杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・報告会「第5 回平和省地球会議in 南アフリカ」&“ワールドカフェ” で読み解く 平和省Q&A

2011-11-27 01:45:20 | 平和省
世界では、平和省を作ろうとしている国がいくつもあり、世界での会議を開いています。 日本にも、平和省を作ろうという活動をしている「平和省プロジェクトJUMP」という団体があります。 現在、平和省もしくはそれに近い省を持つ国は ソロモン諸島の「平和和解局」,ネパールの「平和復興省」、コスタリカの「司法平和省」、南スーダンの「平和省」があります。 南スーダンひとつとっても、平和省ができたから平和になっ . . . 本文を読む

・選挙権を持ってもいい人から選挙権を奪っている

2011-11-24 10:54:39 | 憲法問題
成年被後見人に選挙権を認めていないことがおかしい、という裁判を起こしていることは 何度かテーマにしています。 これは、大きく分けて2つ問題があって ひとつは、選挙権を持つのに能力が必要ですか? もし、必要だとしたらどんな能力ですか? という点。 もうひとつは、 現行法は選挙権を行使するには能力を必要としているように見え 後見が付くような人は選挙をする能力がない、として 被後見人から選挙権を奪っ . . . 本文を読む

長崎県が「教師のためのコンプライアンスハンドブック」

2011-11-16 08:59:10 | 教育
長崎県が、「教師のためのコンプライアンスハンドブック」をつくったということです。 長崎県では、自殺対策について、使いやすいハンドブックを作っているのを見ています。 作っただけではなく、実践的なものになることを期待したいです。 教師の管理の手段になったり責任回避への材料になったりしないように、 その活用を注目したいです。 「教師のためのコンプライアンスハンドブック」@長崎県教育委員会 http . . . 本文を読む

・セカンドチャンス!交流会 ~ 広島第1回

2011-11-15 01:54:17 | セカンドチャンス!
「セカンドチャンス!」は少年院から退院した者たち(当事者といいます)が中心となって、少年院退院者の社会での生活を支援しようとするNPOの活動です。 結成して約3年になります。 その活動の中心的なことに、交流会があります。 これは、当事者が主催の中心となって、地域で少年院出院者とミーティングを開くものです。 そのなかでは、最初に お金の貸し借りはしない、アルコール禁止、人の意見は批判などせずに「聞 . . . 本文を読む

・若者の「ひも」発言と【男女平等度日本は98位】

2011-11-05 01:30:42 | 女性
 世界経済フォーラム(WEF)が、政治、経済、健康、教育の4分野での性別格差を評価した国別ランキングを発表、日本は135カ国中98位で、前年から4位後退したとのこと。  その報告書の中で、日本については、女性の約半数が高等教育を受けているものの、指導的立場にいる女性は約9%しかおらず、女性の能力が生かされていないと評価されている。  1位 アイスランド  2位 ノルウェー  3位 フィンランド . . . 本文を読む

・成年後見選挙 「院内集会11/17」のお知らせ  

2011-11-05 01:08:02 | 憲法問題
院内集会のお知らせです  成年後見制度による選挙権剥奪を考える ~「もう一度選挙に行きたい」 選挙権の回復を求めて~ ※ 当事者の方たちのインタビューや日常の生活などの 様子を収録しましたので、映像で披露します。 平成12年に始まった成年後見制度は各地で利用が進み、障害のある人の親なき後の問題や権利擁護のために必要な制度となっています。しかしながら、成年後見制度を利用することにより、後見類 . . . 本文を読む