』がちょうどニューススタンドで売られている時期だった。カンバーバッチは少し動揺してみせて、『不思議といっていいほどの成功、ですね。』と言った。最初彼は、偽物じゃないかと思ったそうだ。
『誰かが僕にその写真を送ってきてくれたのですが、僕はファンの誰かが写真を手に入れて、上手い具合に手を加えたのだろう、って考えたのです。』と。
さらに彼は英国TVのトークショーでハリスン・フォードと一緒にゲスト出演したのがワクワクの経験だった、と語った。
無口なフォードが『あなたのホームズは大好きですよ。』と言ってくれたそうだ。これは最近よくあること、なのだそうだ。仲間の俳優たちがシャーロックのファンだと明かしてしてくれる、という。

この数日前、彼は最新映画、イギリス人暗号解読者アラン・テューリングの伝記映画を撮り終えたところだった。カンバーバッチはテューリングの悲劇的な一生について、非常に強烈な人物達を続けて演じてきたこと、偶像的な架空の人物や実在の人物を演じることの厳しさなどについて延々と話した。
『実際には声を発しない役だって演じる用意ができているくらいです。』










彼はロンドン生まれ、俳優ワンダ・ヴェンタムとティモシー・カールトンを両親に持つ。名門校ハーローでかなりの役を演じ、マンチェスター大学、ロンドン音楽演劇アカデミーを経て役者としてのキャリアを順調に歩んできた。

しかし何と言っても彼を一躍有名にしたのは『シャーロック』での演技だった。それは原作が巧妙に取り入れられた気の利いた台詞のおかげもあるし、変人で才気溢れていて、周囲を苛立たせるけれどカリスマ性に満ちた探偵を、抜群の表現力で演じたカンバーバッチの功績でもある。シャーロックという人物はマニアックなファンを作り、カンバーバッチのひとつひとつの動きや、ストーリー展開を熱狂的に討議し合うファン達を生んだ。カンバーバッチは、そうしたファン達を気遣って次のような言葉で、シャーロックを愛するのは構わないがシャーロックがファン達を愛することは決してない、という気付きを促している。
『僕は常にシャーロックと彼の考えに夢中になっている人達にハッキリと言っているのですが ‐ シャーロックが皆さんを破滅させることもありますよ、って。』
カンバーバッチは明るく語った。
『彼は完璧、やっかいで嫌なヤツですからね。』



数週間後、NYアルゴンクイン・ホテルで続編取材を行い、彼の公的な生活がどんなものなのか、について尋ねた。
私達はホテルまで歩いていくことにしたのだが、オフィスを出る前、私はこのことを職場の誰にも話していなかった。しかし5分もしないうちに、3通の息を殺したようなメールが、普段冷静な同僚たちから届いた。『その人、私が考えている、あの人なの?』

通りに出ると、私達は足早に移動した。カンバーバッチが長く立ち止まると、そこに人だかりができてしまうからだ。
ホテルでは、柱の陰に席をとった。しかし人々はどうやってでも彼を見つけてしまうのだった。
(彼らがサインを願う時、必ずティーンエイジャーの子供達の代わりに、といってお願いしていた。)







普段は気さくなカンバーバッチだが、時々追いかけを『やり過ぎ』と感じることもある。
昨年カーディフで『Sherlock』撮影中、気まずい困った出来事が起こった。撮影車両から自分の車に歩いて行かなければならなかった時だ。その時彼は、大きなネタバレとなるような衣装を着ていた。特にしつこいパパラッツォに写真を撮らせないようにした努力が無駄になった時、彼はフードで顔を隠しながら、急いで書いた『エジプトへ行って写真を撮り、もっと大切なことを世界へ伝えろ』というメッセージを掲げた。彼はこうした行動を別のロンドンでの撮影時でも再び起こし、通りを埋めていた何百人というファン達は楽しんだが、イギリス各紙は皮肉られた。この時は民主主義、政府の不法侵害、ジャーナリズム、テロとの戦いにおける自由と安全について、刺激的な質問を掲げたのだった。
『あれらはとても複雑な事情がからむ質問で、明確な答えを出すには非常に難しい。だから質問を投げかけること自体、討論を活気づかせるものでしょう。』と彼は説明した。それ以降、別の行動は起こしていない。
『あの時は本当に強い思いを感じていたのです。』






ニューヨークでは『Star Trek』で共演したザカリー・クイントを訪ねたり、映画を何本か観たり、美術館巡りをしたり目立たないようにしていた、と言う。現在独身の彼は、次に待っている一連の仕事の準備をしているところだ。

スタートレックのファンを興奮させた質問のひとつが、彼が次のスタトレシリーズにも出演するのかどうか、というものだった。彼は最新のシリーズで映画の中の魅力を全てをさらっていったからだ。その可能性はもちろんある。

彼はキャップをかぶり、また人々の前に出る準備をした。彼は大都市の群集の中では、対処の仕方がある、と話す。
『自分を隠す方法があるんです。壁が高ければ高いほど、窓が暗ければ暗いほど、サングラスが大きければ大きいほど - 多くの人達の注目を浴びることになるでしょう。一番の変装は地味な恰好でどう自分を見えなくさせるか、を学ぶことなんです。』





(Accidental Superstar記事はここまで)


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いつもどこかで見たようなシャツにパンツにカーディガン姿なのは、自分を見えなくさせる工夫と努力の賜物、という訳なのですね^^。
それにしてもこの写真、10年前のベネディクトかと思えるほど若々しいです!
ボーっと見惚れてしまう。



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ところでロサンゼルスで今月2日に行われたアカデミー賞授賞式。






ニューズとyoutube映像を見ただけですが、タンブラーには”CLASS”なベネディクトが溢れてました。

プレゼンターを務めたり、フォトボムで茶目っ気を発揮したり、と色々を話題を振りまいたようですね。





CLASSな気品と品格が滲み出ているかと思えば・・・










CLASSICな面もきちんと滲み出しておりました(笑)。







U2が報道陣の撮影に応じているのに後ろで飛び跳ねちゃっているBC---。いかにも、らしい。









photobomb行為はこれだけに留まらず、ここにも顔を出しちゃって(笑)。
この茶目っ気ぶりがたまりません!








レッド・カーペットでのインタヴューでは意外な才能?を披露・・・



これってすごく変わっているんですけど・・・


本当にそれを見たいんですか?


以前競い合ったことがあって、僕が勝ったんですが・・・


だからそこでジッと見ていた皆は、『エーッ』っていう反応でした




長くて大きなだけじゃなくて、グネっと柔らかく曲がる手!なのでした。







プレゼンターとしてはビシッとして。☆ス・テ・キ~~☆


















ベネディクト出演の『12 Years a Slave(それでも夜は明ける)』は最優秀作品賞を受賞。
制作関係者一同と檀上に上がりました。









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いつか、このオスカー像を自分のものに・・・と心の中で感じたでしょうか。






『The Imitation Game』が早くも来年のオスカー候補に、なんていう気の早い記事が出ていたりしました。(早すぎー)
主演候補に名を連ねるようになったら、またWOWOWに3月だけ加入するでしょう(自分も気が早いー^^)





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