2015年2月25日 ゼロプロジェクトによって、ウイーンの国連事務所において表彰を受けました。
ゼロプロジェクトが2012年から開催しているゼロ会議は今年、
政治参加と自立生活をテーマとして取り上げました。
日本は2013年5月の日本の成年被後見人の選挙権回復が革新的政策として表彰されたものです。
表彰式は国連ウィーン事務所で開催され、
原告の父親であり、原告を支えた名児耶清吉さん、国際的 . . . 本文を読む
プレスリリース (2015年2月19日)
被後見人の選挙権回復がウィーンで国際的プロジェクトにより表彰
「被後見人の選挙権回復」が政治参加の先進的政策として、
国際的なプロジェクトである「ゼロプロジェクト」によって、2月25日にオーストリアのウィーンで表彰される(*)。
「ゼロプロジェクト」はウィーンを本拠として、世界的に障害者の権利の実現を目指す取り組みである。
2013年は雇用、201 . . . 本文を読む
知的障害児の教員による虐待事件の第1回裁判報告(事件の概要は末尾に記載)
裁判傍聴にお越しいただいた方、案内をシェアして広報していただいた方、本当にありがとうございました。
10人弱の各紙の記者さんの傍聴もあり、傍聴席で多くの方が裁判のスタートを見守ってくださいました。
被害児のおかあさんの意見陳述もありました。
子どもの命を大切につなごうと必死に日々を送ってきたにもかかわらず、
学校で子ども . . . 本文を読む
障がい者の方の支援のための施設(東京都知的障害者育成会)
内で職員に性的虐待を受けた女児姉妹(現在はともに成人)の判決があり
慰謝料総額670万円で勝訴。
知的障がいある被害者は、法廷での原告質問はすることなく終わりました。
被害者のお話を聞き取った内容を供述録取書の形で証拠として提出しましたが、
供述の信用性について、
「通常では合理性を欠くと思われる内容を含むものであると指摘することができ . . . 本文を読む
本日2月1日、成年後見制度による選挙権剥奪問題について、東京地方裁判所に裁判を起こします。
平成12年にスタートした成年後見制度は、財産を管理してもらう等のサポートの必要な人が、その能力の低さの程度によって、後見・保佐・補助を利用することができる制度です。
ところが、この制度を利用すると、公職選挙法11条1項1号(被後見人には選挙権がないと定めています)によって、
選挙権を奪われてしまうのです。 . . . 本文を読む
先日、軽い知的障がいのある方たちが作っている新聞の記事について取材を受けるかたちでお話をする機会がありました。
5名の方たちで、障がい者虐待防止法(案)についての討論になりました。
過去の虐待事件についても、よく理解されていて、その被害の痛みや、軽視された人権の不合理性に、みんなで一緒になって憤って話しました。
そんな中で、裁判員制度のことについても話が及びました。
障がいがあっても裁判員になれ . . . 本文を読む
ご案内です
アジアでの人権裁判所を構想におく取り組みの一環としての会議です。
障害者世界人権会議in Tokyo 2009
公開シンポジウム 障害者権利条約とNPOの役割
・日時: 2009年7月18日(土)9:15~17:05
・場所: 東京大学本郷キャンパス経済学研究科棟 地下1階 第1教室
・定員: 200名(定員になり次第締め切ります)
・通訳: 日英逐次通訳、手話通訳・PC文字通 . . . 本文を読む
ある施設に入居されていた知的障がいのある43才の男性が亡くなりました。病死でした。息子さんを亡くした75才になるお母さんが、施設の保護者会にこられ、ご挨拶されました。
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わたしは、息子を先に逝かせて、見送ってから逝きたいと思っていましたが、実際に先立たれました。知り合いの障がいの子を持つ親御さんから「あなたが羨ましい」 . . . 本文を読む
『ケーススタディ障がいと人権』(生活書院)という本の出版記念のシンポジウムが開かれました。
障害者のある仲間が法廷を熱くした!~障害者への権利侵害事例と法廷での戦い
と銘打ったシンポジウムで、第1部のケース報告では先にもご報告した七生養護学校の裁判の勝訴判決の報告、支援費が不十分であったことを裁判所が実質的に違法と認めた「鈴木訴訟」、視覚障害のある高校数学教師の解雇及び休職命令無効事件、JR高架駅 . . . 本文を読む
「息子が警察に逮捕された」電話相談が来ました。
親御さんの心配は、通常親が考える『刑務所へ行くのか、執行猶予になるのか』ということ以前の息子の警察での生活です。
手錠をかけられ怯えきって震えていないだろうか。
「お前がやっただろ」と言われ、警官の目をのぞき込むようにしながら「はい」と答えていないだろうか。
自分がいじめられないですむ術を子どものころから覚えてしまった息子があわれにも警察の言うなりに . . . 本文を読む