子供の心に迫る映画を配信しているムヴィオラによる4月18日からの映画
「子供の情景」のご紹介。
破壊された仏像が今も瓦礫となって残るバーミアン。
ここで、「どうしても学校に行きたい」と願う6才の少女が、ノートを買うお金を売るために町に出て卵を売ろうと悪戦苦闘する。
何とかノートを手に入れたが、学校に行く途中で少年たちに取り囲まれてしまう。少年たちは、タリバンを真似た“戦争ごっこ”で少女を怖がらせ . . . 本文を読む
2008年12月から、重大な事件を起こした少年の審判(家庭裁判所で開かれ非公開で行われる)に、希望をすれば被害者が傍聴できる制度ができました。
原則非公開の少年審判に、この被害者や遺族の傍聴を認める制度が導入されて以降、23事件で43人が実際に傍聴したことが最高裁のまとめによりわかりました。
制度導入後の3カ月間で、傍聴希望の申出があったのは、殺人や傷害致死、自動車運転過失致死などの25件。 . . . 本文を読む
3月23日 政府は、北朝鮮が発射する予定の「人工衛星」問題で、ミサイルなど一部が日本の領土・領海に落下する場合に備え、閣議決定をせずあらかじめ自衛隊法82条の2第3項に基づき浜田靖一防衛相が期限を定める「破壊措置命令」を国民に非公開で下すことを決定したということです。
この自衛隊法82条の2第3項は
「我が国に向けて弾道ミサイル等が飛来する緊急の場合における我が国領域における人命又は財産に対す . . . 本文を読む
3月26日に、中国海南島のいわゆる慰安婦事件の高等裁判所での判決がでました。この事件は、慰安婦事件最後の裁判といわれている事件です。
この事件について、東京高等裁判所第21民事部は、
被害女性らが、精神被害であるPTSDをこえて、「破局的体験後の持続的人格変化」(国際疾病基準ICD-10)に罹患しており、その被害は重篤で、既に償われたとか癒されたとかいうものではない」と強い調子で、被害の重さを認 . . . 本文を読む
中学1年の男子生徒たちが妊娠している教諭を「流産させる会」
をつくって嫌がらせをした、という記事を読み驚きました。
新聞報道によれば、今年1月から2月にかけ、1年の男子生徒たち11人が、妊娠中だった担任の女性教諭に対し「先生を流産させる会」を結成して、教諭の給食に異物を混ぜる、椅子に細工をするなどの悪質ないたずらをしていた、ということです。
学校は、
保護者同席の上で生徒たちに注意し、生徒たち . . . 本文を読む
!転送希望記事です!
東京都安全安心条例の問題点がメディアでも取り上げられる
ようになりました。
この条例は、外国人を差別し、路上での表現活動を排除するものです。来週3月27日には、都議会で採決されようとしています。
人が人を信頼する能力を奪う監視社会への批評のジェスチャーとして、3月22日(日) 午前11時から新宿アルタ前広場で問題提起のフラッシュモブが行われます。
フラッシュモブとは、不 . . . 本文を読む
海賊新法(案)をヤメ記者さんのブログで見つけました。
マスコミに率先して紹介すべし、書いておられるので、こちらにも掲載して、
一度読んでみましょう。
この法律で何ができて、何ができないか。
まずは、掲載だけです。
海賊新法(案)全文掲載
海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律
(目的)
第一条 この法律は、海に囲まれ、かつ、主要な資源の大部分を輸入に依存するなど外国貿易の重要 . . . 本文を読む
死刑判決について
このところ、死刑判決が増えています。また、死刑執行もここ数年増加しており、今年も既に4人が執行されています。
1993年(7人執行)
1994年(2人執行)
1995年(6人執行)
1996年(6人執行)
1997年(4人執行)
1998年(6人執行)
1999年(5人執行)
2000年(3人執行)
2001年(2人執行)
2002年(2人執行)
200 . . . 本文を読む
昨年9月3日に、1972年の沖縄返還をめぐり、日米両政府高官が交わしたと
される秘密文書の「報公開請求」をしたことを記事にしましたが、案の定、10月には外務省と財務省は「不開示(不存在)」との回答をしてきました。
そこで、予定通りではありますが、外務省と財務省の回答を不当とし、有識者やジャーナリスト等が原告となり(立正大講師の桂敬一氏とジャーナリ . . . 本文を読む
都議介入「不当な支配」との判決が昨日東京地裁で出されました。
2003年7月に、都議会議員3名が都内の七生(ななお)養護学校(現・七生特別支援学校)の性教育を視察し、性教育について教師等を誹謗し、恫喝ともいえるような言動で威圧。血のにじむ思いで教師等が編み出した、知的障がいのある子どもたちの生活に密着した性に関する教育教材などを没収していったものです。この際に都教委区委員会や校長ら教育現場を守る . . . 本文を読む
インターネットの産経新聞で 【都が小学生に「自尊教育」導入へ 】
という記事を見て、この「自尊」の内容には、やっぱり注目せざるを得ません。
しかも、4月から小学校で試験的に自尊教育を実施するということです。
自尊心については、昨年の田母神論文事件でも明らかになったように、国や公共団体が何を尊いと考えているかについては、まず検証しなければならないと思います。
そしてその前に、なぜ子どもたち . . . 本文を読む
昨日、「女性と貧困」というテーマで、母子家庭を巡るシンポジウムが日弁連主催で開かれました。
あいにく、このシンポには出られなかったのですが、「貧困」が社会的な問題となるなか、母子家庭はいっそう厳しい状況におかれており、それが大きなテーマとなったはずです。
2002年以降の法改正により、児童扶養手当が削減され、生活保護の母子加算が廃止される一方、就労支援及び養育費の支払い確保等により、自立をめざす . . . 本文を読む
2月待つから3月1日まで北海道旭川に行ってきました。
付添人交流集会という学習会で、毎年、一度子どものことに関わる弁護士有志があつまるのですが、今年は会場が旭川でした。
今年は、5月から始まる裁判員制度において、少年の事件についても、公開法廷で行われる種類の事件(主に重大な事件です)があり、その場合には裁判員が子どもの事件についても判断をすることになるので、それに伴う新たな問題点などを話し合いま . . . 本文を読む