小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

次の一手

2022-05-07 06:46:37 | 将棋
携帯アプリ「将棋ウォーズ」の対局から次の一手を出題する。(便宜上先後逆)
 
後手番で四間飛車を採用。
深く穴熊に囲ってやや優勢を感じつつ最終盤へ。
 
 
▲6二馬と金を取られた現局面は、自玉(後手玉)がいわゆるZ(ゼット)。
相手に駒を何枚渡しても絶対に詰まない状態だから、ここで必至をかければ勝ちとなる。
 
勝利は目前、思い切った攻めを繰り出したいところ。
さて、私が放った次の一手は?
 
 
 
 
 
注目の、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正解は、、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正解は△6八飛!
金の横にベタッと飛車を打ちつける鬼手だ。

▲同金なら△7九角からの即詰みがある。
 
実戦は、5分近く考慮時間を投入し▲9八玉と早逃げをしたが、以下、△8八金、▲9七玉、△7八金、▲同銀、△同飛成と進んだところで先手の投了となった。
 
 
投了図。



受けのない必至で投了もやむなし。
仮に▲8七金と受けても、△9六銀と捨て、①▲同金なら△8七金まで、②▲同玉なら△9五歩と突いて、いずれも簡単な詰みとなる。
 
こういう鬼手が炸裂すると気分がいいもの。
五段相手に我ながらうまく指せた一局だった。
 
 
(後記)
飛車を離して打つと▲3五馬と引く手で受かると思っていましたが、△7九角から精算しても、△6六角から迫っても、いずれも一手勝ちのようです。
次の一手としては少々不備のある問題でした。
ごめんなさい。