たった今(9月17日)、報道ステーションで「沖縄の基地問題について、日本はNOならアメリカにそう言うべきだ」と話されていたモートン・ハルペリンさんの講演会が19日にあります。
この方は日本の秘密保護法にも疑問を投げかけている方です。
下記、申し込み必要ですが、参加は自由(無料)です。
今の日本の姿勢について、
かつてアメリカの中枢にいた方の目を通して考えてみませんか?
~~~~~~~~~~~~ . . . 本文を読む
ハンセン病活動の神美知宏(こう・みちひろ)さん(80才)が亡くなられました。
神さんは、全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)会長。
9日午後6時15分、群馬県の病院で亡くなられたということです。
ハンセン病患者がどのような扱いを受けていたかは、様々な文献でも分かりますが
想像を絶するような人権蹂躙の中におかれてきました。
松本清張の「砂の器」もこの病気をテーマにしています。
また、映画ベ . . . 本文を読む
今東京の知事に立候補を予定している宇都宮さんのことは、
弁護士はよく知っているのですが
世間では、知らない方が多いと思います。
知事選挙とは関係のない話ですが、
私が関係して知っている情報(3年ほど前のものですが)を載せてみます。
<宇都宮健児さんにインタビュー>
今日は、宇都宮健児さんに、杉浦ひとみがお話をうかがいます。
聞き手:単刀直入にうかがいますが、これまで、消費 . . . 本文を読む
刑事法学の第一人者で、刑事訴訟法など戦後の刑事法の策定に関わった元最高裁判事で東大名誉教授の団藤重光(だんどう・しげみつ)さんが25日、98歳でなくなられました。
団藤刑法といいえば、私たちの学生時代のバイブルでした。
行間ににじむ、深い人間に対するまなざしを感じ、すごい学者だな、と感じていました。
私が学生当時、既に、極めた方だと思っていましたが
私が弁護士になった後も、死刑廃止や少年法改正 . . . 本文を読む
昨年5月末に、ガンが見つかり半年の余命宣言を受けた弁護士の日隅一雄さんが12日午後8時28分に永眠されました。
日隅さんは、弁護士としても(直近では沖縄密約の情報開示の裁判など)活躍されたほかに
かつて新聞記者であった経験を生かして、ジャーナリストとしての手腕も振るっていました。
3.11の後、福島原発事故の東電の記者会見に連日参加し、フリーのジャーナリストとして鋭い質問を続けていました。
病 . . . 本文を読む
2月8日、都内で海渡雄一さん「原発訴訟」、日隅一雄さん「検証 福島原発事故・記者会見」「『主催者』は誰か 原発事故から考える」の出版記念会が開かれました。
お二人は東京共同法律事務所の弁護士で、
海渡さんは弁護士になって30年原子力発電所の建設・運転をやめさせるために戦ってこられた原発訴訟の草分け的存在です。
今回3月11日に東日本大地震によって福島原発が正常な運転ができなくなり、大事故を起こして . . . 本文を読む
今年も余すところ1日半ほどになります。
あるときから、
時間は、自分が生きていることのバックグラウンドミュージックではなく
過ぎるためにある独自の目的を持ったものなのではないかと思うようになりました。
だから、下手をすると、“時に追い越されることになる”のではないかという錯覚に陥るのですが
実際、追い越されないまでも完全に引きづられて行っている印象です。
まあ、このような思いはいいとして、
今年 . . . 本文を読む
以前にもご紹介したことがある、切り絵の天才少年柳くんです。
先生と一緒にこの夏、関西古都巡りをしたということです。
ブログの写真から見る柳くんは、大人っぽくなってきました。
これまで、タワーや車、浅草寺などいずれもすごい作品でしたが
やっぱり仏像などを手がけるようになると本当の深さが出てくるような感じがします。
柳くんの場合は、現身には特異な人格を持っているように見えますが
その底に、どん . . . 本文を読む
今年も、10月30日、高校時代の同年生で、首都圏に住むメンバーが集まりました。
昨年「3年前に脊髄の悪性腫瘍で下半身が不随になった友だち」と書いた彼は、ことし「4年前に・・・」となり、実は、現在日本記録更新中なのです。
彼の病気を説明すると
10万人にひとりという珍しいもので、脳や脊髄の腫瘍は、胃がんなどと違って病期とかステージとかという表現は使わず、WHOが定めたグレードという表現を使うのだ . . . 本文を読む
今日、知り合いの結婚式に出席したのですが、そこで、プロレスラーでミュージシャンの矢口壹琅(やぐちいちろう)さんとお知り合いになりました。
新郎の友だちを介してのお知り合いということで、披露宴では、ブルースなどを披露してくださっていましたが、大仁田厚さんとも試合をしたりしている方で、わたしは知らなかったのですが、有名な方のようです(知らなくてすみません)。
でも、この方が障害者にたいして非常に理解 . . . 本文を読む
知人の大学教員の方で、息子さんを最近自殺でなくされた方がいました。
でも、その方にお目にかかる時には、そんな悲嘆をおくびにも出されないので、噂に聞いてはいても本当のこととは、なかなか想像できないでいました。
そのかたが、あるところにこんなことを書かれていました。
「3回忌も済ませた。・・・・・子どもの思いを充分汲んであげられなかったという悔いが残るけど、私の恩師からは「人智を超えた力が働いたとし . . . 本文を読む
学校事故の裁判(事故でなくなった子どもの親の代理人として)で知り合った、被害者の同級生の青年。事件が裁判になったのは、彼が大学生の頃で、彼は、亡き友人のために憤り、法廷にも出廷し証言をしてくれた熱血漢でした。
いつも朗らかで、豪快な感じのその青年は息子を失った母親に「おばちゃん、おばちゃん」と声をかけて家を訪ねたりしてくれていました。また私たち数人の弁護団の弁護士にもいつも明るく、気持ちよく声を . . . 本文を読む
離婚事件の相談はとても多いのですが、その中で感じる一番大きなことは、夫婦間での不和、特に一方配偶者の不倫によって、相手方配偶者が受ける精神的な衝撃の大きさです。
不倫の兆候に気づいて、いろいろ気になりだして配偶者の行動に疑問を持ちだし不倫に気づく場合でも、ある日突然その出来事に遭遇する場合でも、いずれの場合にもほとんどの場合に、裏切られた配偶者は大きな悲しみと、高いところから突き落とされたような落 . . . 本文を読む
先日、高校時代の同年生で、首都圏に住むメンバーが集まりました。
このところ、毎年この時期に、首都圏段戸会という高校の同窓会(数百人集まります)のあとに、同年生の二次会を開くようになりました。
この年代になるとおもしろいもので、十代後半の3年間、同じ学舎で学んだというその一事で、何十年も離れていた時間・空間が埋められていく不思議な感覚を実感します。そして、この思いは皆共通に持っているようです。
そ . . . 本文を読む
故中川昭一議員に対しては、これまでの言動から好意的であったわけではありません。
でも、先の総選挙時に「みなさんのために酒を断つ約束をします」と関係者がいわれていたのを報道で見て、違和感を感じていました。
なぜ、ご自分のためにアルコールを断つように周りが支援しなかったのかと残念です。お父さんの経緯もあり、気遣うべきことはいろいろあったのではないでしょうか。ご自分ではアルコールを断ち切れない状況にま . . . 本文を読む