杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・ガザ地区の被害状況

2009-01-31 00:10:33 | 平和問題
平和のための活動をされている方からのメールの転送です。 転送・転載歓迎、ということでしたので、ブログに掲載します。 前の前のブログ記事に、「東京大空襲の実態が法廷で再現された」と書きましたが、それだけに、この被害は本当に辛いです。今後何十年も、あるいは一生背負っていく苦しみが日々量産されていることがたまらないです。 パレスチナ子どものキャンペーンのメールマガジン104を転送します。 同会のメー . . . 本文を読む

・楳図かずお邸、紅白縞模様住宅「景観乱さず」 勝訴

2009-01-30 03:12:42 | Weblog
以前記事にしたものですが、 漫画家の楳図かずおさんが、東京都武蔵野市に新築中の自宅をめぐり、近隣住人のお二人が施工業者を相手に建築差し止めを求めて裁判所に申請していることが2007年8月のニュースで報じられていました。 この時は、まだ完成しておらず、建築差し止めを申請しているということでした。 その後、外壁の撤去などを求めて住民2人が裁判を起こしたということで、 2009年1月29日に、判 . . . 本文を読む

・東京大空襲裁判~法廷は60年前の悲劇を再現した

2009-01-30 01:19:37 | Weblog
東京大空襲裁判が、2007年3月から東京地方裁判所に係属していますが、昨日1月29日に3回目の原告尋問、証人尋問が終了しました。 昨年11月から3回の期日で12人の原告、4人の学者証人に法廷で真実を訴えてもらいました。 被害の実相、孤児として育った悲惨な子ども時代、「戦争に翻弄された」としか言いようのない戦争の被害が、60余年を経て、法廷に顕出されました。 証人としては、東京大空襲を伝えること . . . 本文を読む

・蓮池透さんのお話を聞く

2009-01-25 00:41:55 | Weblog
北朝鮮拉致被害者のご家族の蓮池透さんは、かつて家族会の副代表としてしばしばテレビで発言されていました。ここのところ、家族会と少し意見が違われているということを聞いていました。 この土曜日(24日)アジア記者クラブの定例会として蓮池透さんのお話しを聞く会に参加しました。 お話の内容は、いずれ、このアジア記者クラブの2月号の通信に掲載されるということで、ブログ等への詳細な記載は控えるようにとのことで . . . 本文を読む

・ガザ地区へのイスラエル攻撃に対する世界の動き

2009-01-17 02:52:27 | 平和問題
ガザ地区へのイスラエルの攻撃で、すでに1000人を超える死者がでています。 昨年末からの攻撃で、地獄の状態が続き、やむことのない攻撃とそれによる受傷や家族の死などの悲しみやストレス、そして衣食住の生活状態の悪さにさらされている人たちは、どんな状態にいるのかを思うと、なぜこんなことが止められないのか、とあまりのばかばかしさに情けなくなります。 国際的には各国のいろいろな動きがあるようです。備忘ま . . . 本文を読む

・子どもを育てる知恵

2009-01-15 01:37:55 | 教育
これは、私が関わった非行少年のお母さんが、そのこの立ち直りのために知恵を絞って努力されたことなのですが、とても興味深く勉強になりました。 その子は高校3年生で、友だち2人と中学時代の同窓生と地元で遊ぶようになりました。そのうちに、その同窓生をいじめの対象にし、暴行したり万引きを強要したりするようになりました。 被害を受けている少年は、なかなかその被害を訴えられず(よくあることです)、そのことを大 . . . 本文を読む

・「年越し派遣村」~「弁護士会の開放を」と呼び掛けた仲間

2009-01-12 08:54:08 | Weblog
日比谷公園の「年越し派遣村」の報道は、どれほど緊急性のある問題として私たちが捉えていたでしょうか。 昨年末から非正規労働者が職を奪われ、住むところも追われて大変だというニュースが流れていました。 ニュースが流れなくなっても、職と住を失った方どうしようもない生活は継続して、日々その状態は厳しいものになっていました。それは、エイズの報道がなくなっても、感染者の存在がなくなったわけではなく、むしろ . . . 本文を読む

・返ってきた年賀状

2009-01-10 02:04:58 | 
20年前に夫とヨーロッパへ旅行をした時に、ドイツで乗った列車の中で60歳代の日本の男性とご一緒になりました。その方は国立大学の工学部の教授をされていて、お仕事での来独ということでした。列車の向かい合わせの席に乗り合わせ、何を話したというでもなくしばらく過ごし、先に降りる私たちと別れ際、なぜか窓からずっと手を振ってくださり、名残惜しく別れました。 日本に帰り、一緒に写した写真があったので、記憶に残 . . . 本文を読む

・「大臣、定額給付金受け取りますか?」って・・・

2009-01-10 01:15:38 | Weblog
小雨の中、バスがなかなか来ずにやむを得ず乗ったタクシーの中で、ちょうど7時のニュースが流れていました。 「定額給付金受け取りますか?」 という質問に対して、11閣僚が受け取りを表明、意思を明にしなかったのが5閣僚とのことで、それぞれにマイクを向けており少子化担当大臣の小渕さんと経済産業大臣の二階さんが「うけとります」という声が流れていました。 「えっ、なにやってるの?」というのが素直な思いで . . . 本文を読む

・Big Issue チェ・ゲバラ 1月1日号 

2009-01-07 11:09:17 | Weblog
THE BIG ISSUE は、ホームレスの仕事を作り自立を応援する雑誌として、駅などで当事者の方が販売しています。 300円のうち160円が販売者の収入になるということです。 毎月1日と15日発売ですが、2009年1月1日号は、キューバ革命の立て役者チェ・ゲバラを主人公にした映画「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳の別れの手紙」という2本建ての映画のゲバラ役ベニチオ・デル・トロが表紙になってい . . . 本文を読む

・米弁護士ラルフ・ネーダー氏のブッシュ大統領への手紙

2009-01-07 04:28:46 | Weblog
アメリカの弁護士で消費者運動家のラルフ・ネーダーさんが、今回のガザ地区へのイスラエルの攻撃について、ブッシュ大統領に手紙を書いているということを志村建世さんのブログから知りました。「マスコミに載らない海外記事」というブログに掲載されていたものです(引用させていただきます)  ラルフ・ネーダーという名前は、昨年の日本弁護士連合会の人権擁護大会(弁護士会最大の催し)で、憲法問題の企画にビデオ参加して . . . 本文を読む

・ガザ地区の惨状 ~ 気づかなかった「音」怒号・悲鳴・泣き声

2009-01-06 13:30:49 | Weblog
 ガザ地区の状況とされたビデオをメールで教えてもらい視聴しました。 まず、最初に驚いたのは、ずっととぎれることのない人の叫び・泣き声・怒号でした。 たしかに、攻撃されれば「ワーッ」と叫んで逃げるでしょうし、爆弾が近くに落ちれば驚愕の声を上げる、負傷すれば悲鳴を上げる、家族が亡くなれば泣き叫ぶ。そのシーンがおびただしい数に及べば、その声はとどまることを知らず、落ち着きのないけたたましい音となって、と . . . 本文を読む

・年賀状

2009-01-01 23:47:56 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。 年賀状については虚礼廃止といういい方で、その存在意義が否定的にいわれることはかつてからあったし、近年は、インターネットを使っての一括のあいさつが来て、いろいろな効率化が図られたりもしています。 私は、年賀状を書く派ですが、どうしても年末ギリギリになり、先方に元旦にはつかないだろうなと思いながら、年が明けるのとどちらが早いか、という感じでポストに投函していま . . . 本文を読む