子どもにとって「母親」の存在ってなんでしょうか?
父親と母親の違いをあまり区別して指摘すると、
役割を固定化させるという意見があるかもしれませんが
でも、やっぱり違うんだろうな、という気がします。
多くの場合、無条件に甘えられる存在だと思います。
また、母親にとっても子どもの存在は、父親である場合とは違う。
なんといっても、約10ヶ月おなかにいる間から、親になる自覚を持っているから。
自分の . . . 本文を読む
青少年福祉センターの権利擁護委員になって5年になります。
同センターは児童養護施設や自立援助ホーム、知的障がい者グループホームなどを擁する社会福祉法人で
1958年に長谷場夏雄さんが、豊島区の四畳半のアパートの一間でスタートさせた、社会的養護活動の草分け的存在です。
このセンターでは、毎年1月に成人式を催し、在園生、卒園生も含めた成人を、職員や保護者、関係者みんなで祝います。
新成人は、皆晴れの . . . 本文を読む
未成年後見をやってもらえませんか、という打診をいただいています。
未成年後見は、能力の低い成年の方の支援をする成年後見制度とは違います。
能力に関係なく、未成年者(20才まで)は親権者の法的決定や監督の下で暮らさなければなりません。
親権者が死亡などの理由でいなくなったときは、親権者に代わって『親権』を行使する人が必要になります。
親代わり、に近いのだろうと思います。
親権者がいない場合には . . . 本文を読む
どこから手を付けていいのか分からないような大惨事です。
マグニチュード9。
聞いたこともないような大きさで、連日ニュースで事態を見るしかありませんでした。
津波にのみ込まれて、家も車もなくなり、すべての生活がなくなり、おびただしい数の人が亡くなる。
目の前で一緒にいた人が津波に飲み込まれて行く。
すべてが燃え、生活空間がなくなり、多くの人が焦げて亡くなっている。
一緒に逃げていた親兄弟姉妹が亡 . . . 本文を読む
今朝の東京新聞の1面にタイガーマスク効果か、という見出しで「児童養護施設の指導員ら増員」が報じられています。
記事によれば、厚生労働省は17日、「タイガーマスク」の主人公伊達直人の名前を名乗るなどの寄付が相次いでいる児童養護施設について、施設で働く児童指導員や保育士などの人数に関する基準を見直して、職員数を増やす方針を固めたということです。2013年度から導入予定の子育て施策「子ども・子育て新シ . . . 本文を読む
子ども療養支援協会が設立されました。
これは、病気の子どもの不安や恐怖を和らげようと、医療関係者により子ども支援をする専門職を養成しようという組織です。
子どもさんたちが、病気で病院に長期入院している姿は、以前に大学病院の入院患者の待遇の切り下げ事件で
かかわったときに目の当たりにしました。
難病で、生まれたときから病院の中でしか過ごせない子どもさんや、楽しいこどもたちの普段の日常から突然の病気 . . . 本文を読む
今日、以前在籍していた法律事務所の忘年会に参加し、同事務所の顧問先など
前には時々お目にかかっていた方たちともお会いできて、楽しい時間を過ごしました。
その中のお一人が、デパートの屋上の遊園地を経営しているというニチゴ株式会社の会長さんでした。
あまり、そのことをうかがったことがなかったのですが、屋上遊園地は23区内でもいくつもあることを知りました。
いつの頃からか、屋上遊園地は、完全に大人 . . . 本文を読む
訳あって、母とその父母と一緒に暮らしていた少年は、やがて祖父母に逝かれ、母親と2人暮らしでした。
母親は心臓に持病があったということ。
少年の17歳の誕生日を祝って3週間ほどしたある日
いつもなら、朝少年を起こしてくれる母の呼び声がなく、気づくと母は夜中に発作を起こしてなくなっていたということでした。
その後、近くに住む叔父の世話にもなりながら、一人でしばらく暮らしていた
ということですが
そ . . . 本文を読む
昨日、「日本チャイルド・ライフ研究会」の第10回カンファレンスに出席しました。
子どもが病院で チャイルド・ライフ・スペシャリストという方から、自分の病気の説明を受けたり、安心を施術をうけられるようにするために、あるいは子どもがそれなりに納得できるように支援を受ける制度で、この研究会はこの制度を普及しようと、10年前から活動している研究会です。
医療の分野で、かつては医師が専門的見地から患者の . . . 本文を読む