もうね、カイロ・レン、カイロ・レン、何はなくともカイロ・レンですよ。
前作に初登場したときから、「カイロ・レンは面白い!」と連呼してきた私ですので、今作でのカイロ・レンの物語中での立ち位置は、そんなに予想外ではありませんでしたね。カイロ・レンがある意味物語の中心になっている。
前作では、「カイロ・レンなんて大したことない」と評した方々もおられたようですが、まあ、なんと申しましょうか。
「ザマあみろ!!!!」
で、ございます(笑)
私の目は狂っちゃいなかった、と自画自賛したところで(笑)
今作に関しては、余り詳細を書かずにおこうと思います。是非とも観て頂きたい。直接に
あなたの目で。
今までのスター・ウォーズにはなかったくらいに、ドラマが分厚い。登場人物が結構多いのですが、それぞれのキャラクターにしっかりとしたドラマや見せ場があって、でも複雑な話はなっておらず、わかりやすい。
それぞれの人物たちのドラマが重層に重なり合って、でも基本のストーリー展開を邪魔してはおらず、分厚くてわかりやすいという、なかなか稀有な物語に仕上がってます。
ストーリーは、『帝国の逆襲』および『ジェダイの帰還』2作品へのリスペクトを絡ませながらも、その2作のさらに斜め上をいったストーリーというべきか。随所に上記2作品への明らかなリスペクトと思われるシーンを入れ込み、ファンを喜ばせつつ、今までとはちょっと違う、でもやっぱりスター・ウォーズだなと納得させる。そんなストーリー。
一人の人間の中にある善と悪、光と闇の相克。それはときに人を間違わせ、失敗させ、失意と後悔の念を呼び起こす。
しかしそこから学ぶことで、新たな希望を呼び起こすこともできる……。
レイも、カイロ・レンも、ルーク・スカイウォーカーも、みんなみんな、
己の中で、善と悪、光と闇が闘っている。
思った以上に、見ごたえありましたよ。
公開前には「予想外の展開!」とか散々喧伝してましたけど、私にとってはそうでもなかったなという感じ。そんなことより、とにかくドラマが良い!是非にも
観て頂きたい。
これ、良いです。
今朝の地震は、大丈夫でしたか?