風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

Ozzy Osbourne [Mr.Crowly] 1980

2016-09-27 04:38:20 | 今日のメタル










24歳で早逝した天才ギタリスト、ランディ・ローズ在籍時の貴重なスタジオ・ライヴ映像。

曲のタイトル『ミスター・クロウリー』とは、20世紀最大の魔術師といわれたアレイスター・クロウリーのことです。



アレイスター・クロウリーは、ザ・ビートルズのアルバム、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のアルバム・ジャケットにも登場している人物で、60年代~70年代にかけて、多くのアーテイストにある種の「思想的」影響を与えた人物といっていいでしょう。


ロックとスピリチュアリズム、ロックとオカルティズムとの関係性の元となった人物、かもしれません。


レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが、ネス湖畔にあったクロウリーの屋敷を購入した、なんてエピソードもあったようです。その後どうしたのかは知りませんが……。



この曲は、そんなクロウリーに対し、オジーが「決別」を宣言している曲なんですね。決して讃えているわけではない。そこが面白いところです。



ランディ・ローズのクラシックをベースとしたギター・プレイは、まだまだ粗削りだけれども、惹きつけられるものがあります。もしも存命だったならば今年で57歳、どんなギタリストになっていたことやら……。




バンド・メンバーはキーボードに重鎮ドン・エイリー。ドラムにはトミー・アルドリッチ。ベースにルディ・サーゾ。錚々たるメンバーです。

曲のテンポがなぜか若干遅いし、スタジオ・ライヴということもあってか、オジーは今一つ乗り切れていない感じ。その分バンド・メンバーが奮起して演奏してますね。その演奏を突っ立ったまま、楽し気にただ眺めてるオジーの姿に妙な微笑ましさを感じてしまうのは、オジーの人徳(?)故か。




いずれにしても在りし日のランディの貴重なる雄姿。目ん玉ひんむいてとくと見よ!

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4 コメント

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にゃは☆ (たま♪)
2016-09-27 20:45:24
http://contentsleague.jp/img_artist//vibz5091.jpg

この人達~、Ozzy Osbourne をもじったユニット名なのに、別にファンではないらすぃ~。
篠宮君はお笑い向上委員会に出てました☆
って、スレ違い?
こりゃまった失礼しますた~☆
↓ふなっしーはオジーに憧れていたようですが。。。
http://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20141205/2045123_201412050032077001417726847c.jpg
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Unknown (薫風亭奥大道)
2016-09-28 04:02:14
たま♪さん、おじんオズボーンという名前というか、そういう表現というか、それは結構昔からあったように思います。どこかで聞きつけたのでしょうね。
ふなっしーは本当にオジーのファンだったようで、オジーとの対面は面白かった~(笑)
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Unknown (玲玲)
2016-09-28 07:26:40
伝説のギタリスト、ですね。
ローリングストーンが選ぶ、偉大なギタリスト100とかありますが、これは何を基準なのだろうか、と思います。
薫風亭さんの好きなギタリストは?
私はゲイリー・ムーアかもです。技術とかは分からないけど、聴いてて観てて心地よい。

あっ、ハートが天国の階段をカヴァーしているの、知ってるかもだけど、貼ります。これはなんか鳥肌立ちました。

https://m.youtube.com/watch?v=znjPevLr7e0
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Unknown (薫風亭奥大道)
2016-09-28 21:45:26
玲さん、私はギターを弾けないので、具体的なことは言えませんが、最初にカッコいいと思ったのはリッチー・ブラックモア。次にマイケル・シェンカー。そしてゲイリー・ムーアです。
ベック、クラプトン、ペイジのいわゆる三大ギタリストには余り興味がありません。クラプトンは少し良さがわかるかな(笑)。
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