小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

性犯罪の本質は支配欲

2020-02-03 06:07:40 | 雑感
先日読んだ性犯罪者の治療に関する新聞記事が興味深かったので自分用メモとして。

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①痴漢で最も多いのは「四大卒・会社員・妻子持ち」のごく普通の人。
②痴漢をする理由の多くは支配欲。自分よりも弱い人を傷つけたり、人より優位に立ったりすることで、ストレスを発散している。
③支配欲の充足、優越感、達成感など複合的な快楽に耽溺し、行動はエスカレートする。
④痴漢は性依存症という病気。生きがいと表現した人もいた。
⑤被害者はPTSDになることもあるが、被害者の苦しみへの想像力が全くない。
⑥女性専用車両に乗らない女性は痴漢をされたがっているなどと正当化する(歪んだ認知)。生きがいを手放したくないから。
⑦彼らの認知の歪みは、元々社会にある女性蔑視の価値観と地続き。男尊女卑の価値観を刷り込まれていることが原因。
⑧治療は、行動変容(再犯しない習慣学習)、認知の歪み矯正、被害者の苦しみへの理解と段階的に行い概ね3年かかる。
⑨逮捕されても歪んだ認知のままでは再犯を繰り返す。治療をしないと解決しない。
⑩男性は弱さを見せられない。男尊女卑の価値観は男性も苦しめる。弱さをオープンにすることが大切。

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治療をしなければ性犯罪は繰り返されるという認識を共有し、さらに社会に蔓延する女性蔑視の価値観を根絶していくことが必要だ。











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