杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・母の日に思う   “白いカーネーション”

2012-04-29 07:56:58 | 生活
母の日が近づいています。 5月の第2日曜日です。 奇しくもこの月の第2日曜日は、かつての司法試験の事実上の1次試験である選択肢試験の日でした。 だから、この母の日は薫風,新緑の季節であるにもかかわらず別な思いもある時期です。 ところで、母の日が来ると思い出すことがあります。 白いカーネーションのこと。 4年前にもブログに書いていました。 私が幼稚園の時、母の日に園からカーネーションの造花を . . . 本文を読む

・患者の立場に立っていきどおる医師たちとの連携

2012-04-20 12:14:17 | いじめ問題・子ども問題
都内某大学病院の小児精神科の医師たち。 通院・入院してくる子どもたちは,直截には「病気」による治療を受けることを目的として 来ているわけですが その背景には、犯罪の被害、虐待・性虐待の被害、イジメの被害などによって 身体の傷の比較にならないほどの大きな心の傷をかかえ 怯え、苦しみ、自分の将来に希望を失っている子たちがたくさんいます。 医師たちは,事実を聞き,子どもの心情をきくなかで、 子どもや . . . 本文を読む

・コスタリカに学ぶ会4.22「伊藤千尋さん~コスタリカ最新情報」

2012-04-19 14:19:01 | コスタリカ
第9回定例総会 ―軍隊を捨てた国コスタリカに学び平和をつくる会― 記念講演「コスタリカあれこれ 最新情報!」 講師:伊藤千尋さん(朝日新聞記者) 第1部「総会」午後1時30分~ 第2部「記念講演」2時30分~  ※開場午後1時。総会からの参加、記念講演からの参加OK ■と き:2012年4月22日(日)午後1:30~4:45(開場午後1時) ■ところ:世田谷ボランティアセンター(東京都世田谷区 . . . 本文を読む

・成年被後見人選挙権裁判~被告国に出された宿題は

2012-04-13 23:29:37 | 憲法問題
以前から報告しています、成年後見を付けると被後見人は選挙権を剥奪される(公職選挙法11条1項1号) ことになるが、それは憲法違反だ、といいう裁判の報告です。 現在同じ裁判が、東京の他、埼玉、京都、北海道で起こされていますが、 東京では5回の裁判が行われました。 争点がだいぶ鮮明になり、裁判長からも「裁判も終盤」を告げられました。 原告の側では、選挙権を行使するについて、国が能力を要件とすべき . . . 本文を読む

・「成年被後見人からの選挙権剥奪は違憲」という「憲法Ⅰ(第5版)」

2012-04-10 23:49:46 | 憲法問題
でました! 有斐閣「憲法Ⅰ(第5版)」 「民法上の成年被後見人たることの一事を以て、個別の投票能力を判断することもなく 一律全面的に選挙権を奪ってしまう上記公選法規は、違憲との譏りを免れ得ないであろう」 現在、被後見人になり選挙権を剥奪された障がいのある人が 選挙権を奪う公職選挙法は違憲だ、という裁判を行っています。 東京地裁も積極的に取り組んでおり 国会でも数回、質問され、問題ある制度だ . . . 本文を読む

・4.11シンポ「日本で原子力発電に反対するとどうなるのか」

2012-04-10 23:25:56 | 原発問題
ぎりぎりになってのお知らせですみません。 東日本大震災が引き金となって起きた福島第一原子力発電所の事故。 この事故に関する情報は私たちに正確に伝えられてきたでしょうか? また、原子力発電の安全性に対する疑問や“脱原発”を主張する声を大きなメディアは きちんと取り上げてきたでしょうか? このシンポジウムでは、“脱原発”の意見を公にして俳優の仕事が大幅に減ってしまった山本太郎さんと、 かつて朝日新 . . . 本文を読む

・東電「値上げ不応なら供給打ち切る」は嘘

2012-04-03 20:00:01 | 生活
原発に対してはずっとその危険性、問題性を訴えておられる河野太郎衆議院議員が 発信の“ごまめの歯ぎしり”というメルマガ ここに、「値上げ反対なら供給を打ちきる」といっている東電のこの発言は嘘だ 供給は打ち切れない、ということが書かれています。 なかなか国会での質問や政府の回答などに目の配れない私たちとしては 有益な情報だと思いました。 また、ニュースで 値上げを迫られて「電力が来なくなれば死活 . . . 本文を読む

・福島原発で働く人たち写真展~原発再稼働を言えますか?

2012-04-02 07:41:16 | 原発問題
福島原発で働く人立ちを写した写真展の紹介映像がありました。 http://kazumaobara.com/2012/03/reset-beyond-fukushima311.html 命を危険にさらして、「守らなければ」と語る様子をみて 70年近く前の特攻隊と似ていると思いました。 今自分の危険を顧みず働いて下さっている方たちは 正義感を持ってやって下さっていることも確かですが 生活のため、 . . . 本文を読む