近時「司法面接」とか「事実確認面接」といった言葉を耳にされることもあると思います。
これは、おもに性的虐待を受けた子どもからの事実の聞き取りについて、最近、日本でも行われている、聞き取りの新しい取り組みです。
これは、そもそも子どもの供述というのが聞き取りの仕方によって大きく影響を受けること、影響を受けてしまった記憶は変質してしまうというエビデンス(実験による結果)に基づいています。
幼稚 . . . 本文を読む
ちょうど6年前に佐世保の小学校6年生の女児による同級生殺害事件があり、朝日新聞の取材を受けたことがありました。
その時に、生活が都市化し、核族化して、人の死に遭遇する機会が少なくなり、子どもには死への想像力の欠如がある。それを学校教育の中で子どもたちに教えられるのではないか、ということも話しました。
そして、その想像力の欠如の例として、2004年当時、その少し前にあった事件~ 数人の少年らが知 . . . 本文を読む
10年前から始めた少年犯罪被害者の支援のための弁護士のネットワークの集会です。
被害者のなかでも、加害者が少年だということで、そのプライバシー保護から、加害者の情報に近づくの難しく、また少年事件手続が早く進むことから、少年事件の手続を知った弁護士が被害者支援に当たらなければいけないと思い、弁護士有志で作ったネットワークです。
被害者支援の制度がこの10年で進みましたが、本当に被害者の方の思いに . . . 本文を読む