「軍隊を持たない国コスタリカ」を旗印にして、平和をつくるための市民の活動を続けて6年余になります。
コスタリカの名前も、知名度が上がってきていますが、
「本当に軍隊がないのか」
「どうやって軍隊なしですごせるのか」
「コスタリカと日本は違うだろう」
といった疑問はあります。
そこで、その謎に迫った本を書いた足立力也さんの出版記念会が開かれます。
どうぞ、のぞいてみてください。
~~~~ 足 . . . 本文を読む
このところ、新聞にも連日のように脳死臓器移植法案の話題が掲載され、A案、B案、C案、D案などが表にされたりしています。
でも、違いはなかなか分かりにくく、ただ、「移植をすれば助かる子どもの命を救いたい」「外国に臓器を買いに行くのは・・・」といったことだけが分かりやすい表現になっています。
この問題は、簡単ないい方をすると、この臓器移植は、完全に死んでしまった体からの臓器では移植しても使えないので . . . 本文を読む
この5月16日に、驚いた報道がありました。
「広島少年院暴行を地検捜査、教官4人関与か…オムツ強制も」というタイトルの見出しをみて、何事か想像もできないくらいでした。
その内容は、
広島少年院(広島県東広島市)で複数の法務教官が、収容されている少年らに暴行を加えていたということが発覚し、広島地検が特別公務員暴行陵虐容疑で捜査を始めたことなのですが
捜査関係者によれば、内部告発があり、法務省 . . . 本文を読む
09年5月22日に法務省は、性犯罪についての刑務所出所者らにGPS(全地球測位システム)を発信装置を装着させ、再犯防止をはかることについて研究するということを発表しました。
GPSは、人工衛星から発射される電波を観測点で受信し、位置を測定するシステムで、この機能を搭載した携帯電話もあり、その有用性は認められて来ています。
対象は、刑務所からの仮出所者や執行猶予による保護観察対象者を想定して . . . 本文を読む
裁判傍聴と集会のご案内
5月21日(木)の裁判2件のご案内です
1 「所沢高校・聴取指導後自殺事件」
明日21日(木) 午前11時から
東京高等裁判所(地方裁判所と同じ建物) 825法廷
(霞ヶ関駅A1出口すぐ)
県立高校の高校3年生が、生徒指導の行き過ぎから自殺した事件
最終の弁論期日で
弁護士からの事件の要点についての陳述と
遺族となったお母さんの陳述があります。
その後弁護士会5 . . . 本文を読む
新型インフルエンザのニュースが連日新聞テレビをにぎわせています。
「たぶん大丈夫」と高をくくっていますが、感染すれば、もっと気をつけていればよかったと後悔するのでしょう。
まして、家族とか子どもがいれば、その責任感も強くなります。
その思いが一番強いのが、乳飲み子を抱えたお母さんたちではないでしょうか。
子どもを殺すも生かすも、すべては母親の態度によるのですから。
下記のような情報が回ってきま . . . 本文を読む
今月から始まる裁判員制度のことについて、新聞にも連日記事が載っていたり、また「裁判員制度が始まると・・・」という会話もよく聞きます。
先日
「警察庁は、防犯ボランティア団体などが活動する地域に街頭防犯カメラを設置し、団体に運用を委託するモデル事業に乗り出す。」
という新聞の記事を見ました。
現在、防犯カメラは主に商店会や警察、自治体が設置・運用しているということですが、今回は「官」の防犯カメラ . . . 本文を読む
4月30日午前6時頃に、広島県竹原市内の建設会社経営の男性(57)の妻(40)が、自ら「自宅で夫の首を絞めた」と県警に通報し、現場に向かった竹原署員が、1階居間で男性が首にひもを巻かれて死亡しているのを見つけた、という事件がありました。
警察での事情聴取に対しては、妻と長男(18)、長女(15)が男性の首を絞めたことを認めたということです。
(警察の)発表によると、3人は共謀して、同日午前6時頃 . . . 本文を読む
前に、RCサクセションの「僕の好きな先生」という曲が好き、ということを書いたことがありましたが、そのRCの忌野清志郎さんが亡くなりました。
少しショックだったのですが、高校時代の同年生でつくっているMLがあって、そこに、音楽好きの友だち(高校時代には話したこともなかった人だったな・・・)から、追悼号外メール(下記)が流れてきました。
私などからすると、すごく専門的なのですが。
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放送倫理・番組向上機構(BPO)が4月28日(2009年)に
【 NHK教育テレビ『ETV2001シリーズ戦争をどう裁くか』
第2回「問われる戦時性暴力」に関する意見 】を出しました。
4年前、政治家の影響によってNHKの番組が改変されたことを放送局の関係者が発言し、それを新聞が報道したことから、社会的にも大きな話題になりました。
報道の自由に政治が介入したとうことで、問題意識を持つ . . . 本文を読む
中島敦の作品で、「山月記」以外のものを読まないといけない、という子どもの宿題の話を聞いて、虎になる以外にどんな作品があるのかな、と勝手にネットで検索していて見つけたのが、「悟浄歎異―沙門悟浄の手記―」。
誰でも知っている西遊記の中で三蔵法師のお供の沙悟浄が、一行のことについて書いた、という形式をとっている短編。
このなかでの、孫悟空についての描写は、なるほどと思わされ、子どものころにも、大人にな . . . 本文を読む
「ばれないだろうと思って」と知的障害児に対してスクールバス内で養護に当たる立場の男性が性加害を繰り返していたという事件が発覚しました。
被害を知った親御さんのお気持ちはどれほどのものか、そのあとどんなことになっていくのか。
ある事例についての原稿ですが、参考になればと思い掲載します。
知的障がい女児に対する教師の性的虐待事件
1 事案の概要
本件は、知的障がいを持つ女児が、U市立の小学校 . . . 本文を読む
この5月21日から裁判員制度が始まります。
功罪がある制度だと思っていますが、模擬裁判を行ってみて、あきらかに良くなる点を指摘してみますと、検察官が、被告人や傍聴さを意識して法廷で発言するようになることです。
最初に研修で刑事事件の法廷に入ったときに、一番驚いたのは、検察官が起訴状朗読にせよ、冒頭陳述にせよ、その後の証拠調べにせよ、まったく人に話を聞かせるという意識がないような発言態度だったこと . . . 本文を読む