おりおん日記

電車に揺られて、会社への往き帰りの読書日記 & ミーハー文楽鑑賞記

「まほろ駅前番外地」  三浦しをん

2009年11月05日 | ま行の作家
「まほろ駅前番外地」 三浦しをん著 文藝春秋(09/11/04読了)

 直木賞受賞作である「まほろ駅前多田便利軒」の続編。本篇を読んだ時にも、なんとなく不思議な読後感を覚えましたが…改めて、小説らしからぬテンションの小説。どことなく漫画ちっくなのかもしれません。主人公の多田くんと、助手の行天のコンビは、いかにも高校生の女の子が好きそうな、孤独で、でらしねなムード醸し出しているし…。

 ま、「多田便利軒」を楽しく読めた人には、おススメの一冊です。

 三浦しをんの才能は認めるけれど、なんで、よりによって「多田便利軒」が直木賞受賞作になったんだろう~?  


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感 (古河しゅんたろう)
2009-12-16 01:31:05
> 「多田便利軒」が直木賞受賞作になったんだろう~?

全くの同感!深みが全くない。
返信する