図書館で借りた本。
「君にはもうそんなことをしている時間は残されていない」
遅刻には二通りある。
1分遅刻と1時間遅刻。
どちらが罪が重いか。
1分遅刻のほうがはるかに罪は重い。
1時間遅刻は交通事情などやむを得ない理由によるものが多いのに対し、1分遅刻は相手を軽く見ていた証拠だ。
待ち合わせの約束をした相手のことよりも、つい自分の都合を優先したことが1分遅刻の本質である。
惰眠を貪ったことが1分遅刻の真因である。
時間は誰にとっても命の断片だ。
人はこの世に生まれてから、誰もが時計の秒針とともに死に向かって生きている。
惰眠を貪ったことで1分遅刻した犯人は、相手の命を軽くみていたことに他ならない。
・挨拶するかどうか迷わない。
・指示された雑用の理由をいちいち聞かない。
・パーティーの招待状は、迷った瞬間に欠席。
・1分以上ふてくされない。
・準備ばかりしていると、本番なしで人生は終わる。
・ナアナアの関係をぶった切ると、次に進める。
70項目を白黒きっちりつけて、一刀両断バッタバッタと断じていく。
極端と感じる箇所もあるが、それはそれで痛快だ。
サラサラと30分ちょっとで読了。
オススメの一冊。