近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

交流戦スタート、話にならない16失点ワンサイド。

2009-05-20 11:09:15 | 読売ジャイアンツ
原巨人20安打16失点…交流戦屈辱開幕 ― スポーツ報知

◆日本ハム16―6巨人(19日・札幌ドーム) 

 5年目を迎えた「日本生命セ・パ交流戦」で、巨人が20安打16失点、黒星スタートとなった。両リーグ1位同士の対決は、巨人が3回に木村拓の1号ソロ、ラミレスの2点二塁打で日本ハムから3点を先行。しかし、4回に李承ヨプの失策をきっかけに、先発・高橋尚が4安打で4点を奪われて逆転された。5回にも6安打を集められて6点を失った。ミスが続いて今季初の2ケタ、交流戦ではチームワーストの大量失点となった。20日、先発グライシンガーで仕切り直しだ。

 試合後の巨人のロッカールームは、緊張感に包まれた。攻守両面でミスも相次いだことから、阿部主将が選手だけによる自主ミーティングを開いた。「いいところも悪いところもありました。明日に切り替えて行きましょう」と言って、チームを引き締めた。

 17日までのセ・リーグとの38試合での失点は、1試合平均3・39点だった投手陣が、日本ハムとの交流戦初戦でめった打ちされた。チームとしては2年ぶりに20安打を許し、4年ぶりに16失点を喫した。4、5、8回。打者9人の猛攻を3イニング、日本ハムに先発全員安打を許した。中でも、昨オフに日本ハムへトレードした二岡に3安打2打点を許した。“投壊”による逆転負けは、今季初めてと言っていい。

巨人今季初2ケタ&交流戦最多16失点大敗 ― 日刊スポーツ(gooニュース)

坂本マルチよりお手玉反省 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

木村のソロHR、ラミレスのタイムリー2ベースで3点を先制しながら、その直後に先発の高橋(尚)が、
エラーが絡んだにせよ、4失点で試合の流れが変わってしまった。
続く西村も大量失点で試合の興味は前半でそがれて、途中で中継を見るのをやめてしまった。

結局、20安打も打たれ16失点という体たらくだったが、先週から続く守備の乱れも気になる。
ことに坂本が毎試合のようにミスをしているが、どうしたんだろうか。

永川の暴投で決勝点が転がり込んだ。巨人、5カード連続勝ち越しで貯金15。

2009-05-18 10:51:39 | 読売ジャイアンツ
坂本、V打男のオーラ!あっ暴投だ!…同点9回1死三塁、永川ビビらせた ― スポーツ報知

◆広島1―2巨人(17日・マツダスタジアム) 

 坂本がバットを振らずに勝利を呼び込んだ。同点の9回1死三塁から、広島の守護神・永川の暴投を誘って決勝点をもぎ取った。今季、勝利打点6度と抜群の勝負強さがものを言って、相手を過剰に警戒させた。先発の東野は、脇谷の1号ソロだけと打線の援護に恵まれない中、7回無失点。最後は4連投の守護神・クルーンが締めて8セーブ目。今季最多の貯金15を手に、19日からパ・リーグの首位を走る日本ハムとの交流戦に臨む。

 見切った。坂本には、鋭く落ちるフォークの軌道がくっきりと見えていた。1―1の9回1死三塁、広島の守護神・永川が投げた3球目。自信を持って決め球を見送ると、思わぬ展開を迎えた。投球が捕手の手前で大きく跳ねて一塁側ファウルゾーンを転々。暴投で三塁走者の代走・工藤が決勝のホームイン。坂本の「顔」がものをいって、5カード連続勝ち越しが決まった。

巨人 交流戦前に丸もうけで貯金“最多”15 ― スポーツニッポン(gooニュース)

東野おっ7回0封!「自分でも合格点」…3勝目逃しても強気の直球勝負 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

脇谷の先制ホームランで上げた1点を、先発の東野が7回まで広島に得点を与えずしっかり守った。
しかし、8回、越智が2死三塁からとんでもなく高い暴投、1-1の同点となってしまった。

9回表、巨人は1死から代打・阿部がヒット、ライトが後逸する間に三進。
打者・坂本の時に広島の永川が投じたフォークがワンバウンドの暴投となって、労せずして巨人も1点を上げて勝ち越し、その裏、クルーンが三者連続三振で締めて、初めて広島に勝ち越した。

これで5カード連続勝ち越しを記録して、貯金は15とダントツの首位のまま交流戦に臨むこととなった。

立派なお神輿が次々と・・・三社祭・町内神輿の連合渡御

2009-05-17 14:03:29 | 民俗・行事
きのうは、初日の大行列に引き続いて浅草に出かけ、三社祭の二日目、町内神輿の連合渡御を見てきた。

浅草寺の境内はもとより、周辺も、ものすごい人出で混雑していたが、次々と繰り出す立派なお神輿と、担ぎ手の熱気に押されて、前の人の頭ごなしに夢中で写真を撮ってきた。

スペースの関係でほんの一部しか載せられないのが残念だが、「お祭りの醍醐味はお神輿に限る」という雰囲気を、少しは味わってもらえるのではないだろうか。


まずは、浅草寺の五重塔から・・・。



三社様(浅草神社)の前は、ご覧の通りの人だかり。



お神輿を先導する御幣棒(ごへいぼう)・・・「おんべ」ともいう。



宝蔵門をくぐる直前のお神輿。



お神輿を高く差し上げて、気勢を上げる担ぎ手たち。



お神輿の担ぎ手も、観客も入り乱れて・・・。



お神輿の通り抜けに備えて畳まれた雷門の大提灯。



神殿でのお払いを受け、鳥居をくぐって担ぎ出される立派なお神輿。



屋根に擬宝珠のお神輿も。



雷門通りを練り歩くお神輿。



内海、7回2安打無失点の好投も、ルイス攻略ならず延長12回ドロー。

2009-05-17 10:38:18 | 読売ジャイアンツ
内海0封!帰ってきました!…総力12回ドロー呼んだ ― スポーツ報知

◆広島0―0巨人=延長12回引き分け=(16日・マツダスタジアム) 

 内海の力投にリリーフ陣が応え、投手陣が総力戦で苦手の広島から引き分けをもぎ取った。2軍での再調整を経て4日の阪神戦(甲子園)以来の先発となった内海が、7回を被安打2の無失点。バトンを受けた5投手は1人1回ずつつないで得点を与えず、通算1勝4敗のルイスら6人の無失点リレーに対抗した。左腕エースが復活を印象づけ、巨人は戦力が充実。17日、広島に勝ち越して勢いをつけ、19日の交流戦開幕(対日本ハム)に臨みたい。

 自信があったから、強気だった。内海は右打者の内角を直球で突き、外角へ変化球を沈め、凡打の山を築いた。勝負の7回はマクレーンをチェンジアップ、広瀬を141キロの直球で簡単に3者凡退。中盤での失点が多かったこれまでと違い、今季初めて7回まで持ちこたえた。被安打2の無失点。一度も三塁を踏ませず、マウンドを降りた。

 完全復活だ。4日の阪神戦で5回途中5失点で降板した後、2軍調整を経て復帰した。「イニングを重ねるごとに自分の投球ができました。ストレートが走り、制球も安定していた。今日の投球には満足しています」やっと見せられた本来の力強いピッチングに胸を張った。

巨人・内海「やっとチームの一員になれた」 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

内海“復肩”39年ぶり延長12回0-0 ― スポーツニッポン(gooニュース)

巨人、天敵崩せず ルイスに7回4安打0封された ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

投手陣は、先発の内海が7回2安打無失点の好投で完全復活をアピールし、救援陣も山口―越智―M・中村―豊田―クルーンとつないで広島に得点を許さなかった。

一方、左打者を並べた打線も、苦手・ルイスの前に7回4安打散発で1点も奪えず、広島救援陣にも1安打と抑えられ、延長12回で引き分けとなった。

来週からはセ・パ交流戦が始まるが、内海の復活は嬉しいニュースである。一日でも早く初勝利をあげさせてやりたいものである。

やっぱりエースだ。岩隈、115球、1点差を守り抜いて初完投勝利。

2009-05-17 10:33:58 | 楽天イーグルス
楽天・岩隈、初完投!ノムに見せたエース魂 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

(パ・リーグ、楽天2-1ソフトバンク、8回戦、楽天5勝3敗、16日、Kスタ宮城)

 楽天の岩隈久志投手(28)が16日、ソフトバンク8回戦(Kスタ宮城)に先発。7安打1失点に抑え、今季初の完投で5勝目を挙げた。一回に1点を失ったが、味方の逆転を信じて力投。終盤のピンチを気力でしのぎ、1点差を守り抜いた。野村克也監督(73)もチームの悪い流れを止めるエースの働きに感謝。首位・日本ハムを2ゲーム差でピタリと追走する。

 エースが最後の力を振り絞った。1点差の九回一死一、二塁、岩隈が小斉に投じたラストボールは、この日最速147キロのシュート。バットにはとらえられたが、気迫に押されたライナーは、サード中村紀の正面へ。飛び出した一塁走者を刺して併殺を完成。昨季の沢村賞男が、お待たせの今季初完投勝利だ。

 「最後は気力でいきました。きょうは絶対に負けられないと思っていたし、完投したいと思っていた。よかったです」

 115球を投げきったエースが、充実の笑みを浮かべた。昨年9月16日以来の完投勝利で、チームの連敗を2でストップ。一回に1点を失う不安な立ち上がりながら、二回の3者三振で流れを引き寄せた。以降は打たせて取る本来の投球。持ち前のテンポのよさで味方の反撃を呼び込んだ。

「おとりんの一言」

やっぱりエースの岩隈だ。
初回に1点を奪われたものの、2-1と逆転した虎の子の1点を完投で守り切った。
ことしの楽天は、連敗はあっても岩隈と田中がいるので3連敗がないのが強みである。

ラミレスが先制3ラン、ゴンザレス6回2失点で3勝目。クルーンも初セーブ。

2009-05-16 10:02:40 | 読売ジャイアンツ
ラミレス、“弟分”ゴンザレスに援護一撃V3ラン ― スポーツ報知

◆広島2―5巨人(15日・マツダスタジアム) 

 4番のひと振りで、巨人が貯金を今季最多の14に伸ばした。広島の左腕・青木高の前に3回まで無安打に抑えられていたが、4回、1死一、二塁からラミレスが、左中間席へ先制の7号3ラン。ここ6試合で4発と再びエンジンがかかってきたラミちゃんの援護に、“弟分”のゴンザレスも燃え、6回2失点で3連勝。右手中指の故障から復帰したクルーンが9回を締め、4月22日以来23日ぶりのセーブをマークした。外国人トリオの活躍で、2連勝の原巨人。交流戦前の首位は確定しているが、残り2試合、“4連勝ターン”を目指す。

 両手には、十分すぎる手応えがあった。それでもラミレスは、少しだけ全力で走った。「球場が広いので入るかどうか分からなかった」打球は、G党の歓声の中、左中間席前列へ。2試合ぶりの7号3ランに自然と、右拳を握りしめた。ベンチ前で待つ、先発のゴンザレスとハイタッチを交わすと、今度は白い歯がこぼれた。

 後輩の力投に応えたかった。両軍無得点の4回1死一、二塁。初球。青木高の外角寄り、137キロ直球に反応した。ペナントレースも4分の1を消化。「今年は外角のストライクが広く取られている」と感じていた主砲は、アウトコースへの意識を高め、豪快に先制弾を放った。ここ6試合で4発と量産態勢に入った。

巨人・ラミレスがベンチのミス帳消しV弾! ― サンケイスポーツ(gooニュース)

ゴンピューター投法!3連勝…20イニング連続無四球 ― スポーツ報知

巨人打線爆発、4回までに9得点で圧勝。グライ、5失点でも5勝目。

2009-05-15 09:55:59 | 読売ジャイアンツ
ガッツ2冠!9点爆勝口火10号!34打点 ― スポーツ報知

◆横浜5―9巨人(14日・横浜) 

 巨人が集中打に一発を絡めて9点を奪い、4カード連続勝ち越しを決めた。3回、小笠原が右越えに同点の10号ソロ。1死満塁から鶴岡が勝ち越し中犠飛。4回には2死から李承ヨプ、亀井、脇谷の3連打で3点を追加し、続く鶴岡の4号2ランで5得点した。ガッツの10本塁打、34打点はともにリーグトップタイ。グライシンガーも粘投でハーラートップタイの5勝目を挙げた。チームは貯金を再び今季最多タイの13とし、15日からは広島と敵地で交流戦前最後の3連戦を戦う。

 大きく深呼吸した。小笠原は気持ちを落ち着け、自分に言い聞かせた。「カウント2―3。集中して球を見極めよう」すべての雑念を消し去った。

 バットが自然と反応した。先頭で迎えた3回、藤江の内角高めのチェンジアップを打ち砕く。「うまく体の回転で打てた」自画自賛の一撃は、右翼ポール際に飛び込んだ。同点に追いつく3試合ぶりの10号ソロ。本塁打王争いではトップの中日・和田に、打点王争いでは34打点の阪神・金本に並び、“2冠”となった。これで11年連続の2ケタ本塁打。「これからもチームの勝利のために、ひとつひとつ積み重ねていきたい」と気を引き締めた。

小笠原リーグ2冠!同点10号&34打点 ― スポーツニッポン(gooニュース)

スン最強5番「調子がいい」マルチに1打点 ― スポーツ報知

鶴岡V犠飛に4号2ラン!古巣に強い ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

3回表に小笠原のソロHRと鶴岡の犠飛で逆転した巨人は、続く4回表に、2死から4連打、鶴岡の2ランも交えて一挙に5点を奪い試合を決めた。

先発のグライシンガーは、初回に村田に2本の2ランを打たれ、5失点ながら8回まで投げて5勝目を上げた。
9回裏は、故障明けのクルーンが調整登板し無難に抑えた。

投手陣壊滅、先発・福田6失点、西村2失点、最後は豊田が押し出しのデッドボール。

2009-05-14 17:22:32 | 読売ジャイアンツ
あぁG滅!4失策、6四死球、最後は押し出し死球でサヨナラ負け ― スポーツ報知

◆横浜9x―8巨人(13日・横浜) 

 巨人は今季初のサヨナラ負けで、連勝が6で止まった。9回2死から相手のミスでいったん同点にしたが、その裏、4番手の豊田が投手の山口にヒットを許すなどで1死満塁。最後は4番の村田に痛恨のサヨナラ死球を与え、乱戦の幕は閉じた。先発の福田は3点リードの5回に連続四球から4点を失い、7回には2番手・西村健の失策で再び勝ち越されるなど、今季最多タイの6四死球に最多の4失策と自滅。最後まで流れをつかめなかった。

 これぞ1勝への執念。同点の9回裏1死一、三塁の大ピンチを迎えると、原監督が勇んで三塁側ベンチを飛び出した。今季初めてマウンドへかけ寄ると、自ら内野陣に満塁策を指示した。内川を歩かせて4番・村田と勝負する。塁を埋めて守りやすくした。

 「(チームの)意思を統一するということです」原監督は、内川の敬遠を伝えると、4番手右腕・豊田の胸を軽く叩いて気合を注入した。豊田は、フォークと最速147キロ直球でカウント2―1まで追い込んだが、懐をえぐった4球目が村田の左腕のユニホームの袖付近に当たった。1964年9月4日の阪神戦(甲子園)以来球団史上45年ぶり2度目となる押し出し死球でのサヨナラ負けを喫した。

ラミが夢見させた…一時逆転3ラン&一時同点失策呼ん打 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

記事にも書かれているが、野球はミスしたほうが負けるというのは、変わらぬ真理である。
投手陣は四球からピンチを招き、内野の守備も4失策と乱れては、いくら追いついても勝ち目は薄い。
最後の豊田にしても、投手にヒットを打たれ、満塁策も最悪の結果となってしまった。

前にもいったが、投手陣、特に救援陣が登板過多になっているのは否めない。
打線は調子が上がってきたようだが、接戦が続くようだと、思わぬところからほころびが出るものである。

さすがマー君、悪いなりに勝ち方を知っている投球で5連勝!

2009-05-14 17:19:21 | 楽天イーグルス
マー君って凄い!いきなり104球!5連勝! ― スポーツニッポン(gooニュース)

【楽天7―3日本ハム】

 心配無用です!右肩の強い張りで登録を抹消されていた楽天の田中将大投手(20)が13日、日本ハム戦で14日ぶりに復帰し、7回を8安打3失点。104球で降板し、開幕からの連続試合完投は4で止まったが、無傷の5連勝を飾った。記録よりもチームの勝利に1シーズンを通して貢献することを誓った20歳の右腕。チームは球団史上最速の33試合目で20勝に到達し、再び日本ハムと並び首位に浮上した。

 初めてベンチで迎えたゲームセット。それでも三塁側ベンチではじけた田中の笑顔は、いつもと同じだった。記録より勝ち星。チームを再び首位に押し上げた事実が田中には価値があった。

 「完投は全く考えていなかった。全然良くなかった。でも、勝ちにこぎ着けたのは大きかった」

 右肩の強い張りから14日ぶりのマウンド。初回、先頭・田中への初球は150キロを計測した。しかし、これが最速。過去4試合では何度も150キロを超えた直球が145キロ前後にとどまった。3回までは44球中29球が直球だったが、感触が悪いと感じるやシフトチェンジ。4回から7回までの60球は直球を22球に抑えスライダーを27球と変化球主体にした。

ノムさんバント3連発で快勝「監督冥利」― 日刊スポーツ(gooニュース)

巨人6連勝、若手の「1、2番コンビ」が試合を決めた。

2009-05-13 14:01:01 | 読売ジャイアンツ
尚成2戦連続10K!原巨人6連勝、独走5差! ― スポーツ報知

◆横浜3―5巨人(12日・横浜) 

 高橋尚が得意の横浜戦で6回を4安打2失点。2試合連続の10奪三振の力投で、4月7日の同カード(横浜)以来、35日ぶりの白星(2勝目)をつかんだ。0―1の5回には「1、2番コンビ」の坂本、松本が連続適時打を放って逆転した。これでチームは3度目の6連勝。貯金は13と着実に増え、2位・ヤクルトとのゲーム差も今季最大の5となった。交流戦(19日から)前、最後の6連戦もチームの勢いに衰えはない。

 ボールに込めた闘志の分だけ、高く、力強く跳びはねた。高橋尚は左拳でガッツポーズを作り、マウンドを駆け下りた。グラブに隠れた右手も、力の限り握り締めた。「今年は追い込んでから決めにいっているし、『三振を取るんだ』と気持ちを持っているからね」逆転直後、2点リードとなった5回無死一、二塁。最大の窮地をド迫力の3者連続三振で脱した。

 “ニュー・ヒサノリ”の真骨頂だった。5回、安打と四球で招いたピンチ。奪三振増加を今季のテーマに掲げる左腕は「あの場面は三振が一番、ベストだと思った」とスイッチを入れた。ウォーランドにはバントすら許さず、直球で見逃し三振。石川は外角低めの直球で空振り三振に仕留めた。大西には内角直球を意識

させた直後、宝刀・シンカーを振らせた。この日10個目の三振を奪い、勝利への壁を突破した。

原巨人6連勝5差、育成の松本がV打 ― 日刊スポーツ(gooニュース)

新1、2番坂本&松本コンビで巨人6連勝 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

坂本で同点!松本で逆転! 働き1番!2番! ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

1点を追う5回2死満塁。過去、満塁のチャンスではあと1本が出ていなかった巨人だが、坂本が投手強襲の同点打、続く松本がレフト前に落として2点を勝ち越した。

先発の高橋(尚)は、6回2失点ながら10三振を奪う粘投で豊田につないだ。
8回表には代わった工藤から李、谷の連打、阿部のタイムリー2ベースで2点を追加した。

9回裏、越智が先頭の村田にソロHRを打たれて1点を失ったが、後続を絶って逃げ切った。