本日の毎日新聞朝刊一面に
「自民党「コスタリカ方式」全廃の方針 次期衆院選 」の文字を見つけました。
コスタリカというと中米、メキシコの南、パナマの北隣に位置する九州と四国を合わせたくらいの小さな国です。
なぜ、「コスタリカ」が目に留まったかというと、私が「コスタリカに学ぶ会」(正式名称:軍隊を捨てた国コスタリカに学び平和をつくる会)という市民のグループに参加しているからです。
コスタリカがな . . . 本文を読む
囲碁の二十五世本因坊 趙治勲さん(52)が今年6月19日、囲碁界史上2人目の通算1300勝を達成しました。
治勳さんのことについては、昨年3月19日にも、タイトル70獲得、ということでブログにメモしましたが、私は囲碁のルールも知らない高校生のころから、趙治勳さんのファンで、新聞の棋譜とその解説をよんで応援していました。
当時は10代の若手のホープとして前途洋々としてはつらつとした扱いだったわけ . . . 本文を読む
鳩山法相の死刑執行に対して、朝日新聞が「死に神」と呼んだ、という話はニュースで聞きましたし、それに対して「全国犯罪被害者の会(あすの会)」が抗議をされたということも聞きました。
それで、あすの会のホームページを拝見したのですが、公開質問状が掲載されていました。
私が気になったのはこの中の一文
「確定死刑囚の一日も早い死刑執行を待ち望んできた犯罪被害者遺族は、法務大臣と同様に永世死刑執行人、死に神 . . . 本文を読む
今日は午前に、東京地方裁判所で刑事裁判がありました。
事件は、店で小型電気製品を万引きしたあと、現行犯逮捕されてそのさいに警備の人にケガをさせたという、窃盗と傷害の2罪についての裁判でした。
被告人(民事では相手方のことを「被告」といいますが、刑事では「被告人」といいます)は20代半ばの青年でした。
事件の内容については本人認めている自白事件で、あとは行為時の情状とその後の反省や謝罪を含めた事後 . . . 本文を読む
韓国でのBSE(牛海綿状脳症)問題による米産牛輸入制限が話題になっています。
日本においても、同じ問題はしばしば大きく取り上げられ、「輸入制限で牛丼が食べられなくなるという話題」や「危険部位が輸入肉の中から発見された」というニュースになって流れます。
ただ、日本の場合、HIV感染について、危険だと分かっていた非加熱製剤を輸入し使用していた過去があり、国は国民を大切にしない、多少の数の人間は死んで . . . 本文を読む
2011年から地上デジタルテレビ放送に変わり、これまでのテレビでは見られなくなるということは、既に既定のこととして進んでいて、「今のテレビはどうするのよッ!新しいテレビを日本のみんなが買い換えなければいけないの?」と腹立たしく思っていました。
テレビが今は映るから見られるけれど新しい物は買えない、という人は情報も得られなくなるわけで、全員がそう取っ替えしなければならないということが信じられない思 . . . 本文を読む
警察庁のまとめで、10年連続自殺者が3万人を越えていることが分かりました。
昭和53年に20786人、59年に25202人、平成9年に24391人だった自殺者が平成10年に32863人と3万人を越え、以後ずっと3万人を越えた水準で昨年33093人です。
およその数でいうと、
年間死亡者が約100万人、死因の第一位であるガンなどの悪性新生物が約32万人、死産が約3万人(胎児もふくむ)
数字をあ . . . 本文を読む
秋葉原の無差別殺傷事件の犯人について、すぐに死刑にすることだけはやめてほしいと書いたのが先回の記事で、10日ほど前のことでした。
次の記事が宮崎勤死刑囚の死刑執行になりました。
もう20年にもなるのですね。
この事件を知らない方たちも多いのだろうと思いますが、たしかに、社会を震撼させる事件でした。幼い子どもたちを惨殺し死体にまでむごたらしい扱いを加え、人の尊厳を踏みにじるような犯罪でした。被害者 . . . 本文を読む
秋葉原で起こった無差別殺傷事件については、ネット上でも意見がでていることともいます。
今感じていることを残しておきたいと思います。
とんでもない事件、断じて許し難い事件です。
人の命をこれほど軽く考え、それを勝手に奪っていいと思うその精神状態が理解できません。
この加害を憎みます。
現行犯なので裁判審理もむずかしいものではないと思われます。
死刑が刑の種類として存置されている日本の刑法で、責任能 . . . 本文を読む