風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

JUDAS PRIEST [Breaking The Law]1980

2017-03-21 05:52:46 | 今日のメタル










こんなやかましい銀行強盗はおらん!(笑)


盗んだのは、何故か自分達か獲得したはずのゴールドディスクだし(笑)、警備員は何故か追いかけずに段ボールのギター弾きまくってるし、何とも珍妙(笑)。


曲構成は鋭いリフが気持ち良い、ヘヴィ・メタルの教科書的傑作。これで休み明けのボケた頭をスッキリさせてね。


いってらっしゃい!

様々

2017-03-20 04:56:18 | つぶやき









「たかが○○」とかって、特定の物事を最初から舐めてかかってまともに見ようとしない。

とても傲慢だし、勿体ないと思う今日この頃です。


どんな角度からだって、この世の事象を語ることは可能なのですよ。すべては、


繋がっているのだから……。









教育という観点からも、ももクロを語ることは可能なようです。


あれほど一人一人の個性がバラバラなのに、あれほど纏まっていられるのは何故なのか。実はとても興味深いことなのですよ。


えっ?ホントは仲悪いに決まってる?女子のグループなんてそんなもん?アイドルなんてそんなもん?


出ましたね、どうせ○○

たかが○○



勿体ないよ、そういう考え。










映画『幕が上がる』の続編の脚本が、すでに3分の2ほど書きあがっているらしい。

楽しみだー!




というわけで、とりとめのないまま、今日の記事終了。



これが「世界」だよ(笑)




『べっぴんさん』 第24週 「光の射す方へ」

2017-03-19 10:52:13 | エンタメ総合










世代を越えて伝えていくべきもの。というテーマが、いよいよ明確になってきましたね。



終戦後の混乱期、ものの無い時代に子供を育てた苦労を通して、お母さんたちの助けになりたい、赤ちゃんの笑顔が見たい。

そんな想いが、キアリスの母体になってる。


その想いを後世に伝えるため、自費による映画制作を決定。スタッフ、キャストが身内ばかりの中、カメラだけは龍ちゃんの知り合いでプロのカメラマンにまかせることに。

このカメラマン・亀田(上地雄輔)のちょっと胡散臭げで、それでいて熱い感じが良かった。上地さんをキャスティングしたのは大正解でしたね。



この映画制作と、ビジネスの展開に悩む健太郎くんの姿が並行して描かれる。なにを目的とするのか、なにをもって「成功」とするのか。


完成した映画を観ることで、その答えが得られることは分かり切ってるわけですが(笑)期待通りの展開に視聴者大満足(笑)。これぞ正攻法のドラマの醍醐味ですねえ。


これで健太郎くんも落ち着いたし、良い展開です。



今週の紀夫さんはいつにも増してカワユかったですねえ(笑)。栄輔くんが皆に頼りにされていることに、いい年こいて対抗意識意識を燃やして(笑)的外れなことを言ってしまったり、でもそういうちょっとボケたところが愛されてる。良いキャラです。



やたらと人をバシバシ叩く良子ちゃんはすっかりオバチャンだし(笑)、現場の良い雰囲気が伝わってくる、朝ドラらしい気持ち良さに溢れてる。

良いドラマですねえ。




さて、次週はあのワンピースの子が大人になって登場するようですね。乞うご期待!

追悼 渡瀬恒彦

2017-03-18 04:58:11 | エンタメ総合









渡瀬さんに常に付いて回っていた、「芸能界最強伝説」の噂。

安岡力也を駐車場で叩きのめした。

松田優作を秒殺ノックアウトした。

岩城滉一をボコボコにし、舘ひろしを川に投げ込んだ等々。多少の尾ひれはついているでしょうが、そんな言われ方をされる程に強かったのでしょう。



普段はとても優しい方なのですが、いざという時の度胸の座り方が半端ではないのでしょう。知り合いの学生が暴力団事務所に連れ込まれたのを知るや、単身その事務所に乗り込み、無事に学生を救出した事もあったそうです。

ある映画の打ち上げの席で、某俳優と監督が口論をはじめ、今にも殴り合いの喧嘩が始まりそうになった時、止めに入った渡瀬さんが俳優の胸倉を掴んで強引に席に座らせた。

言葉を発する必要すら無く、それでその場を収めてしまった。誰にも有無を言わせぬ、恐ろしい程の「気」を発していたのでしょうね。




昭和の役者さんには、その心に激しい「修羅」のごとき熱情を抱えている人が多かったように思います。その修羅を演技の方向に向けることで、なんとか日常性を保っていた、そんな方たちが。


芸事とは神に捧げるものであり、それは非日常のもの。だから芸能者はかつて、非日常の存在だった。だから彼ら芸能者は恐れられ忌避された。


そしてなにより、修羅もまた神の一側面。だから芸能者は修羅を表現するため、修羅を己の中に積極的に取り込んだ。



最近、薬師丸ひろ子さんが主演した映画『セーラー服と機関銃』を久々に観たのですが、薬師丸さん演じる星泉が機関銃をぶっ放したあと放心状態になる。その薬師丸さんの肩を、いたわるように優しく抱きながら、周囲の敵ヤクザたちに獣のような鋭い視線を向ける迫真の演技!!

そこには「修羅」がいました。




もっともこの「修羅」に関しては、平成以降随分変わってきたような気がします。今の若い役者で、渡瀬さんほどの修羅を抱えている方がいるでしょうか?

それが良いか悪いかではなく、時代は変わったのだなと思う、今日この頃。








晩年の作品では、ドラマ『警視庁捜査一課9係』が好きでした。


個性的なレギュラー・メンバーがアドリブを飛ばしまくる現場を、緩やかな統一感で見事にまとめ上げている渡瀬さんがそこにいて、とても楽し気な現場の雰囲気が伝わってくるドラマでした。

あの楽しさは、渡瀬さんが現場を緩やかに、でも的確にまとめ上げていたからこそのものでしたでしょう。何と言いますか、修羅を抱えて歩み続けた俳優道の行き着いた先が、あの撮影現場のごとき「境地」であったとするなら、

修羅も無駄ではなかったのだろう。



渡瀬恒彦、享年72歳。その抱えた修羅で、我々をドキドキワクワクさせてくれた名優に、感謝と哀悼の意を込めて



合掌。

X JAPAN [Rose Of Pain] 1989

2017-03-17 03:46:52 | 今日のメタル












ドキュメンタリー映画『We Are X』のオリジナルサウンドトラック盤が、なんと!U.kロック・チャートで1位になりました!!

快挙ーーーーっ!!!!!!!


メジャーデビュー以来およそ30年。1時期は解散状態に陥り、HIDEとTAIJIの死。Toshiの洗脳騒動と、様々な悲劇苦悩、苦難を乗り越え復活。


途轍もなく「ドラマチック」なバンドだと申せましょう。



YOSHIKIはこのドキュメンタリー映画に関し、「生きることに悩んでいる人の役に立てれば」との想いを語っています。

実際この映画は、「魅惑的である」との評価を受け、アメリカのサンダンス映画祭はじめ、世界中で賞を取っています。そうして今回のU.Kロック・チャート1位という快挙。

そのバンドの壮絶な歩みや、存在感もさることながら、やはり楽曲が高く評価されたからこその快挙なので、

日本人としてとても嬉しく、誇らしく思います。




音楽への「真剣」な「情熱故に、彼らは強引に突き進みあちこちぶつかって、大怪我をして、ボロボロになって、

死の汀まで行って


それでも、前に進み続けた。



少なくとも彼らは、自分たちの夢を実現させるという真剣な情熱を保ち続け、つき進み続けた。

一体その情熱を、その真剣さを、

誰が嘲笑うことが出来るというのか?




決して他人に推奨できる生き方ではないけれど、こんな生き方しか出来なかった彼らを、YOSHIKIを


愛おしくさえ思う。


その傷跡さえ、美しく感じるほどに。





これもまた、人間の一つの姿だ。




美しい傷跡故の曲

X JAPAN[Forever Love]1996

露口茂

2017-03-16 13:14:57 | 名バイプレーヤー










はい、山さんです。えっ?知らない?ウッソー!?あなた、いくつ?



俳優、露口茂。90年代半ば以降、何故か俳優としての活動を一切停止され、現在の詳細は不明。


露口さんといえば『太陽にほえろ!』の山さんこと、山村刑事役が有名。この山さんのイメージが強烈過ぎて、他の役が思い浮かばない。結構幅広く活動されていたのですが、もう全部山さんに上書きされちゃって(笑)、それくらい山さんはハマり役でした。



ものを考えたりする時に、右手の人差し指をピンと立てて、頭に当てるんですよね。この仕草がカッコよくてね、よくマネしたものです。とんねるずのノリさんとか、コントでやってましたね、同世代ですから(笑)。

捜査一係の室内で刑事たちが会議をしていると、やにわにドアを開けて入ってきて「話は全部聞いた」と、自分の推理をいきなり滔々と述べる。

立ち聞きしてたんかい!とツッコミを入れる人は誰もいませんでしたね(笑)だって!山さんカッコイイんだもん!だから、よく考えたらおかしなシチュエーションが成立しちゃうんです。まあ、当時はエンタメにたいして世間全般がおおらかだった、ということもあるのでしょう。

昭和のエンタメ、という感じですねえ。


山さん以外では、海外ドラマ『シャーロック・ホームズ』で主役のホームズを演じたジェレミー・ブレットの声の吹き替えや、アニメ映画『耳をすませば』のバロンの声など、声優としても活躍されていました。



いやー、山さん、懐かしいなあ。

有安杏果生誕祭 2017

2017-03-15 00:00:00 | ももクロ









本日、3月15日は、ももクロの「小さな巨人」、我らが有ちゃん、有安杏果さんの22歳の誕生日です!


おっめでとー!!!!!!



あの「ノドが~」のCMの子が、もう22歳かあ。何とも不思議と感慨深いものがあります。



「ノドが~」(当時13歳)



今年はソロ・ライヴ・ツアーも決まっているし、「シンガー」有安杏果としての、飛躍の年になることを密かに期待しつつ、でも一歩一歩着実に歩を進めていくんだろうね、杏果は。


杏果は杏果らしく、頑張ってね。

私は頑張る杏果が、大好きだ~~!!!


でも無理は禁物ね。



とにもかくにも22歳。おめでと~~!!!!!





地球〈テラ〉へ… エピローグ

2017-03-14 03:40:07 | 雑論





この作品には、最後に短いエピローグが付加されています。


********************



S.D体制崩壊より遥かな年月が経ったころ。


宇宙空間を航行する一台の宇宙船。これが宇宙に出て以来20数年ぶりに、他の宇宙船と遭遇します。



両者は連絡を取り合いドッキング。両船の乗員は共に、地球人類と同じ姿をしていました。



両者共に目的地は、古い記録に残されていた美しく青い星、


地球〈テラ〉。


その古い記録を見た時に何故か感じた強い郷愁の念。


彼らはその念に導かれ、宇宙へと旅立ったのです。


両者の船内には、10歳前後の男の子と女の子がそれぞれ一人づつ乗りこんでおりました。男の子が好奇心から女の子の手を掴んだ途端、

二人の頭の中に浮かんだ、共通の記憶。



そこには、ジョミーが、キースが、

ソルジャー・ブルーが、フィシスが。


共通の記憶を持つ二人は、忽ち打ち解けていく。



彼らは、宇宙の彼方へと旅立っていったトオニィたちナスカ・チルドレンの、子孫でしょうか。



強い想いは世代を越えて、「命」の中に伝播していく……。




エピローグの最後は、10歳の少年の姿をしたジョミーが、太陽をサッカーボール代わりに蹴っ飛ばして遊んでいる姿で幕を閉じます。


ジョミーは宇宙に遍く充ち満ちるエネルギーの一部となって、

永遠に生き続けている……。


********************




多角的なテーマを幾重もの伏線の中に折り込み、一つの物語に収束させていくストーリー・テリングの見事さ。

そのテーマ性は時代を超越し、これが70年代後期に描かれた作品とは思えぬ程の新しさを常に保っているように私には思える。



日本のマンガ文化のレベルの高さは、昨日今日できたものではありません。この凡そ40年前に描かれた作品に息づく、日本のマンガ文化の底深さを、


是非にも味わっていただきたい。



素晴らしき哉、日本のマンガ文化。


素晴らしき哉、日本文化。


素晴らしき哉、


ニッポン!






これにて全編の終わり、で



ありやす。

地球〈テラ〉へ… 最終章 『地球〈テラ〉へ…』

2017-03-13 04:32:09 | 雑論









地割れに飲み込まれ、地底深く落ちていくキース。その落ちた先にいたものは。



「私はコンピューター テラ」

コンピューター テラは答えます。ヒトがマザー以上を求めた時に目覚めるためにいると。




S.D体制とミュウの秘密について、コンピューター テラは語り続けます。


それによれば、ミュウの誕生はS.D体制発足の10年前から始まっていたのです。


人類の未来を託すべきは旧人類かミュウか。コンピューター テラを作った化学者たちは二つの選択肢で悩みました。


コンピューター側はほぼミュウという答でしたが、政治家は全員それはノーとの結論だった。

そこで、旧人類の性質に合わせてS.D体制が構築された。


しかし、自然発生的に生まれるミュウの因子を、人類の遺伝子から完全に抹消してしまうのは、神への冒涜に等しい。そこで、ミュウのの因子を残しながらミュウを弾圧し続けるという矛盾したプログラムを、マザーは施されることになったわけです。


そうして旧人類とミュウとの「決着」が付き、マザー以上のコンピューターが必要となったとき、コンピューター テラが目覚める。



地球今新たな胎動を始めようとしている。マグマが活発に動きはじめ、大規模な地殻変動が起きようとしている。しかしコンピューター テラなら、それを制御することも出来る。


さあどうする?コンピューター テラはキースに訊ねます。選択肢は君にある。


キースは思います。ミュウは、彼らは、

誰の助けもなく


生きた……。


キースはコンピューターに手を掛け、起動スイッチをオフにします。完全に機能停止するコンピューター テラ。



ふと虚空を見上げ、キースが呟きます。


「そこにいるんだろう?ジョミー・マーキス・シン。さあ今度こそ俺を殺せ」


見えない手が伸びキースをサッと撫でる。ゆっくりと斃れるキース。








大地殻変動が起こり、ミュウと旧人類との区別なく災厄が襲います。建物はすべて倒壊し、大自然の中に投げ出される人々。朝日が昇る中、1人の女性の下に人々が集まってきます。その手を握ると、不思議と心が安らぐ、恐さがなくなる。

人々はこぞってその女性、フィシスの手をとり、「女神」と崇めました。






ジョミーの死を嘆き、うずくまりながら宇宙空間を漂うトオニィ。そんなトオニィをナスカ・チルドレンが連れて行きます。


遥か宇宙の彼方へ。







人々は大自然の中に投げ出され、もう一度「初め」からやり直す。


今度こそ「失敗」は許されない。


今度こそ。




********************



壮大な物語でした。


これは遥か未来の物語とされていますが、あるいは人類は遥かなる太古の昔より、「同じ事」を何度も繰り返してきたのかも知れません。


そして、今も。


今度こそ失敗は許されない。



今度こそ。





END