杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・安保法制懇報告書を「あすわか先生」赤ペンチェック

2014-05-16 15:27:06 | 憲法問題
昨日、安保法制懇(安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会)という
内閣総理大臣の私的諮問機関が、報告書を出しました。


「明 日の自由を守る若手弁護士の会」は、
安保法制懇の報告書に対する批判を全国民にわかりやすく広めなければならないという問題意識から、
報告書が提出されたら間髪を入れず、報告書を批判する楽しい宣伝物を公表しました。

行使6要件を「あすわか先生」が赤ペンでチェックする、と いう体裁 になっています。

カットもとてもいいですね。
こ のチラシにつきましては、印刷・配布・転載・転送自由ということです
(内容 の改変、一部の切り取りはご遠慮ください)。


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2 コメント

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赤ペンチェックを採点する (宇宙戦士バルディオス)
2014-05-18 12:24:04
 私に分かるのは、安全保障と国際法ですので、それらの観点からあすわか先生の赤ペンチェックを採点してみようと思います。

1 攻撃を装った事例というのも過去にありましたが、どうやって区別するのですか?
 簡単です。攻撃が、計画的・先制的なものであった(侵略であった)かを、偵察、電波傍受、人工衛星等の軍事的手段で検証すれば、容易に解明できるものです。逆に、装った事例というのは、歴史上どれだけあったというのでしょうか?せいぜい、ベトナム戦争のトンキン湾程度です。

2 頼んでもいないのに来られたら、ただの 侵略 ですよ。
 侵略にはなりません。そんなこと、一体どの国際法の基本書に書かれていますか?知らないことには、謙虚になるべきですね。

3 許可なく国の領域に入れば 不法入国 侵略 です。
 不法侵入にも侵略にもなりません。国際法上の根拠のないことは、言われない方がよいでしょう。湾岸戦争で、多国籍軍は事前にクウェートの許可を取ってクウェート領内に入ったというのですか?

 あすわか先生が、国際法に無知であることは、明らかです。政府を批判する前に、自分の未熟を顧みるべきでしょう。
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Unknown (ルビイ)
2014-05-19 22:46:07
安保法制懇とは?
メンバーを見れば一目瞭然、集団自衛権に反対するメンバーはおらず、当初から容認ありき、こういった報告書を出すために安部晋三がつくった私的諮問機関です。
私的諮問機関というより御用機関といったほうが良いかも知れません。
安部晋三の悲願である日本を戦争が出来る国にするために、戦争をする国にするために手段を選ばずといったところでしょう。
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