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Powder Blue Sky

興味を惹かれること様々。心ときめくこと様々。マイペースで残す雑記ブログ。

BBC Sherlock: Fun Gifs & Arts(10)(シャーロック・カンバーバッチ)

2014-05-13 00:31:16 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

シリーズ(3)のNHK放送が近づいてきています。
そして素敵アートも日々ダッシュボードに流入してきております。





3シリーズのキーとなるシーンをフィーチャーしたフラッシュgif。凝っています。素晴らしいです。
(出典:incurablylazy)



SOMETIMES A DECEPION IS SO AUDACIOUS

SO OUTRAGEOUS

THAT YOU CAN'T SEE IT

トリックがあまりに大胆過ぎ
常軌を逸脱し過ぎているため
見破ることが出来ない時がある




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あまりに沢山溜め過ぎたので、2回に分けないと収まり切らなくなりました。
シリーズ(3)のネタバレも結構あります。どうぞご注意くださいますように。





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★まず最初はクスッとしちゃう系アート:






Property of Sherlock Holmes(出典:redscharlach)



シャーロックの『所有物』。
そこにはフツ―にジョンが入っている(笑)






トドラー・シャーロック&ジョン物語
(出典:pocketsizepeople)



『明日夕食どう? SH』


『Regalesにしようか? JW』


『そんなレストランしらないよ。メニューどんななの?  SH』


『Me-n-u ・・・me and you』


『・・・』







なぜか顔がポッと赤らむシャーロック^^ 可愛い~











Free Hug
(出典:through-these-fangirl-eyes)







      221B                         221B
『僕にあるのは一人ぼっちの孤独。』        『誰もずっと一人じゃないさ。』
 (抱きしめてくれて構いません)          (抱きしめてくれて構いません)

 



実物にすると、こうなるらしいですよ。
ちょっとよく分からないアートでしたね(笑)
でも、なんか可愛くて可笑しい^^








アヘン窟で、ジョンに気付いてるシャーロック。
どう声を掛けようか、と思案中。

(出典:doublenegative)







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★素敵なアートがいっぱいです。


ここは無言で鑑賞。




THINK

(出典:dreamingindea)











Breathing Is Boring

(出典:weheartit.com)










Poster Sherlock
(出典:adleration)








Well, That Was Tedious
(出典:earhat)








I was so alone
(出典:agoodhobbitgoestomordor)










You're Me
(出典:morphinetoasts)









Monochro art: Solitude
(出典:w-atsonia)








Still The Addict(出典:martinjfreeman)









I Don't Belong Here
(出典:agoodhobbitgoestomordor)









Conductor of Light
(出典:ichells)




ふぅ、これは少しホッとする。
そうそう、シャーロックの道を照らしてあげるのは、あなたです^^ジョン。









時々出没する悪党シリーズ。いつもにも増してカッコよいのであ~る。

Villain Club(出典:mrs-mob-johnlock)

















West Side Storyを模して・・・

Baker Street Story
(出典:thatsgooddeduction)








Reichenbach Scene(出典:lunayda)










最後に複雑に屈折したモリアーティ像gif
(出典:luciawestwick)










フぅ・・・なんだか息をひそめての鑑賞となりました。






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★ファン制作のアイディアCD。

アルバムのタイトルは『SHEZZA』- Redbeard。
収録曲が全てシリーズ(3)の台詞で泣かせます。
バーコードまで付いている!


(出典:theconsultingamateurs)









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★ファン・ストーリー:Double Life




(出典:cappingeraldine)

(こちら『二重生活』は『His Last Vow』を観てからの方がずっと楽しめます^^)




君は生きていたんだな。ずっと死んだふりをしていたんだ。
この2年間ずっとな。


ドノヴァンが正しかったという訳か。
僕は君の、アシスタントに過ぎなかったんだな。
君はいったい本当に僕の同居人だったのか、友達だったのか?







どうやら違ったようだな。だって君は僕を信用してくれなかったじゃないか。
僕に打ち明けてくれなかったじゃないか。


そんな奇妙な二重生活を送っているようなヤツなんて、他にはいないぞ。










手を下げろ、メアリー。

(^^)(^^)(^^)



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★youtubeからビデオです。



ファン制作、シャーロック+ジョンと呼び合うだけのビデオだけど(笑)
作るのにどれだけ時間がかかったのだろう?って思うと
貼らずにはいられないという力作デス。

















この後姿よ、永遠に・・・だわ。








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TIME: The100 Most Influential People & Other News(べネディクト・カンバーバッチ)

2014-05-07 00:13:00 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

BBC『シャーロック』シリーズ(3)のNHK放送が今月末に迫ってきました。
それに先立ってシリーズ(1)(2)の再放送も始まってて、程よい緊張感が漂っております^^




『シャーロック』ファンアートやこぼれ話も溜まってきてるけど、
その前にBC関連の記事やフォトを集めておかなきゃ。
どんどん情報の鮮度が失せてしまう。。。

っていうか、もう鮮度ないかもです。
ただしフォトはとびきり麗しいものばかり!!








★MET Gala

最新フォトは5月5日ニューヨーク、メトロポリタン美術館で『チャールズ・ジェームス:ファッションを越えて』展オープニングを祝う祝典行事に姿を現したベネディクト。
白ボウタイ、白ヴェスト、テイルコート姿という正装で、な、なんという麗しきお姿。

詳しくはこちらの記事へ。











早速cumbercupcakeも登場です^^ 可愛い~!
(出展:sodelightfully)









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★The Imitation Game


遡ってThe Imitation Game公開情報。






こちらの記事で全米公開11月21日、と発表されてました。
オスカー・レース真っ盛りの時期に公開される、とのこと。




映画の内容についてはこちらのページに少し書きました。







アラン・テューリングとして、どんな演技を披露するのか、日本公開が待たれます。





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★The 100 Most Influential People



4月末のことだったけど、米誌タイムは今年で11年目となる恒例の『世界で最も影響力のある100人』を発表。
ベネディクト・カンバーバッチもその一人に選ばれた!!
そんな一人になったのだ、すごいことだわーとひっそり驚きと喜びを噛み締めておりましたデス。


日本からは昨年の柳井ユニクロ会長兼社長に続いて、今年は安倍首相が選ばれてましたね。





昨年10月にその表紙を飾ってから、





またの快挙(!)


コリン・ファース様が言葉を寄せてくれてるそうです(泣)
(テキトー訳で)







"
When I was about 25 years old, I worked with two very good actors. The encounters were brief, but I’ve remembered them both with great admiration. Wanda Ventham and Timothy Carlton both embodied qualities which one is fogyishly tempted to look at with nostalgia. Along with very considerable talent, they had elegance, glamor, wit, kindness and decency.

I didn’t know at the time that they were married or that they had a son of about 10 who was quietly gestating all the same attributes. And now, 30 years later, the boy has been let loose. He has taken the form of Benedict Cumberbatch.

私が25歳くらいの頃、素晴らしい二人の俳優と共演したことがありました。短い共演期間でしたが、二人のことを大きな称賛の気持ちを持って思い出しています。ワンダ・ヴェンタムとティモシー・カールトンの二人は懐かしい気持ちに誘われるような、そんな雰囲気を醸し出していました。
かなりの才能に恵まれている上に、気品とうっとりさせるような魅力、機知、優しさ、礼儀正しさに溢れていました。

当時、彼らが結婚していて、10歳くらいの息子がいて、その子が両親と同じように称賛の対象になるような特性を静かに熟成中だったなんて知りませんでした。そして今、30年の時を経て、その子は自由に羽ばたき成長し、ベネディクト・カンバーバッチという人間が形作られたという訳ですね。








His parents’ qualities are on rampant display. It’s rare to the point of outlandish to find so many variables in one actor, including features which ought to be incompatible: vulnerability, a sense of danger, a clear intellect, honesty, courage — and a rather alarming energy. I take no pleasure in feeling humbled, but there’s no getting around it.

He must be stopped.
"
— Colin Firth on Benedict Cumberbatch for the TIME 100. [x] (via crieff)


彼のご両親から受け継いだクオリティの高さがそこここに現れています。
一人の俳優があんな風に変幻自在に役をこなすのは滅多に見られないし、不思議に感じられるほどです。
彼が演じる役はお互い相容れないような性格が含まれているんです:傷付きやすかったり、危険な香りがしたり、知性と誠実さと勇気がハッキリと現れていたり - さらにむしろ危険じゃないかと思えるほどに溢れるあのエネルギーですね。

謙虚な物言いをしても仕方ないので、回りくどい言い方はしませんが・・・



He must be stopped.


Benedict Cumberbatch

By Colin Firth


April 23, 2014









『彼は停止させねばならない。』

最後の一言は、忙し過ぎるBCのことを気遣った言葉なのか、
それとも話し出すと止まらないBCへの警告^^アドバイスなのか
多分その両方の意味を含んでいる・・・のかな^^



TIME誌に言葉を寄せたのがコリン・ファースだった、というのも
とてもとても嬉しいことなのでした(泣)







こちらもcumbercupcake登場でした。可愛い~~!

(出展:sodelightfully)






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★ステファン・ストーリー



おでこにメッセージというと、どうしても『The Sign of Three』のこれ



(出典:cumbergirl1895)


を思い出してしまう^^のですが・・・







これは『The 100 Most Influential People』の一人に選ばれたベネディクトからの
社会的影響力を持つメッセージのようなのです。






His twitter is @_stephenstory and the number is 70500
to donate a five or www.justgiving.com/stephen.sutton

(と寄付を呼びかけるメッセージをおでこに掲げて)


http://www.stephensstory.co.uk/

Stephen Sutton has been battling cancer since the age of 15. On January 13th 2013, shortly after finding out his disease was incurable, Stephen made a Facebook page called “Stephen’s Story”. On the page he outlined a bucketlist of 46 things he wanted to achieve in the near future. Since creating the page Stephen’s following has grown exponentially and he has inspired thousands of others with his positivity and passion for life. He has achieved more than most would in a lifetime; resulting in him winning countless awards in recognition of his inspirational work, most notably he has raised over £560,000 for charity in just one year. This is not a sob story, this is Stephen’s Story

http://www.youtube.com/watch?v=MvG3ifEd0t0



ベネディクトからのメッセージ:

ステファン・サットンは15歳の時からガンと戦ってきました。
彼の病気が不治の病と知らされて間もない2013年1月13日、彼は『ステファン・ストーリー』と呼ばれるフェイスブックを始めました。そこに近い将来、自分が成し遂げたい46の事柄を載せました。

ページ開設以降、彼のフォロアーは急増。彼の生きることへの前向きな情熱が多くの人々に刺激を与えてきています。

彼は大多数の人々が一生かかって成し遂げること以上のことを成し遂げてしまいました。その結果、人々を鼓舞し激励を与える彼の作品は数えきれないほどの賞を受賞し評価されました。

その中でも最も目立つ功績は、慈善事業のための寄付金を一年間で560,000ポンド以上集めたことです。

これはお涙頂戴の悲しい物語ではないのです。これはステファンの物語なのです。





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NHK番組ナビで知ったのだけど、24日から始まるシリーズ(3)には
『元ネタ見比べ企画』なんていう楽しそうな企画があるんですね!
シリーズ(3)放送後すぐ後に原作に忠実なジェレミー版S.ホームズが放送されるそうな^^。
さらに18日0:30には『徹底解明SHERLOCK』という特別番組まで用意されている!
たまにはNHKサイトもチェックしとかないといけないいけない;;
5月下旬は色々と楽しみです!



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BBC Sherlock : Fun GIFs & Arts(9)(シャーロック・カンバーバッチ)

2014-04-14 22:12:33 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)


シリーズ(1)インターフォンのこのシーン、好きなんです。





シリーズ(2)では例のこれ^^。



(出典:justonelasttrick)





シリーズ(3)ではこのシーン。これじゃジャニーンでなくともロック解除しちゃいます。








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ファンアートもストーリーもgifもなんだかゴッチャで、記事タイトルの意味がよく分からなくなってきちゃいました;;;。

取りあえず楽しいランダム・ファン・アートということで。。


シリーズ(3)ネタも多いです。
ネタバレ避けたい方はここから先は、進まないようにお願いいたします。






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相変わらず可愛い系の髭ネタです。



寝ているジョンの髭剃りシャーロック
(出典:taryndraws)















『僕、死んでないんだ、ジョン。』








かと思うと、自分で髭を剥ぎとるジョン

(出典:ireallyshouldbe)




なぜ、どうやってジョン・ワトスンは髭を止めたのか


自分を変えようと懸命に生きてきたのに、
君は死んでなんかいなくて
僕を騙していたのか
(怒り)


(・・・ということかな?)








かと思うとシャーロックにpurple shirtを着てほしいジョンもある

(出典:seki0930)




これ、どうぞ。







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redscharlachさんのシャーロック・ピッツァ編。

ピッツァ・ホームズ、デリバリー・メニュー
(出典:redscharlach)






いつものようにアイディアいっぱいの言葉遊び。
二人のスターと共演者をベースにしたピッツア。

選ぶとしたら、やっぱり超平べったいHolmes Style!






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シャーロックのシルエットが浮き上がっているword search


(出典:nobenedict)



SHの脳内にはジョンが住みついているようです^^





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ポスター風アート:



The Empty Hearseから霊柩車をフィーチャーしたポスター2枚。



1月1日に放送日が決定した直後に出たアート。

(出典:getanderon)









同じく放送日発表後に出されたアート。
01 01 14 The Empty Hearse

(出典:thecumbercollection)









Bird Sherlock

(出典:dramatisecho)







バーツから飛び降りた、ということで
羽の生えた『bird』系シャーロック・アート多いデス。









モノクロ・アートがいい!



Beautiful, isn't it?
(出典:sir-mycroft)



太陽系は消去してしまったシャーロックだけど、星を見上げて『綺麗』と感じたりはする。









モノクロで決める5人。
ルパートだけ若さが光ってる(^^)
何年前の写真かな?



(出典:mrs-mob-johnlock)













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ルービック・キューブに強いジョンの話:

(出典:yOdo.deviantar)





シャーロックがルービック・キューブに関する情報知識を自分のハード・ドライヴから消去してしまった、と知った意地悪モリアーティ。
プレゼントに彼を苦しめる道具としてルービック・キューブを送りつけた。

『フ-ム、宿敵から試されているな。』


カチカチッ    カチカチッ

カチカチッ    カチカチッ






(車中でも)カチカチッ
(食事中でも)カチカチッ
(外出先から帰って来ても) カチカチッ

カチッ







『そいつをこっちに寄こせ!』

『なんてことを・・!』


カチッカチッ  カチカチッ  カチカチッ
カチッカチッ  カチカチッ  カチカチッ


『ほら!』(キューブを投げるジョン)



(221Bへ入るジョン)


(ポーっとしちゃうシャーロック^^)





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孤独なシャーロックの邪悪な思い付き(笑)

pee in a jar
(出典:uncreativeart)





僕は偽装自殺で周囲を騙しました




ジョンとメアリーの二人はキッチンへ行ってしまい
一人残されたボクはパニックして




HAD TO PEE IN A JAR



なんというお子ちゃまなシャーロック(笑)。
すねてる顔が5歳児のままなシャーロックなのでした。

CAMの真似なんかしちゃダメよ。




でもナプキンをオペラハウス風に折っていたシャーロックの後姿。
寂しげでした。






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ところでTumblrではノルウェーのシャーロック・パロディがウケてました。
画像だけ見る分には確かに可笑しい^^ コテっとコケます^^
でもゲイネタ満載。






こちらノルウェー産シャーロックとジョン。




そのパロディからSH&JWアートをひとつ。

ドゥドゥドゥ、ドゥドゥドゥ~~~

(出典:inchells)







youtube画像を貼るのは・・・
止めておきました。




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お話し変わって

エイプリル・フールにゲイティスがこんな人騒がせなツイート^^








何年後になるのか分からないけど、次のシリーズは



またこの頃のような探偵物語に戻るといいな。






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B. Cumberbatch: BA High Life(2)+三谷シャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)

2014-04-12 22:39:16 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)


BA High Life パート(1)からの続きです。









2日間に渡るアドベンチャーは、その前日ヒースロー空港で初めて彼に会った時から始まった。
北欧の国へ行くのはアイスランドへ行って以来のことだ、と彼は話した。

アイスランドは別世界への入り口のような国だ。

『寒い気候は大好きですよ。でも凍った湖上ドライブは初めてだな。すごく面白そうですね。』
と彼は続けた。


その時までベネディクトにとってのドライビングで一番の挑戦は『Top Gear』出演時だった。
彼は『手頃な車』でゲスト出演した。
番組は有名人がテストコースを出来るだけ速く回ってタイムを計る、というもの。


彼は誰よりも長く練習に時間をかけた。
しかし結局のところ、彼は自分のラップにガッカリして、
『まあまあの出来』と評した。
つまり彼は13人中7番目のタイムで、チャールス・ダンスやロン・ハワードより速かったがスーザン・ボイル、ジミー・カー、ヒュー・ジャックマンより遅かった。おそらくこれがカンバーバッチ唯一のスクリーン上の失敗作だった、という訳だ。

彼はもう一度別の挑戦を!と意気込んでいた。








ヘルシンキ空港からHameenlinnaまでの途中、私達はアメリカン・ダイナー風のカフェに立ち寄った。
木製テーブルで、食事は美味しくて、ドリンクはずっと高いという点を除けば、アメリカ風といえた。


ベネディクトによると、シャーロックのプロデューサー達は『Atonement - つぐない』のポール・マーシャルの演技を観て、彼にオファーしてきたという。『チョコレートで財を築いた小児愛レイピスト』という彼が演じた中でも、最もダークな役どころだった。


『演じるのが難しかった役ですか?・・・ウィキリークスの創始者、ジュリアン・アサンジでしょうか。倫理的な部分でハッキリしない、あいまいな部分がありますよね。それに彼は僕とどうしても会おうとしなかった。僕たちはe-mail交換している関係なんですけどね。彼の物の捉え方、考え方を知りたいと努力したのですが。』


彼が一番演じてみたいキャラクターは?

『デビッド・ボウイ。』









翌日、Haeenlinnaのホテル近くの凍結したフィールドで氷上ドライビングの指導を受けた後、本番の凍結湖へ向けて出発した。


目標はコーナーを横滑りしながら曲がること。
アクセルを器用に操作し、ハンドルを素早く正確に回さなければならない。

(そしてトミが言うように、車が自分の後ろに抜けていくような感覚を持つ必要がある。)


ベネディクトはもう一台に試乗する。今度はルーフを下ろしたF-Typeのスポーツカーだ。ヒーターを最高値まで上げたV8エンジンが唸るような音を立てる。タイヤは摩擦で氷を掴む。
彼はエネルギッシュに、上手に横滑りしながらコーナーを回る。
車を止めた彼は車の中から飛び出してきて - もう少しで氷に足を滑らしそうになりながら - 『まったく素晴らしい!ビックリするような面白さですよ。最高に楽しかった!』と言った。




彼の熱狂ぶりは氷上に残ったタイヤのカーブ跡を見れば明らかだった。

彼のインストラクターはジャガー・テスト・ドライバーであるゲイりー・パーマーだった。彼にベネデクトはどうだったか、をたずねた。

『彼はやると決めたらやる人で、人の話をよく聞きます。彼は非常に上手く車を操作していましたよ。生まれ持っての才能があるみたいだ。』


これを聞いたらベネディクト・カンバーバッチはとても喜ぶことだろう。









To find out more information on ice driving courses, visit jaguar.com/icedrive.
Benedict Cumberbatch wears Belstaff Hollington trench in resin coated nylon twill, £1,795.
(べネディクト着用のトレンチコート、相当なお値段ですね。)

More for the Cumberbitches: Benedict's guide to London.




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同じくウェブ上High Lifeでベネディクトがロンドンでお気に入りの場所などを語っていました。


Benedict Cumberbatch: my London






ロンドンは世界の都市の中でも大好きな街です。
ここで生まれ、ここに住み、大勢の友人達も暮らしている街ですから。
世界で最もワクワク感のある都市のひとつでしょう。刺激的だし多くの国籍の人々が暮らす国際都市です。
ロンドン出身です、と言えるのはとても誇らしいことです。





ロンドンでのお気に入りを少し挙げてみますね。
申し訳ないのだけれど、僕はリスト・アップするっていうの嫌いなんです。
明日同じことを尋ねてみてください。きっと違う場所や店を挙げると思いますよ。








散歩道や大好きな景色

素晴らしいロンドンの景観を楽しむには、ウォータールー・ブリッジを渡るといいです。真ん中辺りで立ち止まって両側を見てみると - 東側にはセント・ポール大聖堂とその先まで、西側にはビッグ・ベンとウェストミンスター宮殿が見えます。ロンドンはいくつか非常に素晴らしい景色を望める場所がありますが、あそこは僕のお気に入りのひとつです。
それから聖バーソロミュー病院の屋上からの眺めも大好きです。12世紀まで歴史を遡って辿れる素晴らしい場所です。あそこの眺めは特別です。特に僕にとってはね。







セント・ポール大聖堂の屋上階へ行くといいですよ。あそこからテムズ川、テート・モダン美術館、シェークスピア・グローブ劇場など、ロンドンの信じられないほど素晴らしい景観を楽しめます。その上、大聖堂のドームそのものが荘厳で壮麗です。これは建築家クリストファー・レンの代表的建造物です。







別のお気に入りポイントというと、ロンドン北方にあるパーラメント・ヒル。僕が住んでいる近くです。眼下にロンドンの全景が広がっているのです。パーラメント・ヒルとハムステッド・ヒースはリラックスしてジョギングしたりするにはピッタリの場所です。







それからテムズ川の船上から眺めたロンドンの景色に勝るものはないかもしれない。テート・ブリテンからテート・モダンまでのボート遊覧ツアーをしてみるといいです - あれはすごくいいツアーですよ - 議事堂やセント・ポールを船上から眺められます。テムズ川の上から街を眺めると、なんだかとってもリラックス出来るんです。




レストラン

Jason Atherton's restaurant、 Pollen Street Socialとナイツブリッジにあるマンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ホテル内にあるHeston Blumenthal's Dinnerがとてもお気に入り。ヘストンと一緒に後者ホテル内で運良く食事をしたことがあります。どの料理も食べ、そこの歴史を説明してもらいながら。

それからソーホーのBerwick Streetの外れにあるレバノン料理の店『Yalla Yalla』も好きですよ。すぐそこの角にある『Brindisa』もとっても美味しいタパスがあるから行ってみるといいです。本当に美味しいベジタリアン料理ならハマースミスにあるレストン『The Gate』がいい。




自宅周辺

ハムステッドにある自宅周辺でお気に入りというと、『The Stag』のバーガーが特に好きですね。ここのバーガーはすごく美味しい - そして地元のパブは『The Wells』がお気に入りのひとつです。







気になって興味を引かれているのは、まだ行ったことがない、ロンドンで一番高いビル『The Shard』です。行ってみたいですね。





Read more: Benedict Cumberbatch goes ice driving in Finland with High Life and Jaguar, plus a few of his favourite places. jaguar.com/icedrive

http://highlife.ba.com/News-And-Blogs/London-Blog/Benedict-Cumberbatch-my-London.html


(High Life記事ここまで)




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ウォータールー・ブリッジからの眺め・・・

セント・ポール大聖堂の階上からの眺め・・・

それにハムステッド・ヒース・・・





以前短期ホームステイした時、スコットランド人担当講師が
クラスメイトと一緒に車で連れていってくれた広大な公園。
『ノッティングヒルの恋人』のロケ地として使われた公園で
ケンウッドハウスに入ったことと、みんなで写真を撮ったことしか記憶にないのですが;;;


ベネディクト・カンバーバッチはあの近くに住んでいるんだ。


そういえば、ジョギングしている人、いたなぁ。
もしかして、あの中のひとりが・・・

なんてね^^


また行く機会があったら、おしゃれな街(らしい)ハムステッドを散策したいです。




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最後に三谷幸喜脚本による学園物ホームズの話題を。





ホームズ物ということで録画だけで放置してました。
新学期で忙しくて観られなかったけど

今日3話を一気に観ました!と~っても楽しめました。


人形劇ってジャンル外で、ちゃんと観ることなかったけど
生身の人間が演じるのと違う味があって、ほのぼのしていて面白かったです。






ワトスンの話を聞いてないところとか、
文学、天文学、哲学それに美術が苦手、とか
ハドソンさんが『シャーロックは私の恩人よ』と言ったりとか
『シャーロック』のシャーロックを意識した台詞に聞こえてニヤニヤ。
三谷さんの書いた物はやっぱり面白いデス。


教頭がモリアーティ、生活指導がロイロット、
べッポ、レストレード、ジェファーソン・ホープ、スタンガスン、ドレッパ、オルムシュタインにアドラー・・・
と名前がいちいち懐かしい(笑)


ナポレオン像の代わりにカバの像、毒薬の代わりにゆで卵、ワルシャワ帝室オペラのプリマドンナではなくて保健室の先生、そしてパイプの代わりにピロピロ笛。






みんな可愛くて笑いがいっぱいの人形劇。8月の第二弾、10月の本放送が今から楽しみです。






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B.Cumberbatch: BA High Life (1)(ベネディクト・カンバーバッチ)

2014-04-06 23:28:25 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

土曜日深夜『シャーロック』の再放送がBSで始まりましたね。
なので久しぶりにHDDに入っている字幕版をまた見直してしまった。
やっぱり『Study In Pink』好きだなぁ。
初見の時の衝撃が蘇ってきましたです。


ここ最近マレーシアからオーストラリアからと、BCニュースが入ってきてますが、今日読んだ記事によれば、TVで『リチャード3世』役を演じるそうで。
MFがこの7月から舞台で同じリチャード3世を演じることが決まっているので話題になってますね。二人ともホント忙しそう。







2月にフィンランドでジャガーの新CF撮影があったそうで、その寒そうな様子を伝えるホットな写真と記事があちこちにアップされてました。




クラッとするようなフォトから






ハスキー犬と戯れる和みのフォトまで







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BAMagazine『High Life』記事の概要を追っておきます。


ウェブサイトはこちら
Benedict Cumberbatch: ice driving in Finland
April 2014
氷上ドライビング - フィンランド








Benedict Cumberbatch ditches his trademark detective's coat for thermals as he dares to cheat death driving on ice in central Finland.
Gavin Green joins him

防寒のためにトレードマークのシャーロック・コートを脱ぎ捨てたベネディクト・カンバーバッチ。
フィンランド氷上で思い切った『死のドライブ』に挑戦
ギャビン・グリーンが同行した。


Benedict Cumberbatch wraps up in snowy Finland
Joe Windsor-Williams for High Life magazine

BC仕上げは雪のフィンランド
ジョー・ウィンザー・ウィリアムズ記










話しかけてくるのは、私達が立っている凍てついた湖だ。氷の底知れぬ深い溝から、あたかも痛みに唸り声を上げ、ギシギシと音を立てているかのようだ。
『あの音を聞いて』とカンバーバッチ。
分厚いファー衿コート、黒のサロペット、厚手のブルーのマフラー、大きなスキーブーツ、分厚い手袋と毛糸の帽子。ベーカー街のシャーロック・ホームズというより北極探検隊のスコットのようだ。

『まったく神秘的な音ですね。』と彼は私達の下や周辺で唸り声を上げる氷の音に耳を澄ました。
鳥たちも人々も動物たちも、寒すぎて、そして人里から離れ過ぎていて、氷が立てる音以外、他には全く何の音もない世界なのだ。










『氷は十分にガッシリと凍結しているようですね。』と尋ねるベネディクト。私達が考えていることを言葉にした。

私達はジャガー・スポーツカーでこの凍てついた湖上を疾走しようとしていた。そして誰もジャガーF-Typeが潜水艦と化してしまうのは見たくない。
『相当しっかり凍っていますよ。』とフィンランド人インストラクター、トミが言う。彼は氷の厚みを計る機器を見せて
『35センチあります。』と安心させるように言った。
『場所によってはもう少し薄い箇所もありますけどね。』




私達がいるのはフィンランドの中央南部。ジャガー・ウィンター・ドライビング・コースだ。
私と一緒にいるのはおそらくアンソニー・ホプキンスのハンニバル以来、あるいは吃音で悩んだ英国王を演じたコリン・ファース以来の、イギリス映画界のビッグスターだ。

1,600万人以上のイギリス国民がベネディクト扮するシャーロック・ホームズがシリーズ(3)で復活するのを視聴した。
それは視聴者数最高記録を打ち建て、ここ10年間でもっとも愛されているTVドラマとなっている。










ピンと背筋の伸びた彼は6フィートの長身、37歳、痩せ形。しかし次作『Blood Mountain』の傭兵役の役作りのため筋力増強中だ。
しみも無精ひげもなしの肌、アイス・ブルーの瞳、掻き上げた黄褐色の髪。





もちろん彼をスターにしたのはシャーロックだった。2010年の放映以降ノンストップ状態が続いている。

『本当に沢山の役を短い間に演じてきました。シャーロック・ホームズからクリストファー・ティージェンスに変わるのにバンク・ホリディがあっただけでした。』













彼は『名もない俳優』から、どうやら最もセクシーな男優となってしまったらしい、と認めているのだが - 俳優としてここ10年間同じ顔なのになぜこうなったのか未だにミステリーなのだそうだ。
 


そしてカンバービッチーズという言葉が生まれ、ソーシャル・メディアとしては最大級の一つとなった@cumberbitchesは123,000人のフォロアーを持つツイッターだ。
しかし今日はそのカンバービッチーズは一人もいない。ここは誰にとっても寒すぎる土地なのだ。


凍結した湖上は-7°C。肌が痛いほどだ。
Tomiにとっては寒くない方だそうだ。
『先週は-24°Cでしたよ。2月としては穏やかなほうですよ。』










トミによると、-24°の時は、どんなメタルにも素肌を出して触れられないのだそうだ。だから素手で車に触れられないし、カメラのヴューファインダーに瞼をくっ付けることも出来ない。もしそんなことしたら、素肌が剥がれてしまうそうだ。

その時になってベネディクトはかなり心配そうな顔になった。瞼が剥がれた俳優では、あまり格好よくなさそうだ。

ベネディクトはハムステッド・ヒースでジョギング中に躓いてしまった時の話をしてくれた。転んだ時彼は顔を強打するかもしれない、と思ったらしい。
そして頭に浮かんだのは、モファットが『それはマズイなあ』と言いそうだ、ということだった。




午後の早い時間だったが、水平線近くから離れなかった太陽が雲間から少し顔を出した。
ここに来て初めてのことだった。
それまではグレーのやわらかい冬の光があるだけだった。

突然雪に覆われたその大きな湖、白い松とブナに囲まれたその湖が、明るい冬の太陽光線の下で輝き始めた。









さあ、ラリー開始の時だ。ベネディクトはジャガーのブランド大使。
ロンドンでは黒のジャガーXKRスポーツカーに乗る。

ここの『Alive on Ice』コースではSki-Doosに乗り、ハスキー犬が引くソリに乗る。

ベネディクトは忙し過ぎて飼えないが犬が大好きだ。
ソリに乗る前、彼は雪の中、新しい親友たちのお腹を四つんばいになってくすぐってあげた。














早速ハスキーを撫でてあげてるcumbercupcakeアップされてました^^
(出典:sodelightfully)



かわいい~~!








凍てついた湖上で車を疾走させるため、ベネディクトはシャーロックが殺人事件の謎を解く時のような集中力を発揮させた。

『真剣にこの難題に取り組みますよ。』

トミと前フィンランド女性ラリーチャンピオンであるミナが、彼に氷上でのハンドルの切り方、ブレーキのかけ方、スピードの出し方を教えた。


彼の熱意と決意は北極星のごとく明らかだった。初めのうち彼は(皆と同様)スピンしてしまったが、何回か練習するうちに、スピードの駆け方、旋回の仕方がシャーロックよりもセナのようになった。



カンバーバッチの熱心さと集中力は驚くべきこと、ではない。今までもシャーロックからホーキングまで、ゴッホからアサンジまで、フランケンシュタインからスマウグまで見てきているからだ。貴族階級の陸軍士官、スパイ、奴隷のオーナー、スタートレックで宿敵、そしてセサミストリートにだって出てきたのだ。









実生活で彼はカージャックにあったり、チベットの修道院で英語教師をしたりしてきた。そして今回はフィンランドの湖上で氷の上をスポーツカーで疾走だ。彼は凍った湖上で
『富裕層生活のすべて』を受け入れてみようとしていて、向こう見ずなスポーツを好んでやってみようとしている、と話した。
『僕はマッチョなアルファ・メイルのタイプじゃないでしょう。でもむちゃして危ない人生を選ぶ方なんです。スカイダイビングやスノーボーディング、カイト・サーフィンが好きで、ロンドンではバイクに乗っているんですよ。』




パート(2)へ続きます。









ずい分と寒いところでの撮影だったのだ。読んでるこちらまでブルブル寒くなります。

しかし、ホント危ないスポーツばかりが好きなんですねー。
くれぐれも怪我のないように・・・お願いします。





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B.Cumberbatch: Trivia & Tidbits (3) (べネディクト・カンバーバッチ)

2014-03-30 23:16:48 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

インフルエンザでバッタリ倒れてから一週間家籠りしてました。
その埋め合わせで春休みがつぶれかけております。

今日は仕事がなく悪天候だったので、また家籠りで月末の締めの準備をしたり、明日のイベントの準備をしたり、タンブラー覗いたり。
そんな訳でブログ用保存庫がグチャグチャになってきて大変です。ワサワサーっとベネディクト関連だけ放出することに。








BCキャラクターフォトアート
(出典:synathroesmus)









アートによるキャラクター紹介:



redscharlachさんの描くアーモンド・アイズ・ベネディクト好きです。

(出典:redscharlach)





可愛い系BCキャラクターアート
(出典:yoshi-fl)







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シリーズ(3)で親子役で共演したことについてベネディクト、ママ・ワンダ、パパ・ティモシーが語っていました。

(出典:dx5m)








親子共々ハッピー&満足の様子。





その父母とどこがどんなに似ているか。
(出典:leelss)




やっぱり骨格と瞳、親譲りですネ。




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『カンバーバッチ』という長くて珍しい名前に纏わるちょっとしたアート!?・・と呼べるかな?


cucumberbatch

これだけで可笑しい(^o^)(^o^)(^o^)
これまたドでかいcucumberですね。

(出典:frozunhearts)













cumbercrayon

こんな色のクレヨンがあるの~~?!


Benedict Cumberblue (出典:turning-on-the)







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BCフォト特集:


ダンガリーシャツ特集!








そしてカフスに手をやる姿も多いので集めたのがこれ。









みだれ髪のBCコレクション











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出し遅れましたが・・・去年のトロント映画祭でのひとこま。
ハートの形を作れないBC!ということで話題に(^^)







(出典:luciawestwick)







なんだか時宜を得てないエピソードなんですが、(*_*; ミョーなところが不器用だったりするのが魅力デス!





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友人たちが語るBC。
(出典:gottaspendape)



















J.マカヴォイの『・・・want to cut his legs off』可笑しい^^それってまさか自分のことじゃ・・・
S.ペグがまとも過ぎて、なんか変^^。



さらに友人たちの言葉
(出典:ihaveamindpalace)
















M.マーティンデイル:He's a doll か。。





さらにさらに、監督たち(+友人)が語るBC
























さらにさらに!コリン・ファースともこんな仲で嬉しい~!

(出典:smaaugg)









'Aren't I lucky?'って。(^o^)(^o^)(^o^)
ファース様~ゴージャスぅ~(*^_^*)







さらにさらにさらに!U2バックのフォトボムBCについて語るアンドリュー・スコット!^^


I thought it was absolutely glorious. It made me incandescently happy.
I thought it was so brilliant. He got right up there, isn’t he?
I love him for it. And I’ll love him forever.
I think it’s my favorite thing he’s ever done.”

Andrew Scott on Benedict photobombing U2, Empire Online Interview (via tedystaleva)


ホントそういうところが好きなんです^^。






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何をやってもどこへ行っても追っかけがついてまわるBC。



マレーシア、クアラルンプールで'2014 Laureus World Sports Awards show'の司会役を務めたそうで、その様子を伝えるフォト、gifが沢山流入してきてます。












マレーシア、クアラルンプール

(出典:benedictcumberbatchsgirlfriend)


眼鏡のnerdからgorgeous guyへ変身!などと書かれていたBC。









こ、これはGORGEOUS!!!もう~光輝いてる~

Dead!(バタッ)




















そして29日にはマレーシアF1グランプリ2014の会場に姿を現したらしい。
予選レース前のパドックで。











さっそくこのフラットキャップとフリップフロップス(ゴム草履)姿が







Cumbercupcakeアートに!!!
(出典:sodelightfully)





かわいい~~





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最後になりましたが、ベネディクト舞台『ハムレット』のスケジュールが発表になりましたね。
こちらのBBCの記事から



26 March 2014 Last updated at 08:18

ShareFacebookTwitter.Benedict Cumberbatch to play Hamlet on stageBenedict Cumberbatch Cumberbatch has played Sherlock in three series of the BBC One drama





Sherlock and Star Trek actor Benedict Cumberbatch is to play Hamlet on stage next year.

The 37-year-old will star in William Shakespeare's classic tragedy at the Barbican Theatre in London from August to October 2015.

Lyndsey Turner will direct the play for Sonia Friedman Productions.

Friedman said she was "thrilled" to be producing the show, describing its star as "one of the most gifted and exciting actors of his generation".

Best known for his role in BBC One's updated Sherlock Holmes series, Cumberbatch was recently seen in 12 Years a Slave and heard in The Hobbit: The Desolation of Smaug.

'Right age'

He was last seen on stage in the National Theatre's 2011 production of Frankenstein, directed by Danny Boyle, in which he shared the roles of Frankenstein and his Monster with Jonny Lee Miller.

Turner was widely praised for her direction of Lucy Kirkwood's play Chimerica, while her revival of Sophie Treadwell's 1928 play Machinal recently ended an acclaimed run on Broadway.

Booking details for the 12-week run will be announced in May.

Cumberbatch revealed last year he would be playing Shakespeare's Danish prince "sometime in autumn on the London stage".

"It's a role I've been interested in for a long time," he told the Daily Telegraph in 2012.

"I don't know if there is such a thing as a right age to play the part, but 36 or 37 seems appropriate to me."



来年8月~10月、バービカン・シアターでの公演が決定
2012年デイリー・テレグラフに
『ハムレットは長い間興味を引かれていた役です。この役を演じるのにふさわしい年齢というのがあるかどうかは知らないけれど、36か37歳が僕には適切な年齢だと思います。』
と語っていたそうなので、来年上演時39歳というのは、自分で考えた演じるにふさわしい年齢に合致グー(そういえば、昔バッチグー!って流行言葉があったなぁ- 古!)ですね^^






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Accidental Superstar+Academy Award(ベネディクト・カンバーバッチ)

2014-03-09 13:53:11 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)



New York Times Style Magazineに載った『Accidental Superstar』というタイトルの記事。
こちらのブログに載っていたものを読んでテキトー要約つけてみました。








ベネディクト・カンバーバッチは一人で長い話を延々としている最中だった。最近彼は多くの映画に出演しているから、それがどの映画であったかは、それはこちらに置いておいて、とにかく最新映画のプロモーションをしているのだった。彼の話は超特急だ。だからふと中断すると、まるで列車が緊急停止したように感じる。
『なぜみんなは僕の意見を知りたがるのでしょう?僕は自分の意見など読みたいとは思わないのですけど。』と彼は尋ねる。




彼には全く理解出来ないと言う。近頃世間にはカンバーバッチが話をしているのを聞くのが好きでたまらない、と言う人々が沢山いる、ということを - カンバーバッチがそこに『いる』のを見るのが大好きで、彼を見ることさえ出来れば彼が何をしててもいい、と思う人々が沢山いるというのが、なぜなのか分からない。どういう訳か、長いキャリアはかなり興味深い役柄で彩られているが、全般的にメガスターの役を演じている訳ではない。(最新ではBBC『シャーロック』、STiDでは悪役カーン、ジュリアン・アサンジを演じた『The Fifth Estate』そして『ホビット』のスマウグの声。)カンバーバッチはみんなが秘密に恋している俳優から、ハリウッドでもっとも話題に上がっている俳優へと進化したのだ。







彼の有名人ぶりは思わぬところに現れ明らかになっている。カンバーバッチが『Late Nght With Jimmy Fallon』というTV番組に出演した時、ファロンはその年で最多の人達がカンバーバッチを見ようと列を作っているのに気付いた。また伝えられたところでは、彼は2013年一年間で70万回ツイートされたし、昨年秋には『Time』国際版のカバーを飾った。彼は大作映画のロマンティックな主役を演じてきた訳ではないし、自分のルックスを『氷河時代のSid』みたいだと自らを表す。

『僕にはいつも、少し弱々しくて、とても儚くて、扱いに困るインテリとか、身体的にも矛盾を抱えた悪い恋人役といった配役が回ってくるようです。』



彼が魅力的なことは明らかにあらわれているが、ここが魅力、と言い当てるのは難しい。
まず名前がヘンだ。背が高く痩せている。長くて細い顔やモジャモジャの変な髪、そして明るくて離れ気味、アーモンドのような形をしたブルーの瞳が、まるで別の世紀からやってきた人間のようにみせる。だからスクリーン上では知的であったり、情熱的であったり、変人であったり、あるいは狂人であったり、をその役に応じて演じることが出来る。
『シャーロック』では、並はずれたI.Q.と救いがたいE.Q.持ち主で、しかもスーパーセクシーな人物を演じている。彼の仕草などがカワウソと似ているなと感じたなら、それはあなた一人だけではないはずだ。










去年11月、カムデンのパブでコーヒーを前に彼の前に座った時、彼は電子監視システムについて議論を始めた。政府について、お気に入りの映画について、彼のキャリアについて、『シャーロック』ファン達の猛烈さについて、さらにコーヒーが彼に与える影響について(コーヒーは彼をもっと早口にさせている)。彼はずっと続いた仕事がちょうど一段落したところだった。
その後の2か月間に、彼の出演昨が3本封切られることになっていた。『ホビット』『12 Years a Slave』『August: Osage County』の3本だ。



自分が表紙になった『Time』がちょうどニューススタンドで売られている時期だった。カンバーバッチは少し動揺してみせて、『不思議といっていいほどの成功、ですね。』と言った。最初彼は、偽物じゃないかと思ったそうだ。
『誰かが僕にその写真を送ってきてくれたのですが、僕はファンの誰かが写真を手に入れて、上手い具合に手を加えたのだろう、って考えたのです。』と。
さらに彼は英国TVのトークショーでハリスン・フォードと一緒にゲスト出演したのがワクワクの経験だった、と語った。
無口なフォードが『あなたのホームズは大好きですよ。』と言ってくれたそうだ。これは最近よくあること、なのだそうだ。仲間の俳優たちがシャーロックのファンだと明かしてしてくれる、という。

この数日前、彼は最新映画、イギリス人暗号解読者アラン・テューリングの伝記映画を撮り終えたところだった。カンバーバッチはテューリングの悲劇的な一生について、非常に強烈な人物達を続けて演じてきたこと、偶像的な架空の人物や実在の人物を演じることの厳しさなどについて延々と話した。
『実際には声を発しない役だって演じる用意ができているくらいです。』










彼はロンドン生まれ、俳優ワンダ・ヴェンタムとティモシー・カールトンを両親に持つ。名門校ハーローでかなりの役を演じ、マンチェスター大学、ロンドン音楽演劇アカデミーを経て役者としてのキャリアを順調に歩んできた。

しかし何と言っても彼を一躍有名にしたのは『シャーロック』での演技だった。それは原作が巧妙に取り入れられた気の利いた台詞のおかげもあるし、変人で才気溢れていて、周囲を苛立たせるけれどカリスマ性に満ちた探偵を、抜群の表現力で演じたカンバーバッチの功績でもある。シャーロックという人物はマニアックなファンを作り、カンバーバッチのひとつひとつの動きや、ストーリー展開を熱狂的に討議し合うファン達を生んだ。カンバーバッチは、そうしたファン達を気遣って次のような言葉で、シャーロックを愛するのは構わないがシャーロックがファン達を愛することは決してない、という気付きを促している。
『僕は常にシャーロックと彼の考えに夢中になっている人達にハッキリと言っているのですが ‐ シャーロックが皆さんを破滅させることもありますよ、って。』
カンバーバッチは明るく語った。
『彼は完璧、やっかいで嫌なヤツですからね。』



数週間後、NYアルゴンクイン・ホテルで続編取材を行い、彼の公的な生活がどんなものなのか、について尋ねた。
私達はホテルまで歩いていくことにしたのだが、オフィスを出る前、私はこのことを職場の誰にも話していなかった。しかし5分もしないうちに、3通の息を殺したようなメールが、普段冷静な同僚たちから届いた。『その人、私が考えている、あの人なの?』

通りに出ると、私達は足早に移動した。カンバーバッチが長く立ち止まると、そこに人だかりができてしまうからだ。
ホテルでは、柱の陰に席をとった。しかし人々はどうやってでも彼を見つけてしまうのだった。
(彼らがサインを願う時、必ずティーンエイジャーの子供達の代わりに、といってお願いしていた。)







普段は気さくなカンバーバッチだが、時々追いかけを『やり過ぎ』と感じることもある。
昨年カーディフで『Sherlock』撮影中、気まずい困った出来事が起こった。撮影車両から自分の車に歩いて行かなければならなかった時だ。その時彼は、大きなネタバレとなるような衣装を着ていた。特にしつこいパパラッツォに写真を撮らせないようにした努力が無駄になった時、彼はフードで顔を隠しながら、急いで書いた『エジプトへ行って写真を撮り、もっと大切なことを世界へ伝えろ』というメッセージを掲げた。彼はこうした行動を別のロンドンでの撮影時でも再び起こし、通りを埋めていた何百人というファン達は楽しんだが、イギリス各紙は皮肉られた。この時は民主主義、政府の不法侵害、ジャーナリズム、テロとの戦いにおける自由と安全について、刺激的な質問を掲げたのだった。
『あれらはとても複雑な事情がからむ質問で、明確な答えを出すには非常に難しい。だから質問を投げかけること自体、討論を活気づかせるものでしょう。』と彼は説明した。それ以降、別の行動は起こしていない。
『あの時は本当に強い思いを感じていたのです。』






ニューヨークでは『Star Trek』で共演したザカリー・クイントを訪ねたり、映画を何本か観たり、美術館巡りをしたり目立たないようにしていた、と言う。現在独身の彼は、次に待っている一連の仕事の準備をしているところだ。

スタートレックのファンを興奮させた質問のひとつが、彼が次のスタトレシリーズにも出演するのかどうか、というものだった。彼は最新のシリーズで映画の中の魅力を全てをさらっていったからだ。その可能性はもちろんある。

彼はキャップをかぶり、また人々の前に出る準備をした。彼は大都市の群集の中では、対処の仕方がある、と話す。
『自分を隠す方法があるんです。壁が高ければ高いほど、窓が暗ければ暗いほど、サングラスが大きければ大きいほど - 多くの人達の注目を浴びることになるでしょう。一番の変装は地味な恰好でどう自分を見えなくさせるか、を学ぶことなんです。』





(Accidental Superstar記事はここまで)


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いつもどこかで見たようなシャツにパンツにカーディガン姿なのは、自分を見えなくさせる工夫と努力の賜物、という訳なのですね^^。
それにしてもこの写真、10年前のベネディクトかと思えるほど若々しいです!
ボーっと見惚れてしまう。



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ところでロサンゼルスで今月2日に行われたアカデミー賞授賞式。






ニューズとyoutube映像を見ただけですが、タンブラーには”CLASS”なベネディクトが溢れてました。

プレゼンターを務めたり、フォトボムで茶目っ気を発揮したり、と色々を話題を振りまいたようですね。





CLASSな気品と品格が滲み出ているかと思えば・・・










CLASSICな面もきちんと滲み出しておりました(笑)。







U2が報道陣の撮影に応じているのに後ろで飛び跳ねちゃっているBC---。いかにも、らしい。









photobomb行為はこれだけに留まらず、ここにも顔を出しちゃって(笑)。
この茶目っ気ぶりがたまりません!








レッド・カーペットでのインタヴューでは意外な才能?を披露・・・



これってすごく変わっているんですけど・・・


本当にそれを見たいんですか?


以前競い合ったことがあって、僕が勝ったんですが・・・


だからそこでジッと見ていた皆は、『エーッ』っていう反応でした




長くて大きなだけじゃなくて、グネっと柔らかく曲がる手!なのでした。







プレゼンターとしてはビシッとして。☆ス・テ・キ~~☆


















ベネディクト出演の『12 Years a Slave(それでも夜は明ける)』は最優秀作品賞を受賞。
制作関係者一同と檀上に上がりました。









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いつか、このオスカー像を自分のものに・・・と心の中で感じたでしょうか。






『The Imitation Game』が早くも来年のオスカー候補に、なんていう気の早い記事が出ていたりしました。(早すぎー)
主演候補に名を連ねるようになったら、またWOWOWに3月だけ加入するでしょう(自分も気が早いー^^)






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Fun Arts & GIFs (8) From Series-3 (シャーロック・カンバーバッチ)

2014-02-15 22:29:18 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)


両手でサムアップを返すシャーロックなんて嫌だ~!そこは『冷ややかに鼻先で笑って踵を返す』でしょ!っと文句つけていたシリーズ(3)なのですが・・・

なんやかや言っても、やっぱり好きです。シャーロック。





(出典:ramazanova)



早くもシリーズ(3)から愉快なGIFや素敵アートが次から次へと制作されて、楽しませて頂いてます。
タンブラーのダッシュボードに流入してきた中のお気に入りを、いつでも見られるように、こちらに集めてみました。






★時期外れにならないように、まずValentine's Dayアートから:



愛のキューピットはマイク・スタンフォード^^ (出典:oochami)

S-1、E-1以降、台詞の中やブログにしか登場してこないスタンフォードだけど、アートの話題にはよく登場。
次のシリーズでの登場は?

ふくよかなあのお顔にまたお目にかかりたいものです。







hannd in hand お手てつないで・・・ってジョンは小学一年性?ですか^^
(出典:inchells)










IOU Valentne (出典:stapletoothtiger)










面白いな。
ホント、次々とアイディアは尽きませんね。





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以下シリーズ(3)からのアートです。ネタバレしてますので、ご注意くださいますように。





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★シリーズ(3)ではやっぱりこの人。アンダースン。





劇的変容を遂げたアンダースンはアートの世界でも大活躍^^

merry christmas

シャーロックの写真抱えて涙目のアンダースン。
『SHERLOCK LIVES』のリストバンドに願いをこめて^^



(出典:reapersun)











物陰に隠れて無事を見守るアンダースンが可愛い!!
(出典:ineffableboyfriend)







レストラードの前で弾けてるアンダースン^^
(出典:liberiproject)









壊れアンダースン(^^)
(出典:sherlock)









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★酔っ払いアートもいくつか:




酔っ払いシャーロックの写真を撮るレストラードが可愛い!
(出典:lotsofdoodles)



グレッグ、秘密のアドベンチャー

『酔っ払いです、警部。』
『担当部署が違うよ。』
『緊急事態なんですよ、警部。』
(酔っ払いシャーロック)

カシャ!カシャ!








カップケーキさんの酔っ払いシャーロック
(出典:sodelightfully)











こちらもclue-ingしながら寝込むシャーロック^^
(出典:whitestuffserve)








このポーズのシャーロックばかりでした^^。






『私は誰でしょう』ゲームの二人(出典:winterwindpal)








『時々人間になる・・・』^^



二人の酔っ払い演技、上手~い!このシーン大好き!




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★昔飼っていた愛犬Redbeard。語りたくない思い出って何なのだろう。

Redbeard関連のアートもいくつかありました。




レッドビアードを抱いている少年シャーロック







 
右手でレッドビアードを抱く大人シャーロック
(出典:beck28nz)



『あ~、ところでシャーロック、レッドビアードを覚えているか?』に反応したシャーロックでした。







マイクロフトも一緒に暖炉の前で
(出典:sashkash)










本物のレッドビアード君はMurrayというアイリッシュ・セッター (出典:yesimsherlocked)

自分の出演するTV前のMurray君。





飼い主はアンシアさん!という方だそうです。


New Sherlock mascot Redbeard AKA Murray the Irish Setter!

Seen here , photos and cute story from the dog owner @Anthea_Crowe. He is not a professionally trained acting dog. This was his first acting gig. One of the casting crew recruited him for the show, who remembered him from puppy classes. Anthea gives the training credit to her dad. She says that Benedict liked the dog quite a bit and didn’t seem bothered “when the dog was all over him trying to kiss him.” She says Murray “enjoyed his day and gave Benedict plenty of kisses.” Oh, and young Sherlock was Steven Moffat’s son.

Anthea adds that Murray is the sweetest little dog ever, is very loving, and has an obsession with tennis balls!





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★可愛い系アートです:


cupcakeシリーズでhair rufflingが出てきました!
可愛い~!

(出典:sodelightfully)







ホームズ・ファミリーも出来上がってました。
(出典:sodelightfully)







衛兵に混じって行進シャーロック
gif: guard costume sherlock (出典:omgletmeloveu)






抜き足差し足のsh/jw
(出典:omgletmeloveu)






rescharlachさんの新作出ました
シリーズ(3)のキャラクター達が加わってます。
(出典:redscharlah)



ヒゲのアンダースンが可愛いよ。





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★クール・アート編



シャーロックからCAMまで主要人物のモノクロ写真(出典:fangartist)

















麗しのシャーロック2作品:

bobble被ったシャーロックと
(出典:raiecha)








カップ片手のシャーロック
(出典:justgot1)









ダークなシャーロックとジョン。

alicexzさんの作品はいつもホント素敵。
独特のタッチと色使い。鋭く、強く、妖しい。
(出典:alicexz)












孤独系アート3作品

:His Last Vow
(出典:professor-johnlocked)





:Whatever it takes
(出典:yourblessingin)






:Not Lonely
(出典:sturmdrang)








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★ここからはファン・フィクションです。笑った~!






The Empty hearseで子供時代を語るホームズ兄弟でしたが・・・

ファン・フィクによると相当の問題児童だったようです^^

(出典:lizthefangirl)






9年生15歳の兄マイクロフトと、2年生7歳の弟シャーロック。
兄の人相(笑)悪過ぎでしょ(笑)
弟は兄からの重圧に耐えているうちに、やはり捻じ曲がった性格に(笑)
相当複雑で歪んだ生育環境だった模様(笑)。





マイクロフト&シャーロック兄弟は、到底実年齢では計れない子供達で
限界を超えた振る舞いの故に通常の学校にはほんの一年間しか在籍できず
退学処分となった。ここにその理由を記す。







セント・ジョン男子校懲罰記録書
10月3日   生徒名:マイクロフト・ホームズ   9年生
問題行動:言葉による攻撃
懲罰対象となる具体的問題行動:同級生を『変質者』と呼び、『おまえは貴重な酸素を無駄に吸う役立たず』と暴言を吐いた。






セント・ジョン男子校懲罰記録書
12月7日   生徒名:シャーロック・ホームズ  2年生  
問題行動:言葉による攻撃
その他:情緒面に問題あり
懲罰対象となる具体的問題行動:
学校を訪れていたある父親に対して、この人は自分の近所の人と浮気している、と咎め立てたため、その父親の娘は泣いてしまった。








3月21日   生徒名:ホームズ家のあいつ   9年生
問題行動: 身体的攻撃及び言葉による攻撃
懲罰対象となる問題行動:
ある生徒に『おまえは癌だ』などと病名診断を下した。
何とかあいつに対しての対策を取らねば・・・

(ここの訳あやふや・・・)



 




         
           ↓ こいつは退学させろ!
5月7日   生徒名:シャーロック・ホームズ  2年生
問題行動: 乱暴行動、放火
懲罰対象となる問題行動:
シャーロックは毛糸と木製楊枝で美術室に火をつけた。
警察を呼ぶべき!
この子は悪霊か何かに憑りつかれているのではないか、と思う。
 




5月18日  生徒名:マイクロフト・ホームズ  9年生
問題行動: 乱暴行動、言葉の暴力、すべてをひっくるめた問題行動
懲罰対象となる問題行動:
彼は切断された(動物の?)足のつま先を学校へ持ってきた。
 




二人とも病んでいたのですね(アハハハハ!)



==================================




『バスカビル』以降未だにファースト・ネームをなかなか覚えてもらえないレストラード^^。
(出典:marthajonessu)


グラハム・・・


いいや。もう一度。


ギャビン・・・


全然違う!


ジェフ・・・



Jesus fucking Christ!!




・・・とキレるレストラードでした^^



==================================




クイズ番組にも出題されちゃいました(笑)。(出典:wehearit.com)




さあ、最後の問題ですよ、ホームズさん。
いいですか?100万ポンドが懸っていますよ。


『レストラード警部のファースト・ネームは?』


A:ギャビン   B:グレッグ
C:グラハム   D:ジェフ



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ジョンの赤ちゃんが初めて発した言葉とは?(~~)

BABY WATSONS FIRST WORD:
(出典:avadakedavra)


Mary: say Mama sweetie, Ma-ma…
John: no, say Dada! Da-da!
Baby Watson: … …

メアリー:いい子ね、ママって言うのよ、Ma-ma・・・
ジョン:いいや、パパって言ってごらん、Da-da!
赤ちゃん: … …



Mary: come on, say it! Mah-mah..
John: try it, baby. Dah-dah!
Baby Watson: …Ma-da.. mah-dah..
Mary: no, it’s ma-Mah!
John: it’s Da-da, actually!

メアリー:さあ、言ってごらん!Mah-ma・・・
ジョン:言ってごらん、いい子だね、Dah-da!
赤ちゃん: Ma-da… mah-dah…
メアリー:そうじゃないわよ、ma-mah!
ジョン:いやいや、Da-da!だよ。



Baby Watson: mah-dah… mur-der.. MURDER!
Mary: …
John: …what the f—
Mary and John: ……………SHERLOCK!!!!!!!

赤ちゃん:mah-dah … mur-der … MURDER!
メアリー: …
ジョン: … なんてこと・・・

メアリー&ジョン: … … … シャーロック!!!!!



Sherlock:






(ハハハハハ!!!^o^ 全く、ね~)



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★youtube作品をいくつか貼りました。




ジョンのSolitary Addiction『孤独中毒』
Sherlock/John - Concerto, Symphony and Solitary Addiction





シリーズ(4)プロモーション・ビデオが早くも登場

Sherlock Series 4 Promo #1: "Thy Kingdom Come"






シリーズ(3)サウンド・トラック
Sherlock ? Original Television Soundtrack Music From Series Three






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いや~、たくさん見過ぎて疲れてきました。
でもファンアート、ファンフィクション、相変わらず楽しい~!
登場キャラクター達の一挙手一投足がこんなアートになって、後から楽しめるのもシャーロックならでは。
本当に色々な楽しみがあるドラマです。




All credit for art goes to their creators.




Comments (2)
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BBC Sherlock: His Last Vow(シャーロック・カンバーバッチ)

2014-02-02 00:28:06 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)


『シャーロック・シリーズ(3)』DVDが到着、ゆっくりと一話づつ観直しました。




このシリーズは三話がゆるく繋がっていて、こうして通し観てみるとひとつの続き物仕立てになっているのだ、ということが分かりました。
繋いでいる糸はメアリー・モースタン(MM)。そして陰でチラチラ見え隠れしていたチャールス・オーガスタス・マグナッセン(CAM)。
CAMは第三話『His Last Vow』で本格的に登場で、シャーロックと火花を散らす対決となりました。






三話目のキーワードは:プレッシャー・ポイントとヒューマン・エラー(pressure points, human errors)・・・かな。




一度づつ観直しただけで、まだいろいろ分からない箇所がたくさんありますが--





ふと思いついたひとつの仮説に沿って考えてみると・・・なんだか辻褄が合うような気がしてきました。



おー、私って名探偵かも!
なんてね。







ここからはネタバレ内容なのでご注意頂きますように。



==================================




取りあえずストーリーの大体の流れを書いておきますと:
(誤った解釈あっても軽く流してくださいませ^^)





夫の過去で知られては困る秘密をチャールス・オーガスタス・マグナッセン(CAM)に握られたスモールウッド議員は、シャーロックに相談することを決意。







(オープニング・テーマ)




患者の息子(アイザック・ホィットニー)が麻薬巣窟に行って帰って来ない、という相談をうけたJWは、その息子を連れ戻しに荒廃した建物に単身乗り込む。そこで一か月間、連絡がなかったSHと偶然に会う。というかSHが声をかけてくる。

(原作『唇の捩れた男』ではアヘン中毒患者名がアイザ・ホィットニーで、やっぱりホームズの方から服の裾を引っ張って声をかけてくるのでした。)





観察眼を見込まれて後にSHの弟子と自称するようになるビリーともそこで遭遇。




一方原作ベーカー・ストリート・イレギュラーズのビリーはこんな少年デス^^。



スカルのビリーもお友達!








SHの顔色などから判断して、医者JWは彼をバーツへ連れて行き、尿検査をさせる。

陽性と出て、モリーに平手打ちされてしまうSHでしたが




指輪がなくて残念だ、などと反省の色まったく無し、なのでした。






クスリをやっているSHのメイクは、それらしくできてる!



本当に手を出しちゃっていたんですね。







221Bへ戻ってくると、ドラッグに手を出したとJWから連絡を受けたMHが待ち構えている。



アンダースン達は部屋を捜査中。










麻薬巣窟に潜入していたのは依頼を受けた事件捜査の一環だ、と怒るSH。





交渉相手がCAMだと知り、MHの反応は?

『CAMを敵に回すというのは、僕(MH)を敵にまわすということだ。』と『関わるな』と示唆。






MH達を追い出し、ベッドルームにいたジャニーンが仕事に出かけた後
スモールウッドがSHに相談に行ったことを知ったCAMが221Bに挨拶にやってくる。





CAMはマインドパレスにあるSH&JW&Mrs Hudson情報を読んでいる。
SHのredbeardに気を留めるCAM。











CAMが脅迫に使っている手紙をロンドンに持ってきている、と知ったSHはJWと共にCAMのオフィスに侵入してそれを取り戻そうと考える。





ジャニーンを婚約指輪で釣って首尾よくオフィスに侵入すると、先客がいる。
CAMとその人物の会話を立ち聞きするSH



CAM:Coming here?What would your husband think?
He...Your lovely husband. He's honourable.
What would he say to you now?
You're doing this to protect him from the truth?
(ここまで来たのか?おまえの夫はどう思うだろう。
あの・・・おまえの可愛い夫。立派な尊敬すべき夫は。
今度はおまえに何というだろう?
秘密を知られたくないから、こんなことをしているのか?)


What's this obsession here with honesty?
(なぜそんなに正直で誠実であることに拘っているんだ?)






CAMの最後の台詞、気になります。
↓に書いた私の大胆推理^^に繋がる箇所です。




後姿をスモールウッドと間違えたSHは二人に声をかけ、振り返ったメアリーに胸を撃たれてしまう。












生死の境を彷徨って、マインドパレスに落ちたりした末、




意識を取戻したSHの第一声が
『メアリー』








数日後?回復途中のSHが病院のベッドから消えている。
レストラード、ジョンはSHの隠れ家を聞いて歩くのですが・・・

レストラード

マイクロフト

モリー

ハドスンさん

SHからJWのケータイに連絡が入り・・・




同じころメアリーにもSHから呼び出しがあり、空家で三人で会う。
そこでSHを撃ったのはMMであることがJWに知られることに。




SHのダミーだったのは髪を少し立て、襟を立てたジョンだった。
このジョンの表情、ドキっとしますね。





221Bでの3人の話し合いシーン、すごく濃くて好きです。
詳しくは書きませんが。








==================================




数ヵ月後。ここの時間経過は不明瞭。
SHの怪我は癒え、MMのお腹は目立つようになっている。




クリスマス。SHは怪我の療養のため実家で過ごしていたらしい。
MHも戻ってきていて、MM,JW,それにビリーまでよばれて来ている。


4人揃ったホームズ一家記念写真!!





JWは過去より二人の将来が大切だからと言ってMMハグして仲直り。
数か月間、口をきかずに考えて出した結論が彼女を許す事、だった。



MM:あなたは私の名前すら知らないのよ。
JW:メアリー・ワトスンで十分じゃないのか?



MM:ええ、もちろん、充分だわ。
JW:僕もそれだけで十分だ。




本当の名前、何なのでしょうね、MM。



家の外ではMHとSHがタバコを吸いながら立ち話。
ここは言葉の奥に含まれた意味が深そうな箇所。




MH:お前に断ってほしい仕事がある。
SH:じゃあ断るよ。なぜ引き受けてほしくないのか?
MH:バランスを考えるとね。お前は英国に近い方が役立つんだよ。
SH:役立つ?どんな役に立つというんだ?
MH:Here be dragons.(謎の言葉です。暗号?)
SH:(何かに気付いた顔)
MH:このタバコ、僕には合わないな。中に入るよ。
SH:もっと低タールにしないと。タバコ初心者みたいだ。
MH:Also...your loss would break my heart.
(それにおまえを失うとなると胸が張り裂けるよ)
SH:(思わぬ言葉にせき込む)What the hell am I supposed to say that?
   (いったいどう反応したらいいんだ?)
MH:Merry Christmas.
   (メリー・クリスマス)
SH:You hate Christmas.
   (クリスマスは嫌いだろう?)
MH:Yes, perhaps there was something in the punch.
   (そうだ。こんなことを言うなんて、多分パンチの中に何か入っていたんだな)
SH:Clearly. Go and have some more.
   (そのとおり。行ってもっと飲めよ)
(この後本当にパンチに入れられた睡眠薬でSH&JW意外は眠らされてしまう。
この台詞からMHは知っていながら飲んで眠ってあげたみたい。それとも寝むり込んだふり?)








SH&MHの二人、シーンには出てこないところで繋がってますよね。ライヘンバッハでもタネが明かされたけど、画面では表れていないところで協力しあっていました。だから今回も台詞はないけれど、お互い言葉にしていない了解事項がきっとあるのだと思うし、二人ともメアリーの正体を知っているのだと思う。






SHはJWと一緒にMHのノートパソコンを携えてCAMとの取引にのぞむため
迎えのヘリに乗ってappledoreに乗り込む。









MMのために、ひいてはJWのためにCAMと交渉しMM関連書類を手に入れようとしたSHだったけど








結局CAMのやり方に腹を据えかね、感情が迸り出て射殺してしまう。ヒューマン・エラー。
すべてJWとMMを守るためだった。





MHは裏で何とか最悪の事態を避けようとしたけれど、SHの人間的な怒りの感情を予測できず、弟は殺人者になってしまう。










ワトスン夫妻に別れを告げて東欧へ飛び立つSH。






4分後にはMHから電話で英国へ呼び戻されるのでした・・・・・




==================================








まず視聴後、引っ掛かった言葉、理解出来なかった流れをズラリと書き並べてみました。まとまっていないし、答えにもなっていないです。



★メアリーはなぜシャーロックを撃ったのか?
最大の謎は、なぜSHを撃って、CAMを撃たなかったのか、ということ。
CAMを撃ってSHに助けを求めたらよかったのに、と単純に思ってしまいます。時間かせぎとか、JWが容疑者扱いされるのを避けるためとか。どれも納得できないんです。
ただジョンに過去を知られたくない一心から?だとしたらメアリーひどい。


★自分を撃ったメアリーなのに、シャーロックはなぜ『僕の命を救ってくれた』から、と助けることに懸命なのか。

★さらにmurdererになってまでメアリーを(ジョンを)救おうとしていたのはなぜか。
SHとMMは通じ合うものがあるようで、そこがよく解せないところ。

★そもそもメアリーはCAMのオフィスに忍び込んで何をしようとしていたのか?

自分関連の情報を取り戻すための交渉?それともCAM抹殺のため、でしょうか。

You're doing this to proect him(JOHN)from the truth?
What is this obsession here with honesty?
CAMのこの台詞、気になります。裏切って天使の側へ行こうとしているメアリーを非難しているように聞こえます。

そこに入ってきたSHは単なる邪魔?SHが来なければCAMを上手く抹殺できていたのでしょうか?


★CAMは何度もメアリーを『bad, bad girl』だと呟いているのはなぜか?

★メアリーはどうしてジャニーンにブライズ・メイドを頼むほど親しい仲なのか?

★マイクロフトの呟き:Here be dragons.とはどういう意味だろう?


そのまま取れば『ここ英国には退治すべき悪人どもが沢山いる』だけど、もしかすると小説名『Here be dragons』とかけていたのかもしれない。

MHはメアリーがCAMからの指令を受けたエージェントであることを知っている、と言いたかったのかもしれない。
小説『Here be dragons』は政略結婚させられるイングランド王女の話。嫁ぎ先でウェールズ王の良き協力者となる。→メアリーの役割をそれとなく仄めかしていた。



★今回MHがSHをcareするシーンがいくつがあったのはなぜ?

『お前を失うのは胸が痛むこと』とか、あれは本心だと思うし最後のシーンでは『シャーロックを撃つな』とパニック気味に叫んでいたし。
冷ややかだけれど、やはり弟の動向を心配し、気にかけて兄であることは間違いない。お互い利用し合い頼り合いもしている仲なのだ、と再確認しました。








★シャーロックがCAMのオフィスで撃たれた事件は世間にどう伝えられたのだろう?

ジャニーンのタブロイドで騙されてしまってるけど、それより大きく報道されているはずですよね。CAMオフィスで起きた発砲事件で有名探偵瀕死の重症だもの。
CAMもSHも警察の事情聴取を受けたり、オフィスの捜索が行われたりしたのでしょうか?





★兄を売るという取引をしたシャーロックだけど、MHがそれを知らない訳ない。

appledoreへMHのノートパソコンを持って乗り込んだのもSHとMHの作戦。どうしようと考え、どう作戦が狂ったのだろう?


★離陸後4分で英国に引き返してきたSHだけど、CAM殺害の罪には問われないのだろうか?特殊部隊の隊員たちは皆口をつぐむように指令を受けるとか。それもMHの指令により、ですか。
MH兄さん、何でも出来ちゃうのですね。







==================================




ここでひとつ、私の大胆推理を申し上げます(笑)
シャーロック・ファン・フォーラムでもこの説が上がっているのではないかと思ったけど、意外なことに誰も言ってなかった。
なので妄想世界を語ります^^。




★MMはCAMの配下で、ジョンのプレッシャー・ポイントとなるためCAMが差し向けた諜報員。何かミッションを担っている。
なのにミッション忘れてジョンと恋に落ち、CAMとその組織を裏切る形になってしまった。(ヒューマン・エラー)


★ボンファイアーの時のメールや結婚式の祝電で、CAMとメアリーの関係が垣間見られた。ガイフォークス時のメールは、ジョンがシャーロックのプレッシャーポイントであることを確認するためにCAMがやっていることだ、とメアリーは知らなかった。あの時点でシャーロックもメアリーの本当の目的に気付いていない。



★マイクロフトは最初からメアリーの正体を知っていたはず。(結婚式当日の電話などから想像)
シャーロックが気付かないというのがヘンだけれども、たぶん途中でメアリーの正体に気付いた。おそらく撃たれてマインドパレスを彷徨っている時ではないかな。瀕死の状態でベッドに横たわっている間に出てきたメアリーを読む言葉の中に『secret tatoo』というのがあった。1−2のスー・リンみたいな何か秘密組織のタトゥーを意味しているのかもしれない。







さて、以下シリーズ(4)で明かされるであろうメアリーについての生い立ちを予想してみました。大きな想像の世界が広がっております^^。




メアリー・モースタン(MM)と名乗る女性はアメリカ生まれの身寄りのない不幸な孤児なのです。


利発で物怖じしない性格を見出されてCAMの組織に引き取られ、ダーティな仕事が出来るよう教育を受け、諜報活動に必要なスキルも身に付け大切に育てられたました。
secret tatooはこの時に刻まれたのです。


MMにとってCAMは自分を不幸な境遇から救い出し、育て支えてくれた恩人ということになります。


CAMが全てを暴露すると自分は監獄行きだ、とMM自身が言っていることから、相当ダーティな仕事もさせられていたようです。




CAMは英国で最も力がある人物はマイクロフトだと考えています。
マイクロフトのプレッシャー・ポイントを辿って行くと

マイクロフト→シャーロック→ジョン→



ジョンのプレッシャー・ポイントを押さえれば、マイクロフトをownする(コントロールする)ことが出来ると考えたCAMは指令を下します。
『ジョンのプレッシャー・ポイントになる女性を組織内から探せ。』



5年前に英国名を取得してもらって英国人になっていたMMに白羽の矢が立ちました。CAM脳内情報保管庫にあるジョンの好みのタイプにMMがピッタリと当てはまったからです。
看護師資格など事前に取得しているし条件も、満点に近いものでした。




この間CAMの元で仕事をしていたジャニーンとは部署は違うけれど仲の良い友人になりました。
ジャニーンには自分の本当の仕事内容は話していません。




ところがシャーロックが表向き死亡したことになってしまい、計画は延期となりました。メディア王で世界中情報ネットワークを持つCAMがシャーロックの偽装自殺を知らないはずありません。取りあえず中止にして別の方法を検討中だったところ--



マイクロフトの動向からシャーロック復活の日が近いと知り、再び計画実施へ向けて始動しました。首尾良くジョンのオフィスの看護師として雇われたのは、TEHの半年前のこと。



腕利きエージェントのMMはジョンの心をしっかり掴むのだけれど、ミッションを忘れてジョンに本当に惹かれてしまいました。
ヒューマン・エラーから始まったシリーズ(3)という訳でした。





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ファンの人々がやっているように、自説を唱えてみました。(笑)
穴だらけのフィクションだけど、こんな風に考えるのって面白いですね。

メアリーは元CIA職員で多くの暗殺に手を染めていた、というのはCAMの口から出ていただけ。何の資料もない。もしかするとCAMの頭の中だけの話じゃないかな、と思ったところから色々な謎の言葉や行動を繋ぎ合わせたのですが、結構推理妄想を楽しめました。

数日したら、また別の説が湧いてくるかも(笑)


HLV放送前に読んだいくつかのプレヴューで、『重要な登場人物が亡くなる』と読んでいたので、もうてっきり『メアリーが・・・』と思っていました。
ところがそれはCAMだった訳でして。
最後が呆気なくて、呆気にとられてしまいました。

ファン・フォーラムでは、SHがmurdererとなってしまったこと、二人の探偵物語というよりトリオの活躍物語みたいになったこと、メアリーの妊娠など、原作から離れていってて嫌だという声が聞かれました。

確かにシャーロックとジョンのダイナミズムが好きなファン(私を含めて)にとっては、今回のシリーズはちょっとバランスが崩れてしまってる感じがします。メアリーの存在が大き過ぎでした。
今後のシリーズでもシャーロックとワトスン夫妻事件簿風になるのは嫌だな~。メアリーはたまに出てくる程度にとどめて、二人の事件簿に戻っていくよう切に願いたいです。

なんだかんだ言っても、やっぱりSH&JWは面白くて大好きです!



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BBC Sherlock : The Sign of Three(シャーロック・カンバーバッチ)

2014-01-21 00:15:45 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)







期待に胸を膨らませ待っていた『シャーロック・シリーズ3』でしたが
あっという間に三話終了してしまいました。

Ariane DeVereさんのトランススクリプトを読んではyoutube視聴する。
これを三話分、何回か繰り返したのですけど、観終わってしばらく経っても未だ整理つきません。





だいたい三話目の終末が(自分で勝手に)予想していたものとは全然違っていて、大外れしちゃいました。






全体に三話通して、シャーロックとジョンがお互い大切な友人だ、ということが繰り返され過ぎてて、最後の別れのシーンも何だかあまりジーンとこなかった、というのが取りあえずの感想。
(もっと何度も観なおして、もっと深く読めたら、また感想も変るかもしれないけれど)




いえ、とっても面白かったし楽しめたし、これから何回も見直して二人の表情を読んで内面の動きを想像したり、周囲の反応をじっくり観察してみたりすると思うのですが。。。









==================================




以下ネタバレしてますので、ご注意くださいね。









一話目『The Empty Hearse』の再会とメアリー登場、周囲の反応(特にアンダースン^^)ジョンとのコンビでテロ未然に防いで名探偵シャーロック復活、再び表舞台へ・・・までは良かったんです。



二話目『The Sign of Three』でのジョンは、元軍医らしさを見せるシーンもあるけれど、メアリーの大きな懐に抱かれちゃって癒しを受けちゃって、すっかり幸せ一杯なんですね。
それは、シアワセもいいし、シャーロックとジョンのやり取りもとても楽しめたのですが、あまりに光に満ち溢れ過ぎていて『The Sign of Four』の事件はどこに出てくるのだろう?状態でした^^。





結局、密室殺人とショルトー大佐、ジョナサン・スモールという名前だけが同じで、辛うじて『The Sign of Four』だ、って確認できた次第。




そして最後の方で『The Sign of Three』が『三人になる兆候→a real baby on the way』という意味だと明かされ、ガ~ン。

とたんに『シャーロック』が現実的な人間ドラマになってしまった・・・と感じてしまった。



えーと、ドラマ『シャーロック』は現実世界と非現実的世界が上手く入り混じっていて、その混ざり具合が絶妙だからワクワクするし想像力を掻き立てるしで、そこが魅力的なんですけど。
原作でも事件の謎解きがメインなので、プライベート面はあまり記述がないから、その辺ミステリアスでこちらが想像世界を楽しめるんです。

なのにジョンが女の子のパパに・・・かぁ。。。グダグダグチグチ・・・。




==================================



グダグダ言い過ぎましたね。
それでも大好きです!探偵物語『シャーロック』。









あらためて『The Sign of Three』ストーリーとお気に入りシーンを追って
書き散らかしておきます。
お気に触りましたら、どうぞ聞き流してくださいますようお願いいたします。






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★拍子抜けレストラード


シャーロックからのメール

HELP
BAKER STREET


HELP ME
PLEASE

に、すわ大事件かと駆けつけたレストラードを待っていたのは・・・





『思い出に残るベストマン・スピーチの書き方』を片手にスピーチ原稿に取り組んでいるシャーロックだった^^



『ジョンの何か面白い話、知ってる?』





(オープニング・テーマ)





★バイオリンで式で演奏する曲を作曲中のシャーロック。
お茶を入れてくれたハドスンさんが結婚とはね、と話をし始めるのを追い出してから


ジョンのいない椅子を見つめるシャーロック。
無言の表情が語っています。






ジョンと離れて暮らすこの部屋。





タキシードをあらためて、『Into battle.』
さあ、戦いだ、と呟くシャーロック。





タキシードを見つめて、何と戦うのでしょう。







★結婚式当日、記念写真に新婦の隣に立ってしまうシャーロック






★披露宴の様子。
席で一人グラスを傾けるレストラードが寂しげ。
やっぱり奥さんとは上手く行っていない?^^






★普段家からでない隠遁生活のショルトー少佐も出席してくれていて、挨拶するジョン。
顔の左半分に火傷跡、左手は不自由そうなのは戦場での傷跡のようです。








★ベストマン・スピーチ






まず祝電読み上げから。
Special day, special day, love, love, love.....と適当に読み飛ばしちゃう。




★ジョンがベストマンを務めてくれと頼みに来た日がフラッシュ・バックされる。
(昨年夏のComiconで上映された部分ですね)



















この後映るお茶の中に浮かぶ眼球。
Comiconスポイラーで『眼球?』エーッてなったけど、ホントでした。
不気味過ぎる~って思ったけど映像でみたらコミックでした。^^








★メモ書きに目を落しながら・・は止めて、ここからはしゃべり出しました。






“The point I’m trying to make is that I am the most unpleasant, rude, ignorant and all-round obnoxious arsehole that anyone could possibly have the misfortune to meet. I am dismissive of the virtuous, unaware of the beautiful and uncomprehending in the face of the happy.
So if I didn’t understand I was being asked to be best man, it is because I never expected to be anybody’s best friend. And certainly not the best friend of the bravest and kindest and wisest human being I have ever had the good fortune of knowing.
John, I am a ridiculous man. Redeemed only by the warmth and constancy of your friendship. But, as I am apparently your best friend, I cannot congratulate you on your choice of companion. Actually, now I can. Mary, when I say you deserve this man, it is the highest compliment of which I am capable.
John, you have endured war and injury and tragic loss - so sorry again about that last one - so know this, today you sit between the woman you have made your wife and the man you have saved. In short, the two people who love you most in all this world.
And I know I speak for Mary as well when I say, we will never let you down and we have a lifetime ahead to prove that.”




ここで会場の客達は涙をぬぐい出す。
なぜか分からず『何か悪い事、僕は言ったのだろうか?』と尋ねるシャーロック。

ジョンは立ちあがってシャーロックをハグ。


この辺りまでは、シャーロックも成長したんだな、こんなことまで言えるようになって・・と観てました。
ここの表情、私はまたフォレストを思い出してしまう。




==================================




★ジョンとの面白い思い出を語るシャーロック






取り扱った様々なヘンな事件の名が挙がり

The Hollow Client, The Poison Giant, The Inexplicable Matchbox, The Elephant in the Room・・・

The Bloody Guardsmanの話になる。





結婚するジョンが離れていってしまうのでは、とシャーロックが不安を感じているのでは?






気遣ったジョンとメアリーは、二人で依頼のきている事件に取り組もうとシャーロックを駆り立てるのでした。
それがThe Bloody Guardsman事件。



ストーキングを受けている気がする、という衛兵ベンブリッジに会いに出かける二人を見送るメアリー。





なんだかジョンもシャーロックもコントロールされてる?
ハドスンさん以外の母親風人物が登場、しかも鋭い人なので
二人がメアリーに手なずけられてる子供に見えてしまうんですけどー。


シャーロックまでこんなポーズしちゃって。
なんか不満。




==================================



ベンブリッジの勤務時間明けまで、近くの公園ベンチで待つ二人。

ショルトー少佐という人物について尋ね情報を得たシャーロックでした。

ジョンはこれからも、こうして一緒に探偵業を手伝うよと伝えたくて・・・














だけどジョンが話している途中で消えてしまうシャーロックなのでした。




どこへ行ったかというと、衛兵たちに交じって行進していた^^






★衛兵詰所に忍び込んだけれど、ここでベンブリッジのバスルーム密室刺殺事件が起こり・・・





=================================





★Mayfly Man事件の依頼は結婚式直前、stag night明けに舞い込みました。



stag nightの話になる。


モリ―に酔わないビールの量、ペースを聞いて正確なスケジュールを立てたシャーロックでしたが











ジョンがスケジュールから外れるお酒を混入させたので
予想に反してグデングデンになってしまい、喧嘩なんか始めちゃいました・・・




気付くと221Bの階段下に寝込んでいる始末。







部屋で酔っ払いながら『私は誰でしょう?』ゲームをする二人。







ここ楽しい!酩酊状態コンビが可愛い~。







そんな状態なのにクライアントがやって来て
付き合っていた男性がいなくなった話を持ち込む。

んだけど二人ともほぼ寝込んじゃっている^^




現場捜査で絨毯を調べながら寝込んでしまうシャーロック。









★目覚めたら酔っ払いを収監する牢にぶち込まれていた二人。



ここでの世話役はレストラード。
お世話になります。






★ショルトー少佐についてネット情報を集めるシャーロック。
マインド・パレスで捜索開始。





=================================



★式場でシャーロックのスピーチは続きます。

『乾杯』の杯を上げた時、フッと思い出したことがあってグラスを落してしまう。

事件の依頼主看護師がジョンを『ヘイミッシュ』という自分もなかなか知ることができなかったミドル・ネームで呼んでいたことを。





★依頼主が探している消えた男性は、この式場にいる、と推理の結果到達したシャーロックは
レストラードに『この式場を封鎖しろ』メール。





★『この結婚式でしか殺すチャンスがない人物とはだれか?』と会場の客達に問いかける。

アーチ―の言葉がヒントとなって謎が解けて行き
ショルトー少佐にはIt's you.と書いてあるメモを渡すシャーロック。


そして自殺寸前の少佐に密室刺殺の謎解きと、ショルトーに仕掛けられた刺殺方法を教えて聞かせ、未然に防ぐことに成功する。
ベンブリッジ刺殺犯も捕らえられて・・・





★再び夜の披露宴会場。ダンスをするジョンとメアリー。
二人のために作曲した曲を奏でるシャーロック。





★シャーロックは最初で最後の誓い(His Last Vow)を皆の前でたてるのでした。











タイトルに結びつけるためもあって?か、『立派な』誓いを立てちゃうシャーロックは物分り良くて『立派な』シャーロックなのでした。

寂しげで自分を抑えているシャーロックもいいのだけれど、もっと自己チューで無礼なこと言っちゃうシャーロックの方が好きです。





ドイルのシャーロックは、結婚の申し出を受けてくれたと報告するジョンに
『そんなことじゃないかと思っていた。
おめでとうと言う訳にはいかないね。』
と言って、ジョンはその言葉にちょっと堪える。

そのあとモースタン嬢のことを称えてから
『だが、恋愛というのは感情のもので、すべて感情的なものは
僕が最も尊重するところの狂いのない冷厳な理性とは相いれないものだ。
僕ならば判断力を狂わせないために絶対に結婚はしないと思う。』

とアドラーに言っていたことと通じることを言っている。

シャーロックのシャーロック^^は妙にメアリーに懐いてて
ジョンと一緒に言いなりだわ。

ちょっと不満です。






★みんなのダンスが始まる。


『食欲が増し、味覚に変化、朝の気分悪さが加わってる。これら兆候はすべてThe Sign of Threeだ。
メアリー、妊娠テストを受けるべきだ。』
『何で僕より先に?僕は医者だぞ。』
『パニックするなよ。君たちは最高のペアレンツだ。』

ここで三人微笑みあう。







真顔になるシャーロック。




微笑んだ後、下向き真顔のジョン。





ダンスを始める二人を見送り、微笑みが消えるシャーロック。




みんなが相手を見つけてダンスしているのを眺めてから
楽譜を封筒にいれ


会場を去るのでした。


目で見送るモリー。





音楽と光が溢れる会場を、コートを羽織り、襟を立て去って行くシャーロック。








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『シャーロック』シリーズ(1)(2)では、雲たれ込める陰鬱な曇天、冬のピーンと張りつめた冷気、緊張感を感じてたのですが、このエピソードは全編明るく、光に満ちてゆるい映像って感じ。
ジョンにとっては何だかハッピーなお話しでした。

だけどストーリー的には二人とも満たされていなくて孤独でいてくれないと。。。^^
ファンの我が儘な願望なのですけどね。




シャーロックとジョンの友情を(再確認しなくても分かっているのに)再確認させてくれる・・・ストーリーでした。
臆面もなく語るシャーロックにエッとなるけど、あれはあれで可愛かったデス。



一話目ではキュートでいい感じだったメアリーが
二人をコントロールして牛耳っていて三人の中心で一番スマートでパワフル?に見えちゃって
アマンダさん、上手いし可愛いのですが、ちょっと鼻につき始めて困りました。
三話とも出ずっぱりで活躍し過ぎ。アッ、言いたいこと言ってしまった^^







とはいえ全体的には謎解きもあり、酔っ払った二人が見られすごく楽しめたお話しでした。
でもアンダースンの変貌ぶりと、揺れるモリーの憂い顔が見られた一話の方が好きかも。




こちらで一話、二話を楽しみました↓が、

Sherlock Holmes Season 3 Episodes Full


もう削除されてましたね。他にアップされていたのも皆削除されてしまった。



19日付けでUKアマゾンから発送メールが来ました!
来週の今頃にはDVD視聴できているでしょうか。楽しみです。



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BBC Sherlock: HLV Spoiler Free Review (シャーロック・カンバーバッチ)

2014-01-12 16:12:07 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)


まだ『The Sign of Three』を観ることできていないのに最終話の話題です。





8日『His Last Vow』のプレヴューが済み、ティーザーも流れ、緊張感が高まってきますね。
知りたい・・・でも知りたくない・・・でもやっぱり怖いけど知っておきたい・・・


なんだか恐ろしい展開のようで、いてもたってもいられません。
DVDの到着を待って、なんて悠長なこと言っていられないお話しのようです。


プレヴューで観た人やいくつかのメディアに載っている『ネタバレ無しレヴュー』を読んだだけでも、深刻な展開になりそうなことがわかってしまう。



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以下スポイラー・フリーと銘打ってはいるけれど、色々知れてしまうレヴューを読んで最終結末に想像を膨らませたいと思います。
ネタバレ回避の方は、ここより先には進まないでくださいネ。




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METROには次のようなヒントが。



Sherlock: His Last Vow – 11 spoiler-free finale teasers
Friday 10 Jan 2014 10:18 am

シャーロック『His Last Vow』:ネタバレなしの最終予告編
日曜夜に見逃してはならない11項目:



1)二つの話がこの一話に
『The Last Vow』はドイルの短編ニ作品がベースになっている。
悪名高いチャールズ・オーガスタス・ミルヴァートンが登場する『犯人は二人』とホームズ引退前最後の事件『最後の挨拶』だ。





2)ミルヴァートンではなく『マグナ(ヌ?)ッセン』

『The Empty Hearse』最後にメガネをかけた悪人、マグナッセンの名が出てきた。非常に不快な人物で、BBCトレーラーの中でシャーロックは
『僕は殺人鬼、精神病質者たちと渡り合ってきた・・・けれどチャールス・オーガスタス・マグナッセンほど吐き気を感じるヤツはいない。』
と吐き捨てるように言っている。




Sherlock Series 3: Episode 3 Trailer - BBC One






3) トーンは暗く

一話二話に比べてユーモラスなシーンはずっと少ない。最終話は異論あるところかもしれないが、これまでの『シャーロック』の中で最も暗く、最も強烈なエピソードだ。






4) シャーロックはどこに?

話の冒頭、ジョンとメアリーはシャーロックをしばらく見かけていない。その間、彼はある普通ではない仲間と過ごしている。





5) 興味深い過去

ハドスンさんの旧姓や風変りな前職など、さらなる過去が明らかになる。








6) 行動する男

時々私達はジョンが退役軍人であることを思い出させられる。
ここで彼は単身危険な中へとどんどん入っていく。





7) 愛称

ホームズ兄弟は思いもかけない愛称で呼ばれる。マイクロフトはそれを全然気に入らない。





8) 赤髭

第二話でマイクロフトがほのめかしていた赤髭 - 何の意味があるのか?
マイクロフトは二話で『赤髭』と言って弟はムッとしていた。
私達はこの謎の人物をシャーロックの子供時代から知ることになる。 




9) 賭け事好きなのか?

シャーロックはカードゲームで獲得した珍しい賞品を有効利用する。






10) 背景が変る?

マイクロフトは危険な仕事をシャーロックに提案する。




11) しまった!
シャーロックはどんな間違いを犯すのだろう?
トレーラーのマグナッセンが明らかにしているように
『シャーロック・ホームズは、彼が愛する全ての人達の生活と、彼の持つ全てを破壊してしまうような、あるひどい過ちを犯してしまう。』


(Metro記事ここまで)



==================================







Digital Spyには次の12項目が。





(1)
温かな感情を見せ、より人間味が増した『The Sign of Three』のシャーロックを観て、少し驚いた人がいるかもしれないが、大丈夫。
この話の中のシャーロック、少なくとも30%は元の石のように冷たいソシオパスに近い。


(2)
『事実は歴史の中にある。 ニュースを探している。』


(3) 
冒頭部分は『Study In Pink』の最初のある瞬間と類似している。


(4) 
モファットが『チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン』をベースにしているのは知っていたが、これは『最後の挨拶』の要素がかなり引用されている。
出版されたのは最後ではないが、解決事件の順番でいくと、ホームズが解決した一番最後の事件だ。






(5) 
非常に重要な人物の死がある。




(6) 
『The Last Vow』での出来事を考慮して『The Sign of Three』を見直してみると、多くの違った面が見えてくるだろう。



(7) 
『Here be dragons.』(Sharon Kay Penmanの歴史小説タイトル)



(どこでどう出てくるのは分からないけれど、このタイトルの小説をちょっと調べてみたら、『渡辺由佳里さん』の書評に会いました。)


By 渡辺由佳里

《あらすじ》
13世紀のウェールズ(Wales)は内部で分裂し、英国からの度重なる侵略にそれぞれが応戦しながらも、統一することができなかった。英国の鋭利で冷酷な統率者の国王John(ジョン)は、ウェールズとの政治的な絆を作るために非嫡出の娘Joanna(ジョアナ)を北ウェールズの王子Llewelyn(ルウェリン)の妻として与える。
フランスで育ち、若くして年上のLlewelynの妻になったJoannaは、最初のうちよそ者として孤立し苦しむが、カリスマのあるLlewelynを愛するようになり、政治的にも夫を助けるパートナーとなる。
しかし、英国王は何度もWalesへの侵略を試み、父のジョンへの強い愛と忠誠心を持つJoannaは父と夫のどちらも選ぶことができずに葛藤する。
ウェールズを統一した英雄として名を残す実存の大ルウェリン(Llewelyn the Great:ルウェリン・アプ・ヨーワース)とその妻Joannaの波乱に満ちた生涯を、情熱的に語った歴史小説。
作者のSharon Kay Penmanは、歴史小説家としては大御所で、この本を含めて彼女の作品は歴史小説ファンから絶大な支持を得ている。






(政略結婚でウェールズの王妃となったジョアンナがメアリーと重なってみえました。イングランド王ジョン!?がマグナッセン、そしてウェールズ王ルウェリンがジョン^^。
IOUもそうだったけど、何かベースにしている話があるのかな~?とか思ってしまった。)






(8)
『His Last Vow』はシリーズ(3)の中で一番重いエピソードではあるが、同時にこのエピソードは人物の心理描写が深く掘り下げられているのが見どころだ。
シャーロックと、そして特にジョンの描かれ方が秀逸。



(9)
モリーが強烈だ






(10) 
シャーロックの生活に衝撃的な変化が起こるという噂を耳にしたことがあるだろうが、『チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン』を読んで受ける衝撃ほど大きな衝撃ではないだろう。



(11)
『あなたの慣習がラインダンスの邪魔をするのはこれが初めてではないでしょう。』
(?????)



(12) 
ジョン・ワトスンが『badass』だということは知られているが、彼は今までで一番の『カッコいい BAMF』瞬間がある。本当に実に素晴らしいシーンだ。






(Degital Spy 記事ここまで)



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8日のプレヴュー参加したCult Fixさんのレヴューですが、要約してあります。



Sherlock: 303 “His Last Vow” Finale Spoiler-Free Review
Published January 9, 2014



シリーズ(3)は最も意見が分かれるシリーズだといってもよいと思う。人によっては大事件から離れて登場人物の性格に焦点をあてるストーリーに不満を募らせているだろう。
もし『基本へ立ち帰ろう』と望んでいる人がいるなら、この最終話でそこに到達することはなさそうだ。

そうは言っても最終話は前回シリーズに最も近いことは確かだ。
当然のことながら前回のライヘンバッハとの比較は免れない。『シャーロックの頂点』と多くの人によってみられていたあの最終話だ。
『His Last Vow』はライヘンバッハほどの高まりではないにしても、非常によくできたストーリーだと思う。






このエピソードでシャーロックは手強い敵、マグナッセンと対決する。彼は従来の髭を撫でまわしているような悪人ではなかった。
マグナッセンの力は情報力と恐喝によるものだ。シャーロックと彼の周辺の人々の弱味を食い物にするやり方を心得ている。
シャーロックの過去から明かされることがあり、それは思いもよらない脅威となり彼を苦しませ悩ませることとなる。






マグナッセンはモリアーティに負けず劣らずの名演で視聴するものの息を呑ませる。
彼はひどく心をかき乱させる存在で、何度もゾッとさせられる。
彼のベストシーンは終了間際、ピンと張った緊張感の中でのジョンとの土壇場の対決シーンだ。彼がある『ゲーム』を行う、その手だ。





出演者の一人のショッキングで意外な行動は、ネタバレ無しのこの記事では書けない。
キープレーヤー達のもたらす演技は、二度と観ることができないだろう、と言うに止めておこう。
ヒントがそこここに散りばめられていたので、一話二話を見直してみるといい。





人間味を増したシャーロックがこの最終話でもさらに深まっている。
最初のうち、シャーロックの全く『らしくない』姿が見られる。
カンバーバッチはタンブラーのファン達のハートを痛ませることになるだろう。
しかし外見は罠にかけるためのものだ。







このシリーズに変化をもたらすのはシャーロックではなくジョンだ。- ジョンはただのコミカルな引き立て役などではなく、それ以上のヒーローであることを証明する。
これはドラマ『シャーロック』の中で、マーティン・フリーマンが見せるベスト・パフォーマンスと言っていい。






ドラマはスタイリッシュな映像で知られているが、最終話はこの点においても期待を裏切らない。
息が止まるほどのあるシーンは、シャーロックのマインド・パレスの奥深くを映し出す。
そこでシャーロックの過去の秘密が暴かれ、大物のカメオ出演がファン達を楽しませる。




もしこの最終話に問題があるするなら、とり乱し狂乱させるような内容だ。
非常に早いテンポ、急な展開やひねりの連続だ。あまりに沢山の事が起こり過ぎて、付いて行くのが大変だ。
息をつく間もなく、多くの共演者達に目が行き届かないほどだ。
ゲスト・スター、リンゼイ・ダンカンなども上手く活用できていなかったように思える。



全ての最終話がそうだったように、今回もクリフハンガーだ。
大詰めシーンは、観る者全てを『この先どうなるのだろう?』という興奮状態にしたまま終わってしまう。


哀しいことに次のシリーズまで、また信じられないほどの長い間、待つことになりそうだ。
スリリングな終末の後、苦い錠剤を飲まされた気持ちのままで。


(Cult Fix記事ここまで)



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シャーロックを苦しませる過去の出来事、ジョンのヒロイックな演技など注目点のようですね~。
ジョンが注目されるとなると、心配な展開はやっぱり・・・。
 
ジョン~~~・・・



ここからは自分のマインド・パレスに引きこもっておきます。








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BBC Sherlock: The Empty Hearse(シャーロック・カンバーバッチ)

2014-01-08 00:48:41 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)


ついにシャーロックがベーカー街221Bに戻ってきました。



あのレザー張の椅子に腰かけるのは2年振りのこと。




第一話The Empty Hearseは、有難いことに英語版スクリプトをアップしてくださっているArianeさんのブログで読み、
画像はyoutubeで観ることできました。
緊迫感、スピード感、ジョンロックの息の合い方・・・もう最高です!!




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まず視聴者数の記事:


シャーロック、シリーズ(3)第一話は英国内の視聴者数920万人で、シリーズ初回としては過去最高を記録。

LONDON ― The opening episode of the third season of “Sherlock” in the U.K. drew an audience of 9.2 million to the BBC on Wednesday, which repped a 33.8% share.
This was the highest ever audience for a season opener of the detective drama, which stars Benedict Cumberbatch and Martin Freeman.
Season one’s launch in 2010 attracted an audience of 7.1 million, which repped a 28.6% share, while season two’s launch in 2012 was seen by 8.8 million, which repped a 31% share.
However, it is not the biggest ever audience for the show. Some 9.78 million watched last season’s finale, which saw Holmes, played by Cumberbatch, plunge to his apparent death.

『シャーロック』は920万人の視聴者を惹きつけ、視聴率は33.8%を記録した。
これは『シャーロック』初回視聴者数としては過去最高の数字だった。
2010年のシリーズ(1)の視聴者数は710万人で視聴率は28.6%。
2012年のシリーズ(2)は880万人、31%だった。
しかし今回の第一話は過去最高の視聴者数ではなかった。
前回シリーズ第3話、『ライヘンバッハ』は視聴者978万人を記録したからだ。





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以下ネタバレでいっぱいの記事となっております。
日本公開までは内容を知りたくない、見たくない、という方は
すみませんが、ここでページを閉じてくださいネ。





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(1)人物考察パート




前シリーズより、さらに切なさが滲み出ていたモリーでした。


でももう以前のようにシャーロックを前にするとオドオドしたりビクビクしたり、のモリーではなかった。
ボーイフレンドもでき、自分の道を進まねば、と自分を言い聞かせて生きているように見えました。
思いが届かない人だものね。哀しいな。


だけどまた戻ってきたシャーロックに、切なく心が揺れているような。







振り向かずに去るシャーロック、見送るモリー。








シャーロックへの当てつけじゃないか、と思えるようなシャーロック似のボーイフレンドを221Bへ連れてきてましたね。コートもソックリよ。







以前よりもずっと感情豊かなところを見せていたレストラードや
本来のキャラ?全開のアンダースン。









思い込みが激しく、シニカルな物言いが可愛くって可笑しいハドスンさん、















そしてシャーロックとのワンタッチ・パスのようなやりとりが意味深長な兄、マイクロフト。
よく理解できない箇所もあるけど、この二人の会話、ネイティブだったらさぞ味わい深くて面白いのでしょうね。





子供の頃の話をしているのが特に面白い。ホントどういう育ち方をした二人なのだろう。
後で出てくる両親があまりに普通過ぎて、ジョンが信じられないような顔をしていたけれど
興味の尽きな兄弟です。意外と気持ち通じ合っているんだ、と感じたのでした。


マイクロフトのこの台詞








『僕は孤独じゃない。』

ちょっと痛いところつかれて慌てている様子。
苦々しい表情も見せてる。



やっぱり兄弟二人とも、あまりに特異過ぎて、周りから理解されずらい孤独な人達なのだ。

もひとつ、マイクロフトの台詞で

『君は友人を作ろうとしているようだね。』

『Study In Pink』でジョンを呼び出して弟をスパイするよう頼もうとしたけれど、自分はいないけれど弟にはできた友人には興味深々だった、という訳でしょうか。





そしてキュートな魅力に溢れる新加入メンバーのメアリー。何か秘密を抱えているらしい。






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Sherlock - Series 3 - Episode 1 - The Empty Hearse - 1st January 2014 FULL EPISODE


削除されちゃってますね。


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(2)シーン考察パート

観たことをランダムに書き散らかしてあります。
youtubeで2回繰り返し観ただけなので、間違ったこといってるのでは、と思います。
軽く流してやってください;;




☆ドラマはスピーディーなテンポで、ライヘンバッハの種明かし風映像から始まりました。

ファン達がネットに寄せていた推理がちりばめられて、さっさと謎解きが披露されるけど、
遺体はモリアーティではないし、バンジージャンプもしていないし、モリーにカッコいいキスなんかしていない、ことが最終シーンで出てくる。
それが作者達の答え、最も妥当な謎解き・・・でした。









☆レストラードに向かって'I believe in Sherlock'と叫ぶアンダースン(^^)。シリーズ(1)(2)からは随分とすご~い変身ぶり。

シャーロックは生きている、と信じ込んでいて、その情報収集に没頭しているみたい。





こんなgifまで(^^) (出典:the-madmansherlock)





(^^)(^^)(^^)

最後の方で、シャーロック本人から事の経緯を聞いて自分のしたことを悔いて泣き崩れ(?)
シャーロックに肩をポンポンとしてもらった後さらに壊れ・・・











一人で集めて壁に貼ってあった情報類をズルズルと引き剥がす姿が壊れ過ぎてて笑ってしまう。
ファンの間では、アンダースン株さらに上昇!






☆モリアーティの一味殲滅のためセルビアに潜入していたシャーロックは囚われの身となっていたけれど、救い出したのはセルビア語を数時間で覚えたというマイクロフト。
ロンドン地下組織によるテロが近いとの情報に、マイクロフトはシャーロックの力を借りようと彼をロンドンへ連れ戻すのですが・・・
このトーチャー・シーンはファンサービス?ですか。
ここまでやらなくても・・・って正直な感想。




この撮影現場のフォトがタンブラーに上がっていたけど、笑顔のBCのヘアーに思わずクスリ(^^)









☆ジョンとシャーロック再会シーンは、陽気なラテン音楽に包つまれて。

Donde estas Yolanda?っていう歌だったそうだ。タンブラーで歌詞まで流れてきてました(^^)
でも調子ちょっと狂った。な、なんだ、これ?って。
あとで考えると、これから二人の緊張の再会シーン。すこし緊張ほぐしておくか・・
という配慮からなのかな。





☆シャーロックだ、と気づいたジョンの一瞬の沈黙と驚きと哀しげな表情は・・こちらも息を止めてしまうほど。














マーティン素晴らしい。
同席していたメアリー(アマンダ)のリアクションも自然で素晴らしい。
みんな上手い。もう、引き込まれた。








笑いで軽くこの場を凌ごうとするシャーロックだけど衝撃が大き過ぎて、そうはいかないよね~。
2年間のジョンの傷心生活を慮るのはシャーロックには無理、なんでしょうね。








☆メアリー役のアマンダはピッタリと役にハマっていて表情も仕草もとっても可愛く魅力的。
台無しにされたプロポーズの席だったけれど、帰りのタクシーの中で'I like him.'と繰り返して言うし。ジョンだけでなくシャーロックとの相性も良さそう。









☆ロンドンへ戻ったシャーロックはモリーやグレッグ、それにハドスンさんの前にサプライズ出現。

グレッグ・レストラードとの再会シーンは、トレーラーで目にしただけで胸が熱くなったけれど、実際いいシーンだった、うん。





ハドスンさんの『ギャ~~~!』は可愛い!やっぱりこれってシャーロック帰還シーンだったのね。








☆ホームズ兄弟がやっていた'Operation'という名のボードゲーム?
今でも賢さを競い合っている?みたいで可笑しい。二人は永遠にスマートさを競うライバル。







☆シャーロックやハドスンさんから言われて(メアリーもあまり好んでないみたいだと分かって)、ジョンは結局髭を剃ることにするけれど、『シャーロックのために剃るのじゃない。』って意地で言い続けてる(^^)









すぐにロゴ入りのTシャツを作ってしまう人がいる。



ファン達の熱さには、いつものように脱帽。








☆ジョンが何者かに誘拐されて、ガイフォークス・ディのかがり火の中に押し込められているのを、寸でのところで救出したシャーロック。
メアリーを後ろに乗せてバイクを疾走させて駆けつけるところは映像、音楽ともスリリング。


ここはotter & hedgehogアートで可愛らしく!

(出典:enerjax)








☆去年撮影時にワンダさんが出演する、という噂が流れていたけれど、本当でした。
ティモシーさんとともにホームズ兄弟のパパ、ママ役で登場は嬉しい驚き。
役どころも実の両親そのもの(^^)といったキャラクター。
ママがしゃべりパパがそうだね、と間の手を入れる(^^)いいご夫婦ぶりでした。




ジョンが訪ねてきて部屋から追い出すシャーロックだったけど
閉めようとするドアにママは足をはさんでストップ!



『もっと連絡するんだぞ!』と両親から念を押される(笑)実の息子への言葉でしょう(^^)。








☆爆弾が仕掛けられた地下鉄線構内の車両を見つけて、スイッチを切る訳だけれど、ここでまたしても引っ掛かってしまうジョン。
I of course forgive you. の言葉をきいてから笑い出すシャーロック。
酷過ぎるシャーロック。これじゃジョンも本気で怒るわね。









☆だ・け・ど・ジョンは心が寛い人なのだ。
それに開業医のお仕事もあまり忙しそうじゃなさそうだし、来る患者は退屈そうな・・・患者ばかりだし。
シャーロックとタグ組んでスリルを味わったら、さあ後には戻れないでしょうね。血が騒ぎ出しちゃってね。











とにかく楽しい一級のエンターテイメントでした。観始めたら止まらない。
息が止まるし、ジーンとするし、爆笑するしでひと時も目が離せません!
時々巻き戻したり、ポーズして考えたり、楽しい90分でしたわ。
残念ながらもう削除されてました。








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(3)原作とのリンク探しパート

タンブラーに上がってくる台詞を読んでいると、何だか読んだことある台詞だなあと思えた。
英文スクリプトをそっくりそのまま、しかも画像が目に浮かぶような親切なシーン解説付きでアップしている素晴らしいブログもあり、ザーっと読んだら、何か所も原作本と同じ台詞、プロットが出てきてた!




同じように感じたタンブラー管理者さんがいて、
原作本と共通点をまとめてリストアップしてくださっています!感謝です!

こちらのタンブラー




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1.Holmes had Mycroft preserve his rooms at Baker Street while he was away. Similarly, Mrs Husdon preserves the flat.

原作ではマイクロフトが(家賃を支払って)確保していたベーカー街の部屋はハドスンさんが代わりに確保していてくれた。



2.In EMPT, Holmes made an “unnecessarily dramatic” reappearance to let Watson know he was still alive―he posed as a bookseller and visited Watson at his practice. The old DVD salesman that visits John at work, whom John mistakes for Sherlock, is a nod to this disguise. Sherlock also informs John of his return with an unnecessarily dramatic reappearance.

原作ではホームズが古本屋の老人に変装してワトスンの前へ姿を見せるが、TEHではジョンが患者のDVDのセールスマンをシャーロックの変装と見誤る。シャーロックはウェイターに変装。




3.One of the thirteen possibilities Sherlock begins to tell John about how he survived was “a system of Japanese wrestling.” In EMPT, Holmes employs the Japanese wrestling style of baritsu to overpower Moriarty and push him off the cliff. (FYI, baritsu does not actually exist, as far as any historian can tell.)
TEHでは生き延びるための13の策戦のうちの一つが『日本式拳闘法=A System of Japanese wrestling』だったが、原作『空家の事件』でホームズは、モリアーティを崖から突き落とす際に『日本式拳闘バリツ』用いている。


4.In EMPT, Mycroft acted as Holmes’ confidant during his “hiatus.” In addition, Holmes tells Watson, “Several times during the last three years I have taken up my pen to write to you, but I always feared lest your affectionate regard for me should tempt you to some indiscretion which would betray my secret.” In TEH, Sherlock tells John, “I’ve nearly been in contact so many times but I worried that, you know, you might say something indiscreet or, you know, let the cat out of the bag…”

『空家・・』ではマイクロフトが活動休止中ホームズの相談相手だった。
ジョンにはこう話している。
『3年間の間に僕は何度も君に連絡しようとペンを取った。けれど君の僕に対する親愛の情が、僕の秘密を軽率にも暴いてしまうことになりはしないかと恐れた。』
一方TEHではシャーロックはジョンにこう言う。
『何度も君に連絡しそうになったけれど、心配だったのは君が何か軽率なことを言うのじゃないかということ、なんだ。ほら、うっかり秘密をもらすようなことを、ね。』



5.Sherlock’s voiceover in THE remarks, “London. It’s like a great cesspool into which all criminals, agents, and drifters are irresistibly drained.” In A Study in Scarlet, Watson describes London as “that great cesspool into which all the loungers and idlers are irresistibly drained.”

TEHシャーロックのヴォイスオーバー『London. It’s like a great cesspool into which all criminals, agents, and drifters are irresistibly drained.』
原作『緋色の研究』でワトスンはロンドンを次のように記述。
『that great cesspool into which all the loungers and idlers are irresistibly drained.』




6.Sherlock’s calling the terrorists “rats” and the fact that the carriage was found in an abandoned tube station at Sumatra Road are references to “the giant rat of Sumatra, a story for which the world is not yet prepared,” mentioned in The Adventure of the Sussex Vampire.

シャーロックはテロリストたちを『rats』と呼んでいる。
スマトラ街の使われていない駅にあった車両は、『サセっクスの吸血鬼』に出てくる
『世界がまだ覚悟できていないスマトラの巨大ネズミ』を指している。




7.Sherlock and Mycroft’s dual deduction of the beanie a client left at Baker Street is comparable to a deduction Holmes makes of a client’s hat in The Adventure of the Blue Carbuncle.

シャーロックとマイクロフトの二人が顧客が残していった帽子を使って推理を繰り広げているが、『青い紅玉』の中の客の帽子から推理展開するのと似ていた。






8.In TEH, a client visits Sherlock complaining that her lover/pen pal’s letters have suddenly stopped. Sherlock deduces that the pen pal was actually her stepfather, who hoped that by breaking his stepdaughter’s heart she would never love again, and he could keep her (and her income) at home. This is roughly the plot of A Case of Identity.

自分への恋人からのラブレターが突然来なくなったことを相談に訪れた顧客。シャーロックはその手紙の相手は実は彼女の義理の父ではないか、と推理する。
義理の娘を失恋させ、二度と恋に落ちないようにして、家に繋ぎとめておこうとした。これは彼女の収入が目当てだった。このプロットは『A Case of Identity=花婿失踪事件』とほぼ同じ。
(動機は『まだらの紐』とも同じ)




9.Mary figures out that the anonymous texts she receives are a skip code, in which only every third word is read. A code like this is vital to the case in The Gloria Scott.

メアリーへの匿名メールは『読み飛ばし暗号』で書かれていたが、これは『グロリア・スコット事件』と同じ暗号。







10.The coded text to Mary says “John or James Watson.” In The Man with the Twisted Lip, Mary inexplicably refers to Watson as James.

メアリーへの暗号メールは『ジョンまたはジェームズ・ワトスン』宛てだった。
『唇の曲がった男』でメアリーは、なぜかワトスンをジェームズと呼んでいる。





11.In the bomb/carriage in TEH, John tells Sherlock, “You were the best and the wisest man that I’ve ever known.” This is a reference to the last line in The Final Problem.

爆発物が仕掛けられた車両の中で、ジョンはシャーロックにこう言う。
『君は僕が今まで知りえた中で最も優秀で賢い男だったよ。』
これは『最後の事件』の最終の結びの文句とまったく同じ。





ドイル原作本との接点、他にもまだあるのでしょうね。練った脚本です。



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冬休み中、CSで『フォレスト・ガンプ』を観始めたら最後まで観ることになってしまいました。
大好きだった映画でしたが、久し振りに観ているうちに、フォレストがシャーロックと重なる箇所が沢山ありまして。
純で真っ直ぐな心、周囲の人の反応が読めないところ、自分の道をまっしぐらなところ、そして孤独な世界にいるところ・・・などなど。
フッと見せる陰ある表情が同じに見えて、以前とは違った見方で楽しめたのでした。







第二話The Sign Of Threeもすでに放映されていて
『涙と笑い』がいっぱい詰まったお話しらしい。
あと二話もある、というか、あと二話しかない、というか。
中身が濃いので、じっくり味わいたいです。





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BBC Sherlock: Sherlock & John(シャーロック・ジョン)

2013-12-22 23:32:16 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

12月。今年も残すところあと9日という慌ただしい時期になりました。
色々とザワついてきてます。



(出典:threepatchpodcast)





15日には『The Empty Hearse』のプレミアが行われザワザワザワ・・・





試写後のQ&Aで司会を務めたケイトリン・モラン(本物のモランはこの人か?^^って笑い話にされてた)がBC&MFに読ませたファンフィクション(slash fic)がファンを憤慨させていましたね。
今回えらい騒ぎを引き起こし、ファンから大ヒンシュクを買ってしまいました。


こちらのブログ(London Reviews by Claire)を読んでだいたいの経緯を把握できます。
ファン達の反応も読みごたえありました^^。


右端に座っている人、時々BCフォトで見かけてた右端の女性がケイトリン・モラン。



ファンフィクションの作者に断りもなく、当日の思いつきで主役二人にそのような代物を読ませるとは、なんということを!
この方The Time Magazineのインタヴューを行った人なのでしょう?いい記事だと思ったけど。。。
今回のビデオを見ても、気の進まなそうな(特に)BCを促したりで、周囲の反応を読み間違えてしまって突っ走ってしまった。
途中で読むのを止めたべネディクトもマーティンもお気の毒でした。








『The Empty Hearse』は非常に素晴らしい出来栄えだそうなのに、後に続いたQ&Aが大惨事?になってしまい、残念なことでした。









Q&A後、フォト撮影後のBC、MF、AA。













後ろ向きなので表情が見えないけれど、BC表情硬いのかな。
ハグしタッチし勇気づけ支えている感じのMF&AA、いい感じ。もう、もう、優しさ滲み出ています!!。



俳優達の間に入って行けないなぁ、という感じのモファットさん、何だか可笑しい(笑)






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そんなタイミングになんですが・・・



というか、だからこそ・・・




シャーロック・ジョン特集!デス





ロンドンの綺麗な雪景色とともに・・・



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シャーロック&ジョンについて脚本家二人は:
(以下全部テキトー訳)



モファット(これ以前貼ったことがあります):





シャーロック・ホームズの物語は、表面上は推理小説だ。しかし現実は:

相性ピッタリの二人の男 - 
戦争で功績を遺したが、心折れ自分を見失った元軍人と
事件を解決する側ではなく、殺人を犯す側になっていたかもしれないような男が
お互いを救い合う話なのだ。

彼らは出会い、一緒に行動し、完璧なコンビとなる。
彼らは今まで成しえなかったような、最高の友情を築き合い
そしてヒーローとなる。







ゲイティス





私達はちょうど良いタイミングの箇所からストーリーを始めました。
ホームズの生活の中にワトスンが加わった時です。

ワトスンがいないとホームズはかなり我慢ならない態度最悪の男です。
ホームズもまた彷徨っているところでした。
彼は、まるで遥か彼方の星のように、どんどん遠ざかっているところでした。
そしてこの男(ワトスン)の登場です。
ワトスンは、つまるところホームズをより人間的にしているのです。
彼らは一緒にいてやっと一人前の人間として完成するのです。









マーティン・フリーマンが語るジョン像


“John is still, he’s stoical, he’s very watchful, he’s very very strong-willed, a strong-minded person, he’s not easily flappable.

You know he’s an alpha male, he saves lives and can kill people; like if it wasn’t for Sherlock he’d be the most impressive man in the room, you know because he’s knocking about with someone who’s even more fucking alpha than he is. All of which is interesting to play because you’re playing someone who is very much their own man, they’re very strong.

He doesn’t do a lot of vocal flourishes, he doesn’t do a lot of showing off, it’s just he’s still in a way that I envy about some men. He’s got a real strength to him.”

— Martin Freeman on John Watson (via xinspiralx)
(via bbcsherlockftw)


『ジョンは静と動でいえば「静」のタイプで、冷静で用心深い。
とても意志が強く、態度が決然としていて、たやすく取り乱したりはしない。

知られているように、彼はアルファ系の男だ。人の命を救うが人を殺すことも出来る;
あの部屋にシャーロックがいなければ、ジョンが最も強い印象を与える男だろう。
なぜってジョンは彼以上にアルファ傾向にあるヤツに付き合って歩き回ってる訳だから。

彼は言葉に出して殊更自慢したり、誇示したりするタイプではない。
僕が羨望を感じるのは、彼のその「静」の部分だ。』









ベネディクト・カンバーバッチが語るシャーロック(The CaseBookより):

観ている人達はシャーロックの嫌みで無礼な態度を見て、まるで自分がそうしているかのようなスリルを味わうのですね。

ホームズは人並みで平凡なことは、もう退屈で仕方ない。
彼は普通の毎日に、常にイライラ感を募らせている。
一方、視聴者はそういう彼が好きなのです。
なぜかというと彼と一緒に生活する必要がない訳だし、ただTVの前に座って彼を見て楽しめばいいから。

彼は飛んでもなく無礼で、見てて楽しくなるほど冷淡で、
精神病質者とのボーダー上にいるので、視聴者はそこから本当にスリルを得ることが出来る訳です。






==================================






『ホームズ物語』はシャーロックとジョンの友情と成長の物語というのがモファティスの解釈だったように、二人の相性の良さが生み出す化学反応的な高め合いや救い合いが、一番惹かれるところです。
べネディクトもプレミア時のインタヴューでそういう内容を話していましたし。


男同士の友情ってよく描かれるテーマですよね。

(実は今日観てきた『Third Star (僕が星になるまえに、なんていう甘ったるい邦題の映画)』も男同士の究極の友情話でした。最後のシーンは美しく、心揺さぶられる思い。久方ぶりに映画観て泣けた。)

と、話を戻して・・・



この二人(シャーロックとジョン)の表情から言葉から言動から感じ取れる友情、友情だけでなくストーリーの展開も、様々な含みを持っているので、観ている私達は推理や想像の世界でも遊べる。
視聴者100人が100通りの解釈を出来る、と言ってもいいくらい。


==================================







ドラマのシャーロックとジョンの関係がうかがい知るシーンを集めようと試みたのですが、いっぱいあり過ぎ。
細かく挙げると、最初から終わりまで、キリなく全てのシーンがひっかかってしまいました^^




==================================



取りあえずシャーロック、ジョンお互いを称賛し、敬意を見せるシーンを:



ちょっと皮肉を込めながら、でも本心から、シャーロックを賞賛するジョン

(出典:sherlocked-for)











対してシャーロックの賞賛の言葉は複雑。

言い慣れていないので、どう表したらよいのか迷いつつ
Study In Pinkではジョンの目をまっすぐ見ながら、でした。





自身が高慢で傲慢で唯我独尊的だから、今まで人に賞賛の言葉などかけたことがなかったのではいか、と思われるシャーロックがこれだけのことをジョンに対して言えている。
演じてみせるのがとびきり上手いシャーロックだけど、この表情はマジ。




心の底では驚きを感じながら
ジョンの実力を認めたいような認めたくないような、恐れているような。




シャーロックにとってジョンは、少々無理難題押し付けても大丈夫、侮辱的な言葉も『こんなヤツだから仕方ない』と受け流してもらえる、
そんな信頼関係を持てていて、お互い無二の存在の二人。




====================================



1-1ソーホーのレストランシーン。

ここは言葉が挟めません。











====================================






という訳で、SH&JWシーンはあまりに多過ぎて、これにておしまい。

えー、騒いだ割りにはこれで終わりかい?って言われそうなので・・・




俳優同士BC&MFの相性の良さげなところ、一緒にいると本当に楽しそうなところ、お互い尊重し合い、褒め称え合っているところ、30~40代の大人なのか~?と疑っちゃう一面(そこが好き)、などなど集めてみました。



====================================



hotで adorableで gorgeousな二人が、以前発した言葉やら最近の楽しげなシーンなど寄せ集めです。





The Desolation of Smaug World Premiere Dolby Theatre Hollywood LA

ホビットのワールド・プレミア直前インタヴューで、ちょこっとBCに触れてた箇所。



この巨大なドラゴンがまた、ものすごく怖ろしくて、腹の底に轟き渡るような声を発するんですよ。
恐怖に震えあがらせるようなね。


で、それがあなたの相方で友人のべネディクト、ですね。


そうです、そうです、その通り。僕はいつも彼に脅えてビクビクしているんですけどね。



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べネディクトが語るフリーマン:
(出典:darlingbenny)


シャーロックで大好きなシーンですか?
素晴らしいシーンが沢山ありましたからね・・・そうだなぁ


スタントをするのがすごく好きですね。車のトランクの上を滑りながら飛び越えるシーンです。プロデューサーがヒヤヒヤしていました。


だから、あそこは自慢です。


カメラが回っていない時、マーティンと過ごす時間は、どれもすべてお気に入りの時間でした。


そんな時の彼は、驚くような才能を感じる人でした。
皆さんが彼の才能を見つけ出したのと同様に。
The Officeやその他のコメディを通じて知るようになった彼とは違って


彼はとても真面目で、しかもとても愉快なんです。
そして本当に熱心に細かいところまで性格研究をしていました。
アフガニスタンでの兵役を退きイギリスへ戻って来た医師で


そしてシャーロックの危ういところに惹かれていく、という医師を。


彼は才気に溢れています。
一緒に遊ぶのもとっても楽しいし、冗談言い合うのも実に楽しいですよ。






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授賞式でこんな言葉を贈り、こんな表情で反応!





















ホビットプレミアでの一コマ。
後ろを通り過ぎ際にbum pinchするBCと受け流すMF^^子供大人ぶり












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(写真: London in snow source : seancecafe)


危うさはシャーロックの方が断然上で、そして依存度もシャーロックの方が高い。
ジョン、ハドスンさん、レストラードを救うため見せかけ自殺をしたシャーロックだったけど、ジョンと離れてどうやって2年間も生活していたのだろうか。

どうやら原作のようにマイクロフトから資金援助を受けたり、おそらく身を隠す場所まで提供されていた様子ですが。。。

自殺工作も知りたいけれど、その辺もどんなストーリーにしてあるのか知りたいところです。


アフガン兵役で心的外傷を負ってて、シャーロックの死でさらに心折られ、魂の抜けた状態になってしまったジョンだけど、そこは医師資格もってる人。
気を取り直して開業医に。そこで看護師(receptionisitと書いてあって記事もあったけどMFはTVゲスト出演番組でnurseって言っていた)として働くメアリーがジョンの心を支え、癒しているようです。(TV Satelliteなどから)




クリスマスにはミニ・エピソード、そして新年一日には英国でシリーズ(3)放送と
ドキドキ感もピークにさしかかりつつあります!

こんな時こそ STAY CALM!
2月中旬に受け取れそうなDVDを待つ間、ほぼネットで内容が知れているのだろうな、と思いつつ新シリーズを待つことにします!ドキドキ!








これ去年もこの時期に貼ったけど、歌と完璧マッチの大好きビデオ。
好きなものは何度でも貼ってしまう^^



シャーロック、ジョンのクリスマスbromantic編

'All I Want for Christmas'

(Amy Kinley編集)











Wishing You All
A Happy Marry Christmas!!!





(gif: snow Christmas: source: dudeufugly)








Comments (4)
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BBC Sherlock: Series 3 Launch Trailer(シャーロック・カンバーバッチ)

2013-12-09 23:09:39 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

BBCからシャーロック・シリーズ(3)1分ほどの新しいトレーラーが配信されて、タンブラーはお祭りと化してました。
見た限りシャーロックの自己中で傲慢そうなところは変わっていないみたい^^。











マイクロフトとの会話から相変わらずだな、と^^
シャーロックはシャーロックのまんま帰ってくるようで、ある意味ホッとした。



Sherlock: Series 3 Launch Trailer - BBC One



トレーラーのスクリプト付きのgifも沢山出回っていたので以下に寄せ集めておきました。
(テキトー想像強引訳付き)





JW: I don't care how you faked it. I wanna know why.

JW: 君がどうやって自殺と見せかけたかはどうでも構わない。知りたいのはその理由だ。











SH:The one person he thought didn't matter at all to me,
is the one person who mattered the most.


SH:彼はその人物のことを、僕にとって全く重要ではない人物と考えていたが、
その人物こそ最も重要な人物だった。

(the person who mattered the mostって一体誰のことだろう?)








SH: I think I'll surprise John.
MH: ---
SH: Pop off to Baker Street, who knows, jump out of a cake!
MH: Baker Street? He isn't there anymore.
SH: ---
MH: It's been two years He's got on with the life.
SH: What life? I've been away.


SH: ジョンをビックリさせようと思っている。
MH: ---
SH:ベーカー街へ突然姿を現して、そうだな、ケーキから飛び出してみせようか!
MH:ベーカー街?彼はあそこにはもういない。
SH: ---
MH:2年も経っているんだ。彼は彼の人生をなんとかうまく続けているよ。
SH:どんな暮らしを?僕はずっといなかったのに。







Mrs. Hudson (screeeeeeeeeeeam---!!)

(ハドスンさん、この後フライパンでシャーロックをパコーン・・・なんてこと、ないですよね^^)




MH: The terror alert has been raised to critical.

SH: Welcome to my world.

MH: The attack is coming.


MH:テロ警戒警報はは重大警報へと引き上げられた。

SH:僕の世界へようこそ。
(誰に向かって言っているのだろう?)

MH:攻撃開始が迫っている。












SH: I need to get to know London again. Breathe it in.
Feel the quiver of its beating heart.


SH:あらためてロンドンについて知る必要がある。
  ロンドンを深く身体に取り込むのだ。
  ロンドンの鼓動、脈動、その震動を感じるのだ。




Narrator: Sherlock will return on New Year's Day.
Go on line now to watch the interactive trailer.





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youtubeでは出てこないけれど、BBC Oneのトレーラーにはさらにinteractive trailerが隠されていて、そちらもタンブラーに広く出回ってました。





BBC Oneの方から鍵を開けて行ってみました。面白そうだったので^^
モファティス達のアイディアなのか、誰のアイディアなのか知りませんけど、こういうの好きですねぇ。
もっと教えちゃうぞー!だから謎を解いてみて!っていうゲーム感覚の宣伝。


まんまと乗せられて、ファンが解いたやり方を辿ってみた。





1)BBC One トレーラー開始後5秒で停止させ
2)墓石の『S』辺りにカーソルをもっていきクリック
3)暗号を入れるボックスが現れるので『051113』と入れる。

お~!UNLOCKEDされた!なんだか嬉しい(単純)


もう先にタンブラーで見た映像ばかりだったです。
ここで見ることできたのは

・モファティス達がライヘンバッハの謎について(肝心なことは何も語ってないですが)とても賢い現実的なやり方で、などと話していて
・さらに二人がファン達が考え出したライヘンバッハの謎(グリム童話と結びつけた説やジャンプ直後メリーポピンズのように空を飛んで行ってしまうgifなど)について語り
・BCがライヘンバッハの生還と人物シャーロックについて語り
・MFがエピソード(1)とドラマの中のジョンについて語っている

などの映像。





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Interactive trailerを含む他のトレーラー含めてまとめたサイトもありました。
ここに行くといつでも見ることできちゃう嬉しいサイト^^でした!



スクリプト付きのものだけ貼っておくことに。
同じシーンのスクリプトでも結構人によって、選んでいる言葉が違っていた。
ネイティブでも聴き取りにくいんですね。
ましてやノンネイティブには難しくて当然だ。



8004678 360(+ 再生リスト)



MH:You haven't been in touch at all, to prepare him?
SH:No.
SH:Well, we have to get rid of that.
MH:We?
SH:He looks ancient.
  I can't be seen wandering around with an old man.



MH:全く連絡をしていなかったのか?彼に心の準備をさせたり、とか。
SH:してない。

(ジョンの写真を見て)

SH:このヒゲは剃らないとダメだ。
MH:僕たち?
SH:老人みたいだ。
  年寄と一緒に歩き回るところなど見られたくない。











8004722 360(+ 再生リスト)

 

SH:Your wife just texted you, possibly her contractions have started.


奥さんから君へのメッセージだ。おそらく彼女、陣痛が始まったのだろう。
(得意の観察眼衰えず、といったところでしょうか^^)













8004759 360(+ 再生リスト)


SH: London. It's like a great cesspool into which
all kinds of criminals, agents, and drifters are irresistibly drained.



Sometimes it's not a question of who.
It's a question of who knows.



MH: The terror alert has bee raised to critical.


SH: Welcome to my world.



SH: ロンドン。そこは巨大な汚水槽のようなもの。
  あらゆる種類の罪人、諜報員、流れ者たちが、どう抗っても流入してくる。


  『誰が』が問題ではない時もある
  『誰が知っているか』が問題なのだ









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ジョンのブログがまた更新されてました。
ん~?これは?と興味を引かれたのは最終部分。





He liked playing Cluedo. So did I. Before I played it with him. He actually deduced that the victim had done it.

He deduced that the victim had faked his own death.

I said at the time that it wasn't very likely. In fact, I think I said it was impossible. And he told me that it might be improbable but nothing's impossible.

I wish I still believed that.



彼はクルードをするのが好きだった。僕も好きだった。

彼と一緒にプレーした時、彼が、『被害者が殺人犯だ』と推理したことが、実はあった。
被害者は自分の死を見せかけたのだ、と推理したのだ。

その時、僕は、それはあり得ないだろうと言った。実際、それは不可能だと思ったから。
その時彼は、ありそうにないことかもしれないけれど、不可能なことなどひとつもないよ、と言ったのだ。

それを今でも信じていられたらいいのだが。






ジョンは何か予感めいたものを感じているのかなぁ。
シャーロックとの再会に、どんなに心をかき乱されるのだろう。。。

この記事へのコメントに、また謎の人物からのものが混じっている。
誰なのだろう。不気味です。





(出典:no-more-silent)



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BBC Sherlock: Trivia & Tidbits(4)(シャーロック・カンバーバッチ)

2013-12-07 01:03:49 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)

来年1月1日、5日、12日とイギリスでの放映日も発表され





クリスマスからは初回放映日まで『Many Happy Returns』と題するミニ・エピソードが流されることも発表され



ヒタヒタ足音が響いてきました!







ホビットLAプレミアが行われたりでBC&MFのフォト、記事、インタヴュービデオが洪水のように押し寄せております。

処理しきれません、どーしよう(喜びの悲鳴)。



この瞳。。。(バタッ)






取りあえずシリーズ(3)からのフォトをベタベタ貼り付けておきます。


シャーロック・ファミリー、3人のレディズから


一段と美しいモリー。指輪が気になる・・・


物思いに耽るモリー。身辺に変化が起こっているのかな。



凛としたハドスンさん。二人の母親的存在感、ますます増してます!



シャーロック!が戻ったと聞いて駆けつけてきたシーン!・・かな(妄想妄想)



ファミリー新加入のメアリー。ゴージャス&キュート!



この衣装は以前見たことがあるような。




家庭をのぞいてみたいレストラード^^。



渋みを増して素敵!




相変わらず氷のような表情です、お兄さん。




再会時はヒゲジョンみたいですね。



これも



これも



これも



これも



スタンド・カラーのシャーロック。なぜこの衣装?



これは床の上に倒れている?さては再会ジョンにパンチを食らったとか。






ヒゲ無しジョンと亡霊シャーロック?
 


室内ツーショット。再開後しばらく日を経たのかな。




話題のモリーにもロマンス?



モリーの彼氏らしいこの人、トムという役名らしい。演じているのはエド・バーチ。
トムは『The Empty Hearse』と『Sign of Three』の2話に登場するそうです。
例の結婚式撮影時にもいました。モリーのリングは結婚式シーンと関連あり、なのでしょうか。





またこの瞳。ちょっと虚ろなこの瞳ですよ。ヤラレたー(バタッ)!




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ここからはシャーロック関連で小耳に挿んだ^^こぼれ話を集めてみました。
題して『へ~、そうなんだ~特集』



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(その1)今さらですけどバチカン・カメオです。



ケースブックにはSHが関わった事件に出てくる、とあるけど・・・


シャーロックが叫ぶ『バチカン・カメオ』って何だろう?と引っ掛かってました。
やっと意味解説がタンブラーで見つかりました。ふたつも!


☆バチカン・カメオというのは:
(出典:midOnz)


In WWII the phrase “Vatican Cameos” was used when a person who was not in the British army came before the general, or other high up ranks, as a signal to the other officers that the person was armed.
So when Sherlock says “Vatican Cameos” to warn John that the safe has a gun in it, it’s not something that they’ve set up as a code word- It’s a code Sherlock knew John would know- being a soldier!

第二次世界大戦中、『Vatican Cameo』は、英国陸軍以外の人物が将軍、あるいは上級将校の前へ来た時、他の将校たちがその人物は武装している、ということを知らせる合図だった。
だからシャーロックが『Vatican Cameos』と言ったのは、金庫の中に銃があると警告するため。これは暗号などではなく-- 兵士だったジョンなら知っている合図だったのだ。





☆Vatican Cameosとは?
(出典: winterkisseswhenyourlipswereblue)

'Vatican Cameos' is a phrase used in BBC's Sherlock when Sherlock is about to open Irene Adler's safe. The phrase first originated in World War 2. It was used when a non-military person, who was armed (gun or knife) entered a British military base. The phrase was a signal for everyone duck out of the line of fire. Sherlock knew that John, being a military man, would recognise this phrase and duck out of the way of the gun in the safe.

『Vatican Cameo』というのは第二次世界大戦中に生まれたことばで、武装(ナイフまたは銃)した軍人以外の人物が英国陸軍基地へ入って来た時に使用された。
『危険。全員伏せろ。』という合図であり、シャーロックは軍医だったジョンがこの合図を理解することを知っていた。



なるほど、なるほど。
事前に合図の打ち合わせなどなく、とっさの思いつきだったのだ。





映像化するとこうなる!かわいい!!

(出典:randomlikings)










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その(2)公園墓地の話


シャーロックの眠る公園墓地は Newportにある St. Woolos Cemetaryなんだそうだ。
聖地のひとつとなったこの墓地を訪問したファンが気付いたそうです。


(出典:fangirlquest)




ジョンのシーンにあった右側の像がないことに!





ここも聖地のひとつになっているのでしょうか。あちこちに聖地あり、ですね。




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その(3)こんな通りとお店に遭遇したいぞ


こんな名前の通りがあるんですね。遭遇してみたいものです!!


(出典:nottheclinicalkind)

『人と会うため待ち合わせ場所へと行く途中に出会った標識。
笑いをこらえるのがたいへんだった。
シャーロックとアンダースンは文字通り交差している通りだった』









30秒トレーラーのおかげで、ここのところアンダースン株急上昇中!
あの集会のアンダースンはシャーロックの信奉者?それとも乱入者?







で、こちらはニューヨークにある『ライヘンバッハ・ホール』(笑)という名のビアホールらしい。
この名前、読み間違えて思わず入ってビール注文してしまいそう!

(出典:bakerstreetbabe)








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その(4)Crime In Process

(出典:heardwonders)

『ただ今犯罪進行中』のサイン。
この字ってべネディクトの自筆なんだだそうですね。






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その(5)真のマニアが観察に観察を重ねて?集めたトレビア集。


Sherlock: Obsessive Observations Fun Facts!

(出典:midOnz


これを読んでから見直してはいないのですが、そうなの~?という内容。
呆れるほど細かい観察に、呆れてしまいます(笑)
でも読んで面白かった^^ので一部を載せておくことに。
細かくて意味が分からない箇所はバンバン飛ばしてあります;;;。



A Study in Pink

☆タクシー運転手の別れた妻(写真)は『ライヘンバッハ』の陪審員長 - 同じ子供達が写真に写っている


The Blind Banker

☆Sebastian Wilkesのオフィスにあるフロア・ランプはパイロット版の221b室にあった。



The Great Game

☆ベラルーシでシャーロックはBelstaffの襟に毛皮をつけている。
☆映像技術のSteve Lawesは、美術館警備員のベッドルームに、フェルメールの絵画的な光線効果を施している。
☆GolemやWenceslausさん、シャーロック宛て封筒など、全てボヘミアと関連している。聖典『ボヘミアの醜聞』を題材にしているからだ。
☆『The Great Game』には名画『第三の男』への敬意を表したシーンがある。
☆プールのシーン、『The Great Game』と『A Scandal in Belgravia』とで、ジョンの顔近くのカーテンの色が、彼の心理状態によって変化する



A Scandal in Belgravia

☆キッチンには(クリスマス飾りの)ヤドリギがある。
☆シャーロックは『The Coventry Carol』をかき鳴らす。
☆シャーロックのベッドルームの壁には蜂がいる。
☆『ベルグレイビアの醜聞』のラストに、デイビッド・リーン監督『アラビアのロレンス』を肯定するようなシーンが織り込まれている。



The Hounds of Baskerville

☆ゲイティスはシャーロックの『mind palace』をハンニバル・レクターの『memory palace』からヒントを得た。
☆シャーロックはキッチンで靴下を使った実験をしている。
☆シャーロックのデスクにはinjection gunがある。
☆居間には4台のプリンターがある。
☆シャーロックはマイクロフトから『priority ultra』通行許可バッジをかすめ盗りベルグレビアで使用した。これはUltraを容認するものである。Ultraは『ベルグレイビア』でも触れている。
☆シャーロックの中で、モリアーティは何度もハンニバル・レクターに例えられている。尋問シーンは『羊たちの沈黙』への敬意表明だ。





The Reichenbach Fall

☆リチャード・ブルックは『Teflon Terry』という役名を演じた。またアンドリュー自身がそうだったように、Bush劇場の舞台出演をしている。
☆221Bでシャーロックとモリアーティの間にあった新聞には『我々は結束している』と書いてある。
☆モリアーティとシャーロックがするバッハの話は作り話だ。
☆マックスとクローデットの誘拐事件とリンドバーグの息子誘拐事件とは多くの類似点がある。
☆シャーロックのデスクには『Tinker Taylor, Soldier, Spy』関連のものがある。この映画でべネディクトが演じた人物は、ドイルのジョン・ワトスンに影響を受けている。
☆バス停で誰かがシャーロックへ合図を送っている。『29』と書いてあるように見える。
☆担架で運ばれていたのは、絶対にシャーロックではない。




絶対にシャーロックではない!!ですよね!



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その(6)ジョンの表情から



打ちのめされて、けれど崩れ落ちまいとこらえているジョン(涙目)



シャーロックを案じるジョンだけど、なぜなのか理解できないシャーロック



分かっていないのは君だ、とは返さないジョン



心にしまい込むジョン


John Cares
(出典:ughbenedict)

上のフォトを載せたughbenedictさんは以下のようにジョンの気持ちを綴っていました。

This.
This is one of the most important moments, to me. Where we start to understand and feel for John even more than we already have been.

Ship it or don’t ship it, it doesn’t matter. That’s not what they’re implying, here. John and Sherlock - they are (or rather, were, since he thinks Sherlock is dead) best friends.

There was this unspoken connection between them..but that’s just it. It was unspoken. John never told Sherlock out loud how much he cared for him, he never did. It was implied and they both understood it, but he never really looked Sherlock in the face and said, “I care so much about you.” Or “You’re my best friend.” Nothing like that was ever said out loud.

His best friend is dead, and he never told him how much he cares. He held it back, probably thought Sherlock would find him ridiculous. Roll his eyes. Call him sentimental. So, he never got to say it.

And that? That’s what breaks my heart. Call it love, call it friendship, call it whatever you want to.

The point here is that John cares so much. And Sherlock never knew.

ここだ。
ここが一番意味ある一瞬だと私は感じる。
今まで以上にジョンを理解しジョンを感じることが出来る瞬間なのだ。

これが伝わるのか、伝わらないのか。

彼らの表情から読み取れるのは、そこではない。 
- ジョンとシャーロック - 
彼らは親友だ(いや、むしろ親友だったと言うべきか。シャーロックは死んでしまっていると彼は思っているので)

二人の間には言葉には表されていない気持ちの繋がり、といったものがあった・・・ただ、それだけ。
それは言葉として発して伝えてはいない。

ジョンはシャーロックに対して一度も彼の気遣い、
いかに彼のことを案じているかということを言葉にして伝えていない。
一度も。

それはそれとなく仄めかされ、お互いそれを理解し合っていたのだが、
ジョンはシャーロックの顔をまともに見据えて

『君の事がとても気がかりだ。』

あるいは

『君は僕のベスト・フレンドだ』

と言葉で伝えてなかった。

そういうことは今まで一度も言ってこなかった。

彼は亡くなり、ジョンは彼をどんなに気に懸けていたかを伝えることがなかった。
そうすることを抑えていたし、
おそらく言葉にしたらシャーロックは目をグルグル回して、
『バカバカしい』とか『センチメンタルだ』とか言ったのではないか。
だからジョンは決して言葉にしなかった。

それが?

それが私の心を張り裂けさせる。

それを『愛』と呼ぶのか?『友情』と呼ぶのか?

好きに呼べばいい。

ここで大切なのは、ジョンはシャーロックのことを案じ気にかけている。
だけどシャーロックはまったくそれに気づいていない、ということだ。

-
- Source: ughbenedict -









シャーロック帰還までの2年間、ジョンはどうやって気持ちを持ちこたえて生活してきたのだろう。
ブログを再開させて、シャーロックと一緒に解決した古い事件を書きつけようと意欲も取戻しつつある様子だけれど、そこに至るまではどういう日々だったのか。

トレーラーで見るジョンは暗い表情をしている。
メアリーと一緒にいてもStudy In Pink以前と同じ表情にみえる。
そしてシャーロックとレストランで再会、目を合わす時も元のジョンじゃない。

こうしてみると、ジョンの抱えていた心の状態は、シャーロックのそれより余程暗くて深い。

戻ってきたシャーロックは、それを少しでも理解してあげられるのだろうか。

・・・

以前より人間味を増したシャーロックが見られそうです。




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