杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・この参議院選挙では、まず「憲法改正に反対」ている政党を!

2016-07-10 01:46:33 | 憲法問題
【この参議院選挙では、まず「憲法改正に反対」ている政党を!】
明日は参議院選挙です。
重要な争点は経済だとか福祉だとかいいますが、それは憲法が変わらないことが前提なのです。
今、憲法を変えると行っている政権があり、憲法を変えるに必要な数の国会議員が、この選挙で通ってしまいそうなのです。
「3分の2に届く勢い」「3分の2を阻止する」といっているのはその数なのです。
「自分が投票しても何も変わらない」という声を聞きますが、違います。変わるのです。憲法を変えられないようにする力になるのです。
 憲法を変えて戦争のできる国にされてしまえば、軍備費に多大な予算を割かれます。
経済的な豊かさも、安定した生活もなく、耐乏が強いられます。
 貧しい若者は自分から兵士になることだって選ばざるを得なくなります(経済的徴兵)。アメリカがそうなのです。
 それはつまり、職業選択さえも奪われ、人を殺すこと、人を苦しめることを目的にした営みが強いられるのです。
 福祉は切り捨てられます。
70余年前の大戦の時、日本では、子どもたちを護るために、攻撃される危険性のある年を離れて地方に疎開させましたが、障害のある子たちは疎開から外されました.福祉の対象になっている人たちはたちまちその文化的な生活など切り捨てられるのです。
 教育で正しいことが教えられなくなることは歴史の事実です。さらには、客観的な情報など流されなくなり、正しいことを話せば、制裁を持って制限をされることになるでしょう。
何一つ正しい判断ができない社会におかれるのです。
安倍首相の仲間が「基本的人権、国民主権、平和主義。こんなものがるからいけない」といったことを明言しているのです。
 今回の参議院選挙では、まず「憲法改正に反対」ている政党を選ばなければ、私たちの平和な生活は守れません。

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1 コメント

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争点を隠した政権与党 (ルビイ)
2016-07-10 23:05:19
今回の参院選の争点は改憲の賛否のはずでしたが、改憲を主眼に置いている安倍政権が争点を隠してしまい、盛り上がりに欠け低投票率に終わってしまいました。
結果、組織票を持つ政権与党の圧勝。
参院選後、争点にしていなかった憲法改正に向け爆走を開始することが必至です。
前回、前々回も選挙戦勝利後、争点にしていなかった特定秘密保護法の成立、集団的自衛権の容認、戦争法制の成立の暴挙が行われています。
安倍政権による国民への詐欺行為そのものです。

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