2014少年犯罪被害者支援弁護士ネットワーク集会
~ 映画「さまよう刃」と犯罪被害を考える集い~
少年犯罪被害支援弁護士ネットワークは2001年に、少年犯罪被害者の方の支援を
少年事件の手続きに詳しい弁護士が迅速に行いたいということから設立しました。
こ の間、少年法が何度か変わり、少年犯罪被害者の方のための保護規定もいくつかできました。
裁判員制度も導入されて、被害者の方が法廷で加害少年を . . . 本文を読む
少年犯罪被害者の方たちは、通常の犯罪被害に比べて、少年の事件が迅速に進められることや
加害少年の健全育成を考えることの反面で、
配慮が十分でなかったという面がありました。
そこで、少年事件の手続きの流れに詳しい弁護士が、被害者の支援もできるようにしたい、ということで
このネットワークを立ち上げました。
10年以上がたちます。
今年も、集会を開き、被害者の方たちのお話を聞きながら行いたいと思います . . . 本文を読む
「北海道から所要で上京してきて時間がありますのでお目にかかれますか?」
今日、事務所に急にお電話をいただいた。
セカンドチャンス!のことでお話がしたいとのこと。
お昼過ぎに事務所に来られた女性は、お嬢さんが、飲酒運転ドライバーによる交通事故で大きな障害の残る被害を受けられたとのこと。
ただ、このおかあさんの鬼のリハビリで(「鬼」とはいわれていなかったかしら?)
驚くほど回復されて、今は新しい人生 . . . 本文を読む
10年前から始めた少年犯罪被害者の支援のための弁護士のネットワークの集会です。
被害者のなかでも、加害者が少年だということで、そのプライバシー保護から、加害者の情報に近づくの難しく、また少年事件手続が早く進むことから、少年事件の手続を知った弁護士が被害者支援に当たらなければいけないと思い、弁護士有志で作ったネットワークです。
被害者支援の制度がこの10年で進みましたが、本当に被害者の方の思いに . . . 本文を読む
集会のご案内です。
犯罪被害者の方、特に少年事件によって被害を受けられた方に対して、少年事件の手続きを知る弁護士たちが支援をしなければ、と考えて始めたネットワークです。
今回の集会は、被害者の方が少年事件の審判やその裁判において、傍聴とか参加とかを体験して、それがどのような意義を持ったか、などについても考えたいと思っています。
また、事件の審理の場に立ち会うこと、加害者に近づくことが、被害者、 . . . 本文を読む
2008年12月から、重大な事件を起こした少年の審判(家庭裁判所で開かれ非公開で行われる)に、希望をすれば被害者が傍聴できる制度ができました。
原則非公開の少年審判に、この被害者や遺族の傍聴を認める制度が導入されて以降、23事件で43人が実際に傍聴したことが最高裁のまとめによりわかりました。
制度導入後の3カ月間で、傍聴希望の申出があったのは、殺人や傷害致死、自動車運転過失致死などの25件。 . . . 本文を読む
鳩山法相の死刑執行に対して、朝日新聞が「死に神」と呼んだ、という話はニュースで聞きましたし、それに対して「全国犯罪被害者の会(あすの会)」が抗議をされたということも聞きました。
それで、あすの会のホームページを拝見したのですが、公開質問状が掲載されていました。
私が気になったのはこの中の一文
「確定死刑囚の一日も早い死刑執行を待ち望んできた犯罪被害者遺族は、法務大臣と同様に永世死刑執行人、死に神 . . . 本文を読む