近事変々

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巨人、空中戦のリベンジ、8回裏に一挙6点奪い逆転勝利。

2009-05-08 09:24:34 | 読売ジャイアンツ
小笠原逆転弾!ひと振り救った3ラン! ― スポーツ報知

◆巨人7―3横浜(7日・東京ドーム) 

 小笠原が一振りで追い詰められた巨人を救った。2点を追う8回、右中間へ逆転の7号3ラン。プロ野球45人目の3000塁打を達成し、記録に花を添えた。横浜の新人、藤江に苦戦していた打線はガッツ弾でお目覚め。不調だった李承ヨプと阿部が2打席連発の6号2ラン、4号ソロでそれぞれ続き、今季1イニング最多となる6得点を挙げて試合を決めた。チームは連勝で横浜に勝ち越し、貯金を今季最多タイの9に増やした。

 跳ねるように打席を飛び出した。滞空時間の長い打球を、小笠原は祈る思いで見つめた。「微妙な感じ。上がりすぎたしね」不安を消すように、歓声は次第に大きくなった。渾身(こんしん)の一撃が右翼席最前列に吸い込まれると、仲間がガッツポーズを作って喜んでいた。チームにやっと貢献できた。心の底から喜びがこみ上げてきた。

 集中力は極限に達していた。2点を追う8回1死一、二塁。「何も考えていなかった。強くたたくことだけを意識した」カウント1―3、山口の146キロ、高め直球をフルスイング。6試合ぶりとなる7号逆転3ランは、自身のうっぷんをも振り払う一撃となった。

小笠原が逆転弾!G今季最多タイ貯金「9」 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

李2打席連発!反撃口火5号に看板直撃6号2ラン ― スポーツ報知

13日ぶり阿部弾!…亡き祖母に捧ぐ4号 ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

先発の福田が2発のソロHRでリードを奪われ、打線も新人の藤江を打ちあぐんでいた。

6回裏、福田の初安打と坂本の2ベースで迎えた無死二、三塁のチャンス、ここでベンチは点差を詰めるべくスクイズの指令を送ったが、松本のバントは捕前に落ち、一瞬にしてダブルプレートいう最悪の結果となってしまった。

7回表にも福田の連続四球から1点を失い、0-3と敗色が漂い始めたが、その裏、李承の弾丸ライナーがライトスタンドへ飛び込んだ。

8回裏、一死一、二塁から小笠原が起死回生の逆転3ラン、ラミレスは三振したが亀井がヒットで出塁、今度は李が2打席連続となる2ランを放った。続く阿部も左中間スタンドに打ち込み、この回、一挙6点を上げて横浜を突き放した。

初戦は空中戦で負けたが、そのお返し、巨人打線の底力を見せた逆転劇であった。