東京都立七生養護学校(現七生特別支援学校)教諭らが、障害のある子たちに行っていた性教育の授業に対して干渉した都議ら3人と都などに約3000万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は28日付で、原告、被告双方の上告を退ける決定をし、都議ら3人と都に計210万円の支払いを命じた一、二審判決が確定しました。
それまでも評価されてきた七生の性(生)教育が間違ったものではないことが、
これで明らかになりました。
一,二審は
「同校は知的障害のある子どもの性に関する問題行動を防ぐには正確な理解が必要との考えから、性器の模型を使うなど独自の性教育に取り組んでいた。都議らは2003年の同校視察の際、「感覚がまひしている」と教諭らを批判。その後都教委は「不適切な性教育をした」などの理由で教諭らを厳重注意とした。
一、二審は、教諭らを批判した都議らの発言は侮辱行為で、教育への不当な支配に当たると指摘。都教委による厳重注意も違法と判断した。」
この東京都と都議らの行動により、どれだけ多くの障害を持つ子どもたちが正しい性(生)教育を受ける機会を奪われたかわかりません。
かつての教育を取り戻し、早く子どもたちに伝えたいです。
ぜひ、みなさん、七生の性(生)教育の正しさを拡散させて下さい。