・若者の「ひも」発言と【男女平等度日本は９８位】

　世界経済フォーラム（ＷＥＦ）が、政治、経済、健康、教育の４分野での性別格差を評価した国別ランキングを発表、日本は１３５カ国中９８位で、前年から４位後退したとのこと。

　その報告書の中で、日本については、女性の約半数が高等教育を受けているものの、指導的立場にいる女性は約９％しかおらず、女性の能力が生かされていないと評価されている。

　１位　アイスランド
　２位　ノルウェー
　３位　フィンランド
　４位　スウェーデン

下位５カ国はサウジアラビア、マリ、パキスタン、チャド、イエメン

　米国は前回から２つ順位を上げ１７位、ロシアも２つ順位を上げ４３位、中国は前回と同じ６１位にランクされた。

　報告書では、健康面と教育面では男女の格差がほぼ埋まった一方、
　経済面や政治面では依然として、男女間には大きな格差が残っていると指摘されているとのこと。

　
こんな情報を聞いて、日本はなぜ世界の中でもこんなに平等が実現されていないんだろうとおもっていたところ
どういうわけか偶然にも１０代後半の青年が２人、まったく違う機会に
　『男の人で働いてないと「ひも」と言われるんですよね～』
　『女性で結婚して家事だけしていても主婦なのに、男性がそうしていると「ひも」といわれるのはおかしい』
というのを聞いた。

最近では、男性が家で家事をすることもあるし、夫婦でも適性があれば、女性が外、男性が内で働いても
おかしくないという考えもだいぶ広まってきていると思っていたのだが
若い人が、どこで「ひも」なんて言葉を聞いてきたのか。
放っておいても、こういう知識とか感覚の刷り込みがあるというのが、９８位を基礎づくっているのか？